第一章後編
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私たちは1階に移動し、調理室に来た。
扉を開けて中に入れば、そこには人影が。
「ナオさん!!!」
「…………来ないで、ください…」
ナオちゃんは酷く憔悴しており、こちらを警戒している。視線をずらせば、そこにはQ太郎さんの試練にあった箱が。
「まあまあ、落ち着きなよナオちゃん」
「特にアナタは来ないでください!!」
…ナオちゃん、ケイジさんに手厳しいな。
「……オーケー。」
ケイジさんは納得行かないような顔をしたが、すごすごと後ろに下がった。
「何をしに来たんですか…!出ていってください…! 」
「…こ、怖いニャ」
「…大丈夫だから後ろにおいで」「ニャン…」
ギンは私の後ろにぱたぱたと移動する。
サラちゃんは少し考え込んだ後、口を開く。
「私たちは味方です、何もしません」
「……」
「いったいどうしたんですか?」
「…分かってるくせに……!
先生は…先生は渡しません………!」
ナオちゃんはどうやらミシマさんを奪われたくないようだ。どうするかなぁ…落ち着かせてもあれだし……強行突破するか……
「ケイジさん、ちょっとカギ閉めてくれますか?」
「あいよー」
「なっ……なにするんですかぁ!?」
私の突然の行動にナオちゃんは驚いて声を荒らげる。
サラちゃんはなるほど、と頷いた。
「……これで誰も入ってこられません。話し合いませんか?」
「…………本当に…先生を奪いに来たんじゃないんですかぁ…?」
「はい、信じてください」
「……サラちゃんとナギサちゃんなら…信じます…」
「じゃあ…少し近づいても?」
「アナタは入り口に背を付けて黙っていてください!!」
「…りょーかい」
「……わぁ、フルコンボだどん…」
「サラちゃんたちは…どうしてここへ来たんですか?」
ふむ…ナオちゃんを安心させるような答えを言わないとな…
「ナオさんが心配で捜してたんです
誘拐犯に抵抗したら、何をされるか分かりませんから…」
「ナギサちゃん……
そうですよね…私なんかが…心配かけてごめんなさい…
……私、電気を消して…ずっとここで隠れてたんです…
誘拐犯に見つかったら奪われてしまう…から」
「…その間……誰も来てないんですか?」
「……………はい、サラさんたちが初めてです。」
そう、だよね…誰か来たら騒ぎになってそうだ…けど……
ナオさんはどうしてここに入ったんだろうか。
そもそも逃げるなら広間側に逃げないか?
今の数秒の間も気になるな。
扉を開けて中に入れば、そこには人影が。
「ナオさん!!!」
「…………来ないで、ください…」
ナオちゃんは酷く憔悴しており、こちらを警戒している。視線をずらせば、そこにはQ太郎さんの試練にあった箱が。
「まあまあ、落ち着きなよナオちゃん」
「特にアナタは来ないでください!!」
…ナオちゃん、ケイジさんに手厳しいな。
「……オーケー。」
ケイジさんは納得行かないような顔をしたが、すごすごと後ろに下がった。
「何をしに来たんですか…!出ていってください…! 」
「…こ、怖いニャ」
「…大丈夫だから後ろにおいで」「ニャン…」
ギンは私の後ろにぱたぱたと移動する。
サラちゃんは少し考え込んだ後、口を開く。
「私たちは味方です、何もしません」
「……」
「いったいどうしたんですか?」
「…分かってるくせに……!
先生は…先生は渡しません………!」
ナオちゃんはどうやらミシマさんを奪われたくないようだ。どうするかなぁ…落ち着かせてもあれだし……強行突破するか……
「ケイジさん、ちょっとカギ閉めてくれますか?」
「あいよー」
「なっ……なにするんですかぁ!?」
私の突然の行動にナオちゃんは驚いて声を荒らげる。
サラちゃんはなるほど、と頷いた。
「……これで誰も入ってこられません。話し合いませんか?」
「…………本当に…先生を奪いに来たんじゃないんですかぁ…?」
「はい、信じてください」
「……サラちゃんとナギサちゃんなら…信じます…」
「じゃあ…少し近づいても?」
「アナタは入り口に背を付けて黙っていてください!!」
「…りょーかい」
「……わぁ、フルコンボだどん…」
「サラちゃんたちは…どうしてここへ来たんですか?」
ふむ…ナオちゃんを安心させるような答えを言わないとな…
「ナオさんが心配で捜してたんです
誘拐犯に抵抗したら、何をされるか分かりませんから…」
「ナギサちゃん……
そうですよね…私なんかが…心配かけてごめんなさい…
……私、電気を消して…ずっとここで隠れてたんです…
誘拐犯に見つかったら奪われてしまう…から」
「…その間……誰も来てないんですか?」
「……………はい、サラさんたちが初めてです。」
そう、だよね…誰か来たら騒ぎになってそうだ…けど……
ナオさんはどうしてここに入ったんだろうか。
そもそも逃げるなら広間側に逃げないか?
今の数秒の間も気になるな。