第一章後編
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「…左右対照の2つの部屋…か…
サラちゃんたちお得意の謎解きだね」
「何故ペアなんです…??」
「また怖い仕掛けが…あるかもしれないニャン…」
「…気をつけないとね」
なんでサラちゃんは人任せにされているのに突っ込まないんだろう……諦めてるのかな、ウン。
よし、と周りを見渡す。
確かに、部屋は真ん中で区切られている、が……。
左右対称というには足りなかったり多いものがある。
完全に左右対照にすればいいんかな。
「サラさん……左右対称になるようにしてみましょうか。」
「そうだな。」
花が1本多いのを反対側に移し、鏡を霧吹きで濁らせる。
「……これ、壁紙だ。」
「うわ、マジですか……」
窓の青空は壁紙のようで、いとも簡単に取れてしまった。まあ、取りにくくても困るけど。
「氷が溶けてる所と……犬の氷は……流石に氷を新しく作るのは無理だから……」
「……あ、ボトルがあるから、お湯を入れてくるか。」
「それですね、きっと!」
1度別の部屋へ移動する。
「うわぁ…本当に風呂場ですね……」
「敵さん、サービスがいいね」
「そうですね、お湯が出るなら水分を摂取して数日間は生きていけます。」
「……サラちゃんならきっと世紀末でも前向きに生きていけるよ」
…私も、そう思う。
「……よし、これで大丈夫です!」
「じゃあ戻りましょうか。」
一応、残された人が何かあると危険なので全員で固まって動くようにしている。
備えあれば憂いなし、だね。
「……お、結構すぐ溶けましたね。」
あとは……電球、天秤、あと壁の額縁か。
天秤の重りを反対側へ移してみる。
別の部屋で何かが動いた音がした。
「………あ、この重り、風呂場の栓で代用できませんかね?」
「ああ…たしかにそんな感じがするな。」
「後でもっかい行きましょうか。」
「あれ…もしかしてこれ、さっき外した額縁、使えるんじゃないか?」
「…確かに。かけてみましょうか。」
うーん…これじゃあ対称にはならない…。
というか血は再現出来るのか…?
私はとりあえず反対側に移動し、銃の額縁を動かしてみる。
「…あ、これ裏もある…
サラさん、そっちの額縁外してこっちにくれませんか?」
「……? ああ。」
よいしょ、っと。額縁をかけ直す。
下がって見てみれば、パァンッと銃声が聞こえ、額縁の人が死んだ。…これ、どういう仕組みなんだろうか。
サラちゃんたちお得意の謎解きだね」
「何故ペアなんです…??」
「また怖い仕掛けが…あるかもしれないニャン…」
「…気をつけないとね」
なんでサラちゃんは人任せにされているのに突っ込まないんだろう……諦めてるのかな、ウン。
よし、と周りを見渡す。
確かに、部屋は真ん中で区切られている、が……。
左右対称というには足りなかったり多いものがある。
完全に左右対照にすればいいんかな。
「サラさん……左右対称になるようにしてみましょうか。」
「そうだな。」
花が1本多いのを反対側に移し、鏡を霧吹きで濁らせる。
「……これ、壁紙だ。」
「うわ、マジですか……」
窓の青空は壁紙のようで、いとも簡単に取れてしまった。まあ、取りにくくても困るけど。
「氷が溶けてる所と……犬の氷は……流石に氷を新しく作るのは無理だから……」
「……あ、ボトルがあるから、お湯を入れてくるか。」
「それですね、きっと!」
1度別の部屋へ移動する。
「うわぁ…本当に風呂場ですね……」
「敵さん、サービスがいいね」
「そうですね、お湯が出るなら水分を摂取して数日間は生きていけます。」
「……サラちゃんならきっと世紀末でも前向きに生きていけるよ」
…私も、そう思う。
「……よし、これで大丈夫です!」
「じゃあ戻りましょうか。」
一応、残された人が何かあると危険なので全員で固まって動くようにしている。
備えあれば憂いなし、だね。
「……お、結構すぐ溶けましたね。」
あとは……電球、天秤、あと壁の額縁か。
天秤の重りを反対側へ移してみる。
別の部屋で何かが動いた音がした。
「………あ、この重り、風呂場の栓で代用できませんかね?」
「ああ…たしかにそんな感じがするな。」
「後でもっかい行きましょうか。」
「あれ…もしかしてこれ、さっき外した額縁、使えるんじゃないか?」
「…確かに。かけてみましょうか。」
うーん…これじゃあ対称にはならない…。
というか血は再現出来るのか…?
私はとりあえず反対側に移動し、銃の額縁を動かしてみる。
「…あ、これ裏もある…
サラさん、そっちの額縁外してこっちにくれませんか?」
「……? ああ。」
よいしょ、っと。額縁をかけ直す。
下がって見てみれば、パァンッと銃声が聞こえ、額縁の人が死んだ。…これ、どういう仕組みなんだろうか。