第一章後編
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「サラ!」
2階に戻ってみればレコちゃんとナオちゃんが。
「ナオを見つけてくれたんだってな!
よくやったぜ! ありがとな!」
2人の間には柔らかな空気が流れている。
うん、もう大丈夫だね。
ふと奥を見やれば、「02」の数字。
あと、ふたり……?
「サラさん、私右側のドアに数字入れますね」
「ああ、じゃあ私は左をやるよ」
6 1 2、っと……
入力すれば、白いドアがあいた。
「さて、開きましたけど……どちらから行きます?」
「うーん…黒の部屋から行ってみるか」
扉を開けて私たちは部屋に入る。
そこはずいぶんと殺風景で、大きな黒板とライト、そしてシュレッダーのようなものがあるだけだった。
シュレッダーか……中の物は見られたくないもの、ってことか……?
「どうだサラ、ナギサ、気になるものは見つけたか?」
「これが…」
「なんだ、ゴミだけか…そんなもの調べるだけ無駄じゃないか?」
わざわざシュレッダーにかけるくらいだから、見られたくないものなんだろうが…この量を復元するのは時間がかかる。
「………ボク、それ調べて見るニャン」
「ギン……!
………ふふ、ギンはやる気みたいだぜ、
終わるまで私が見守っておくよ」
ギンはこの紙を復元しようとするみたいだ……
じゃあ私たちは白い扉の部屋に行こう。
……扉を開くと、うっすらと血の匂いがした。
それだけじゃない、空気が重苦しく感じる。
人が誰か死んだ部屋なのか……
部屋に入りあたりを見渡せば、白い部屋の正面に鎖のような物、そしてゴミ箱だけだった。
鎖の先は手錠のような物になっていて、そこに誰かが繋がれていたことは嫌でも分かった。
「ここは、よくないね」
「…………」
ケイジさんの方を見やれば、顔色が良くなかった。
………おーけー、大体理解した。
「どういうことですか?」
「んー………」
「なんとなく嫌な感じはわかります…教えてください」
「…」
ケイジさんは言うのを躊躇っているようだった。
「多分ですが…ここで誰か死にましたね……」
「………!」
「………うっすらと血の匂いがするしね。
うーん…ホコリがついてるってことは…拭いたのは少し前だね……
タイミング的には……そうだな、最初の試練かな。」
2階に戻ってみればレコちゃんとナオちゃんが。
「ナオを見つけてくれたんだってな!
よくやったぜ! ありがとな!」
2人の間には柔らかな空気が流れている。
うん、もう大丈夫だね。
ふと奥を見やれば、「02」の数字。
あと、ふたり……?
「サラさん、私右側のドアに数字入れますね」
「ああ、じゃあ私は左をやるよ」
6 1 2、っと……
入力すれば、白いドアがあいた。
「さて、開きましたけど……どちらから行きます?」
「うーん…黒の部屋から行ってみるか」
扉を開けて私たちは部屋に入る。
そこはずいぶんと殺風景で、大きな黒板とライト、そしてシュレッダーのようなものがあるだけだった。
シュレッダーか……中の物は見られたくないもの、ってことか……?
「どうだサラ、ナギサ、気になるものは見つけたか?」
「これが…」
「なんだ、ゴミだけか…そんなもの調べるだけ無駄じゃないか?」
わざわざシュレッダーにかけるくらいだから、見られたくないものなんだろうが…この量を復元するのは時間がかかる。
「………ボク、それ調べて見るニャン」
「ギン……!
………ふふ、ギンはやる気みたいだぜ、
終わるまで私が見守っておくよ」
ギンはこの紙を復元しようとするみたいだ……
じゃあ私たちは白い扉の部屋に行こう。
……扉を開くと、うっすらと血の匂いがした。
それだけじゃない、空気が重苦しく感じる。
人が誰か死んだ部屋なのか……
部屋に入りあたりを見渡せば、白い部屋の正面に鎖のような物、そしてゴミ箱だけだった。
鎖の先は手錠のような物になっていて、そこに誰かが繋がれていたことは嫌でも分かった。
「ここは、よくないね」
「…………」
ケイジさんの方を見やれば、顔色が良くなかった。
………おーけー、大体理解した。
「どういうことですか?」
「んー………」
「なんとなく嫌な感じはわかります…教えてください」
「…」
ケイジさんは言うのを躊躇っているようだった。
「多分ですが…ここで誰か死にましたね……」
「………!」
「………うっすらと血の匂いがするしね。
うーん…ホコリがついてるってことは…拭いたのは少し前だね……
タイミング的には……そうだな、最初の試練かな。」