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法正の部隊は張郃が守る処に到達。
その頃、黄忠は見事に夏侯淵を討ち取っていた。

法正「では、漢中は頂くとしましょう」

法正は生き生きとした様に言う

張郃「この美しい地は誰にも渡しません!」

張郃は奇妙なポーズを取り構える。

法正は構わず張郃をユリの武器で薙ぎ倒していく。

ユリ「さすがっス‼︎カッコイイ‼︎」

法正「フ、よそ見してる余裕があるなら残りの兵は任せましたよ」

ユリ「うっ、はーい」

ユリは鞭を構え敵兵を倒して行く。


そして蜀軍は見事に漢中奪還に成功した。


張飛「やったぜ‼︎俺たちはとうとう曹操から土地を奪ったんだな‼︎」

孔明「ええ、しかし油断は禁物です。曹操軍は直ぐに奪い返しに来るでしょう。今のうちに防備を固めておきましょう」


⛺️


ユリは洗濯物を干してる中、馬超が腕を押さえて歩いているのを見かけた。

ユリ「馬超殿、その腕‥」

馬超「ああ‥ちょっと油断してな‥俺とした事が‥」

馬岱「若‥気持ちは分かるけどそんな怪我じゃ無理は禁物だよー」

ユリ「あの‥良ければ診せて下さい。」

馬超「しかし‥」

リュオ「馬超の旦那。ユリは俺より医学に詳しい。腕もたしかだぜ。騙されたと思って診てもらった方が良いですよ。」

馬超「そうなのか?なら頼む!」

馬岱「それなら俺からもお願いしますよ!ユリ殿」

ユリ「はい。リュオ私の鞄持って来てくれる?」

リュオ「はいよ」

ユリ「馬超殿、腕は痺れたりは?」

馬超「ああ、ビリビリしたり腕はが動かし難い時がたまに‥」

ユリは馬超の腕を診て左慈からもらった薬ではなくても治ると判断して、自分の薬を馬超に処方した。

ユリ「これで大丈夫だと思います。もしまた痛み出したら直ぐに言って下さい。」

馬超「ああ、ありがとう。」



そしてたった2、3日もしない間に漢中を奪い返そうと、曹操自ら軍を率いて来た。








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