ててご夢、龍如夢共通。
最後の晩餐
おなまえ
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いつものゲーム。いつものように椅子に座りため息をついた瞬間に私は悲鳴を上げていた。
「ぎゃあああああ、か、か、監視者ああぁ。」
「い゛いい!?な、おい、きゅ、急に叫ぶなよ。びっくりしたじゃねーか。」
ウィリアムは胸の辺りを抑えながら私を睨み付けていた。
「ちょっと!怒るベクトル違うよね?前向いたら目の前に監視者が居たのよ?叫ぶでしょ、普通。」
「……確かにそうだね、権兵衛。……僕達の方見てるね。」
トレイシーは冷静に私の後ろから観察していた……流石ちゃんと肉壁を用意してって……、え。
「……怖いね。」
メモリーもトレイシーの隣から覗いていた。
もうこの際良いよ、肉壁で。
「とりあえず引っこ抜いて投げておくよ?怖いし。」
掴もうと手を伸ばしたらズサササササと走り出し、机を飛び降り、床をそのまま走って行った。
「ぎぃいいいいいいいいいいいい。」
その姿は例の黒光りの何某を彷彿させ、頭のてっぺんからつま先まで悪寒に包まれ背筋がゾクゾクとした。
「……権兵衛って虫嫌い?」
「ゴキブリだけね。カサカサ音がするのも、あのスピードも、そもそも見た目から無理。」
「な、なんだ?目の前に何か来たぞ!?」
皆の席にはそれぞれ質素な食べ物が置いてあるのに、私の机だけはお皿の上に銀色の金属で出来た半球……そう、クローシュが被せられたまま置かれていた。
「……あ、開けてみろよ。時間、ないぞ?……な?」
いつの間にか全員が私から距離を取りこちらの様子を見ていた。
……………………。肉壁が開けてやるわよっっ。
→リッパーの場合
→白黒無常の場合
→バルクの場合
→ジョゼフの場合
→ルキノの場合