第一章後編
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通路を進めば……閉ざされた扉は既に開いていて、上の数字は00になっていた。
……もしかして、メインゲームが始まるのか…?
私は1度誰かを呼びに行こうとして踵を返して__
__プツッ_____
そこで意識が途切れた。
_____
『ん………』
むくりと体を起こせば、視界には見慣れた部屋。
ここは…異空間か。
『目が覚めた?』
こちらに歩みながら狛枝くんが話しかけてきた。
『うん…終わったの?』
『大体ね。…別に、急いでやらなくたってよかったんじゃない?』
『……いや、なるべく早くしなきゃだめなの。』
『…………そっか。まあ、ボクに止める権利はないしね。』
狛枝くんは困ったように微笑んだ。
『あ、そうだ。戻る前に日向くんに会ってもいいかな?』
『うん、もちろんだよ。きっと喜ぶと思うよ。』
『うん、ありがと。』
『所でナギサさん……』
『何……?』
進もうとして、後ろを振り返る。
「彼女には………会わないの…?」
こちらを覗きこむ瞳には、心配の色があった。
きっと狛枝くんは私を気遣ってくれてるんだろう。
あの子とはもうしばらく会ってない。
だってあれは、あの子じゃあ、ない………。
……認めたくない、だけだけど。
「….ごめんね…それは、無理…」
「…そう、分かったよ。じゃあ彼のもとに案内するね」
……もしかして、メインゲームが始まるのか…?
私は1度誰かを呼びに行こうとして踵を返して__
__プツッ_____
そこで意識が途切れた。
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『ん………』
むくりと体を起こせば、視界には見慣れた部屋。
ここは…異空間か。
『目が覚めた?』
こちらに歩みながら狛枝くんが話しかけてきた。
『うん…終わったの?』
『大体ね。…別に、急いでやらなくたってよかったんじゃない?』
『……いや、なるべく早くしなきゃだめなの。』
『…………そっか。まあ、ボクに止める権利はないしね。』
狛枝くんは困ったように微笑んだ。
『あ、そうだ。戻る前に日向くんに会ってもいいかな?』
『うん、もちろんだよ。きっと喜ぶと思うよ。』
『うん、ありがと。』
『所でナギサさん……』
『何……?』
進もうとして、後ろを振り返る。
「彼女には………会わないの…?」
こちらを覗きこむ瞳には、心配の色があった。
きっと狛枝くんは私を気遣ってくれてるんだろう。
あの子とはもうしばらく会ってない。
だってあれは、あの子じゃあ、ない………。
……認めたくない、だけだけど。
「….ごめんね…それは、無理…」
「…そう、分かったよ。じゃあ彼のもとに案内するね」