第一章前編『決意と喪失』
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ジョーくんを含め、何人かは気に食わないようで口を開かない。
「んー警戒してるヤツは後回しでいい。
言ってもいいヤツは挙手してくれ。」
「はい、私は三島和己。
とある高校で教師をやっておりますねぇ…ククク…」
高校教師なのか。なんの教科を担当しているのだろうか。
見た目で判断すると…理科だけど。
「私は八分雨澪子だ。
…シンガーソングライターをやってる。」
ふぅん、結構珍しい苗字だな…八分雨ね…覚えておくか。
どうやらかなり有名なシンガーソングライターみたいだ。
歌聞いてみたいな。唯吹ちゃんと仲良くなれるのかな…?
「あれ? オレ自己紹介したっけ?」
「私以外にはしてないと思いますよ…」
ゆるい。ちょっと不安になる。
私はな、天才だけどクールキャラじゃないんだよツッコませないで!
「あーそうだったね。
オレの名前は篠木敬二だ。
警察官やってまーす。」
…あってた。でもこの人今、
嘘をついた?・・・・・・
どうして? なぜ…いや、警察官をやってたのは事実だと思う。恐らく、辞めている……面白いな、この人。
そして、ケイジさんをとっても警戒するように見ていたジョーくんが、警察ならば!と手を返して自己紹介をすると言いだした。
あ、ここの二人やっぱ高校生か。
勢いでちゃん、くん呼びにしないように気をつけなければ。
サラちゃんのストーカー被害、
それにジョーくんが見た誘拐犯と思われるストーカー…
一見、同じにも見えるけれど…別の可能性はないのだろうか。
例えばその人はストーカーなんかじゃなくて、
サラさんを守るための護衛…だとか。
少し超高校級の考えでいきすぎただろうか。
いや、可能性は少しでも考えたほうがいいだろう。
この人達が偶然連れて来られたんじゃないなら、ね。
「あ、じゃあ私もいいですか。
紫藤渚…中学三年生です。よろしくお願いします。」
にこっといつも通りに笑う。
絡みやすいように気さくな雰囲気は必須である。
「ケイジさんとはもう自己紹介していたんですか?」
サラさんに聞かれる。まあ、そーなるよね。
「そうなんです。最初に落ちてきた時に。
まあ、危機感が足りないんじゃないかって言われましたけどね…」
ショックだよ。だっていーじゃん!名前なんてバレてるんだし!!
今更っ!名前がばれたとこで!なんにも支障ないよ!!
「んー警戒してるヤツは後回しでいい。
言ってもいいヤツは挙手してくれ。」
「はい、私は三島和己。
とある高校で教師をやっておりますねぇ…ククク…」
高校教師なのか。なんの教科を担当しているのだろうか。
見た目で判断すると…理科だけど。
「私は八分雨澪子だ。
…シンガーソングライターをやってる。」
ふぅん、結構珍しい苗字だな…八分雨ね…覚えておくか。
どうやらかなり有名なシンガーソングライターみたいだ。
歌聞いてみたいな。唯吹ちゃんと仲良くなれるのかな…?
「あれ? オレ自己紹介したっけ?」
「私以外にはしてないと思いますよ…」
ゆるい。ちょっと不安になる。
私はな、天才だけどクールキャラじゃないんだよツッコませないで!
「あーそうだったね。
オレの名前は篠木敬二だ。
警察官やってまーす。」
…あってた。でもこの人今、
嘘をついた?・・・・・・
どうして? なぜ…いや、警察官をやってたのは事実だと思う。恐らく、辞めている……面白いな、この人。
そして、ケイジさんをとっても警戒するように見ていたジョーくんが、警察ならば!と手を返して自己紹介をすると言いだした。
あ、ここの二人やっぱ高校生か。
勢いでちゃん、くん呼びにしないように気をつけなければ。
サラちゃんのストーカー被害、
それにジョーくんが見た誘拐犯と思われるストーカー…
一見、同じにも見えるけれど…別の可能性はないのだろうか。
例えばその人はストーカーなんかじゃなくて、
サラさんを守るための護衛…だとか。
少し超高校級の考えでいきすぎただろうか。
いや、可能性は少しでも考えたほうがいいだろう。
この人達が偶然連れて来られたんじゃないなら、ね。
「あ、じゃあ私もいいですか。
紫藤渚…中学三年生です。よろしくお願いします。」
にこっといつも通りに笑う。
絡みやすいように気さくな雰囲気は必須である。
「ケイジさんとはもう自己紹介していたんですか?」
サラさんに聞かれる。まあ、そーなるよね。
「そうなんです。最初に落ちてきた時に。
まあ、危機感が足りないんじゃないかって言われましたけどね…」
ショックだよ。だっていーじゃん!名前なんてバレてるんだし!!
今更っ!名前がばれたとこで!なんにも支障ないよ!!