男主攻め
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「な、なぁサラ!俺どうしたらいいと思う!?」
知らん。そんなこと私に聞くな。
…………と、今すぐに匙を投げたいと、心から思ったが、そうにもいかない。
田綱丈。
私の親友であり、神城悠斗の恋人……でもある。
本人達から明言はされてないものの、高校全体で認知されている(ラブラブ)カップルである。
彼らのせいで何人かが腐の世界にお目覚めになってしまったらしいが、まぁそれはともかく。ジョーの後ろにはニヤニヤと話を盗み聞きしているクラスメイトが。今後私に話を聞いてきても疎まないから、頼むから助けてほしい。
そんな思いを込めて視線を後ろにやるがそろりと目を逸らされた。くっ………!
諦めてジョーから話を聞いてみれば、今度初デートらしい。へー、まだデートしていなかったのか。
それで行く時の服に悩んでいる…ということだそう。
ジョー………お前は恋する乙女か…
いや、そうだった。
「いっそのこと本人に聞けばいいじゃないか…。」
「そんなんできたら苦労しねぇよ!」
あいつ喜ぶと思うけどな、俺の恋人がこんなにも可愛い…!!って。ジョーが私にいちいち相談してることでも嫉妬してるし。器の狭い男だ全く。
「はぁ……じゃあそのデートの前に、服買いにいくか。」
「マジで!? 神様仏様サラ様!!」
「今度駅前に出来たスイーツでいいぞ。」
「喜んで奢らさせていただきます!!」
流石、サラに相談して正解だったぜ〜と満面の笑みを浮かべるジョーに笑みが零れる。こういうとこがあるからどうも断りにくいんだよな……。
そしてジョーと出かけるけどやましい事はないですよと伝えるため、先程までの会話(録音)を神城に送りつける。
即既読がつき、『え、俺の恋人可愛すぎない……?』と返信が返ってきた。あまりに予想通りでまたも笑ってしまう。
結局、彼らに手を貸してしまう私もきっと大概どうしようもないんだろうな。
知らん。そんなこと私に聞くな。
…………と、今すぐに匙を投げたいと、心から思ったが、そうにもいかない。
田綱丈。
私の親友であり、神城悠斗の恋人……でもある。
本人達から明言はされてないものの、高校全体で認知されている(ラブラブ)カップルである。
彼らのせいで何人かが腐の世界にお目覚めになってしまったらしいが、まぁそれはともかく。ジョーの後ろにはニヤニヤと話を盗み聞きしているクラスメイトが。今後私に話を聞いてきても疎まないから、頼むから助けてほしい。
そんな思いを込めて視線を後ろにやるがそろりと目を逸らされた。くっ………!
諦めてジョーから話を聞いてみれば、今度初デートらしい。へー、まだデートしていなかったのか。
それで行く時の服に悩んでいる…ということだそう。
ジョー………お前は恋する乙女か…
いや、そうだった。
「いっそのこと本人に聞けばいいじゃないか…。」
「そんなんできたら苦労しねぇよ!」
あいつ喜ぶと思うけどな、俺の恋人がこんなにも可愛い…!!って。ジョーが私にいちいち相談してることでも嫉妬してるし。器の狭い男だ全く。
「はぁ……じゃあそのデートの前に、服買いにいくか。」
「マジで!? 神様仏様サラ様!!」
「今度駅前に出来たスイーツでいいぞ。」
「喜んで奢らさせていただきます!!」
流石、サラに相談して正解だったぜ〜と満面の笑みを浮かべるジョーに笑みが零れる。こういうとこがあるからどうも断りにくいんだよな……。
そしてジョーと出かけるけどやましい事はないですよと伝えるため、先程までの会話(録音)を神城に送りつける。
即既読がつき、『え、俺の恋人可愛すぎない……?』と返信が返ってきた。あまりに予想通りでまたも笑ってしまう。
結局、彼らに手を貸してしまう私もきっと大概どうしようもないんだろうな。