第一章後編
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…………。
私の役職は『平民』……。
逆に幸運だったな。『鍵番』ならともかく……
『身代わり』や『賢者』は危険だし。
このルールをまとめるに、
出来れば役職持ちは予選投票で落とした方がいいな。
鍵番は選ばれると危険だし…賢者がいると、誰が鍵番か分かる。身代わりは……言うまでもないだろう。
……最低、『2人』死ぬ、か……。
全員生存する道はない、ってわけか。
『ナギサさん、ボクたちがすることは何かあるかな?』
……今は、ないよ。
『……え? それじゃあ、2人死んじゃうんじゃ__』
まだ、その時じゃないんだ。
……次のフロアくらいまでの時間がほしい。
『……? 分かったよ。キミがそう言うのなら。』
狛枝くんは元の場所に戻ったようだ。
『……おい』
まだ誰かの声が聞こえる。今度は__
『聞こえているか、紫藤ナギサ。』
……モニターから?
「えーっと…これ、録画じゃないんですか?」
頭の中から聞こえてるかと思ったら、喋っていたのはモニターだった。さっきまでは……録画…だったよな?
『…さっきまでのはな。それより…貴様に聞きたいことがある。』
「えー……なんですか?」
ホエミーが私に聞きたいこと…ってなんだろうか。
『江ノ島盾子の居場所を知らないか?』
「……………は?」
それは、私が忘れようとしていたこと。
信じられなかったことだった。
「……知ってるもなにも、それを知りたいのはこっちなんですが?私が彼女がどこにいるかなんて知るわけないじゃないですか。」
『………そうですか。聞きたいことはそれだけです。
メインゲームでお会いしましょう。
……彼女なら…知っていると思ったのだが…………』
そして、モニターはぶつりと切れた。
私なら…ね……。
水を飲み、大きく深呼吸をする。
"生き方"は決めた。
あとは……それをやり遂げるだけだ。
『時間になりました。
皆様 画面向かい側の扉から 会場へお向かい下さい
検討を祈っております……うふふ、あはは…』
私の役職は『平民』……。
逆に幸運だったな。『鍵番』ならともかく……
『身代わり』や『賢者』は危険だし。
このルールをまとめるに、
出来れば役職持ちは予選投票で落とした方がいいな。
鍵番は選ばれると危険だし…賢者がいると、誰が鍵番か分かる。身代わりは……言うまでもないだろう。
……最低、『2人』死ぬ、か……。
全員生存する道はない、ってわけか。
『ナギサさん、ボクたちがすることは何かあるかな?』
……今は、ないよ。
『……え? それじゃあ、2人死んじゃうんじゃ__』
まだ、その時じゃないんだ。
……次のフロアくらいまでの時間がほしい。
『……? 分かったよ。キミがそう言うのなら。』
狛枝くんは元の場所に戻ったようだ。
『……おい』
まだ誰かの声が聞こえる。今度は__
『聞こえているか、紫藤ナギサ。』
……モニターから?
「えーっと…これ、録画じゃないんですか?」
頭の中から聞こえてるかと思ったら、喋っていたのはモニターだった。さっきまでは……録画…だったよな?
『…さっきまでのはな。それより…貴様に聞きたいことがある。』
「えー……なんですか?」
ホエミーが私に聞きたいこと…ってなんだろうか。
『江ノ島盾子の居場所を知らないか?』
「……………は?」
それは、私が忘れようとしていたこと。
信じられなかったことだった。
「……知ってるもなにも、それを知りたいのはこっちなんですが?私が彼女がどこにいるかなんて知るわけないじゃないですか。」
『………そうですか。聞きたいことはそれだけです。
メインゲームでお会いしましょう。
……彼女なら…知っていると思ったのだが…………』
そして、モニターはぶつりと切れた。
私なら…ね……。
水を飲み、大きく深呼吸をする。
"生き方"は決めた。
あとは……それをやり遂げるだけだ。
『時間になりました。
皆様 画面向かい側の扉から 会場へお向かい下さい
検討を祈っております……うふふ、あはは…』