第一章後編
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じゃあ、とサラちゃんが口を開く。
「私たちに、何か言いたいことはありますか?」
「早く縄を解け…ブス…!」
「あ''?」
「ヒッ!?」
おもわず低い声が出る。
それに怯えたようにびゃっと飛び上がるゴンベエさん。
「今、サラさんがブスって言いました……??」
「あ、アンタ目が笑ってないわよ!?」
「ひどい……」
サラちゃんはぐすっと顔を手で覆い、泣き真似をする。
なんだこの可愛さ。ノーベル賞級だな。
「あーあー、女の子泣かせるなんて、ゴンベエさんってばサイテー」
「うっ…泣き真似だろう…無駄だ…!」
「……うぅ……」
え、サラさん可愛すぎ。え???
くっ……ここに一眼レフあったらすぐ撮るのに…あ、狛枝くんちょっと撮ってくんない?
『ボクはそんなためにいるんじゃないんだけど…?』
良いから早く。
『………わかったよ。』
やったぁ!!!!………ゴホン、失礼。
「今のは言い過ぎた…!」
「では話していただけますね?」
「やっぱり嘘泣きじゃない!!言わないわよ!!」
うーんもう一押し。
サラちゃんに目配せをすると伝わったのか、頷いた。
しゃがんで、ゴンベエさんと目を合わせる。
ちょっと演技をしようか。
「縄を解いてほしいのでしょう?
…………言いたいことは、分かるよな?」
私が思うに、何かしらのタイミングで私たちが銃を持っているところを見たんじゃないかと思う。
ロシアンルーレットの時とか…勘違いにはうってつけだしな…静かに微笑み、その後低い声音で脅す。
「……ふ、フン…脅しか?敵意がないんじゃなかったのか?」
「……はぁ………」
「なんだその面倒臭いヤツを相手にしているような溜息は」
実際その通りなんだけどな。
なんでここまで分かってわかんないんだよ。
「逆に考えてみてください、ゴンベエさんが私の立場なら縄をほどこうと思いますか?」
「………し、仕方ない、もう少しだけ話してやってもいいだろう」
意外と自分が不審者だと分かっているみたいだ………なんかウケる。
「私たちに、何か言いたいことはありますか?」
「早く縄を解け…ブス…!」
「あ''?」
「ヒッ!?」
おもわず低い声が出る。
それに怯えたようにびゃっと飛び上がるゴンベエさん。
「今、サラさんがブスって言いました……??」
「あ、アンタ目が笑ってないわよ!?」
「ひどい……」
サラちゃんはぐすっと顔を手で覆い、泣き真似をする。
なんだこの可愛さ。ノーベル賞級だな。
「あーあー、女の子泣かせるなんて、ゴンベエさんってばサイテー」
「うっ…泣き真似だろう…無駄だ…!」
「……うぅ……」
え、サラさん可愛すぎ。え???
くっ……ここに一眼レフあったらすぐ撮るのに…あ、狛枝くんちょっと撮ってくんない?
『ボクはそんなためにいるんじゃないんだけど…?』
良いから早く。
『………わかったよ。』
やったぁ!!!!………ゴホン、失礼。
「今のは言い過ぎた…!」
「では話していただけますね?」
「やっぱり嘘泣きじゃない!!言わないわよ!!」
うーんもう一押し。
サラちゃんに目配せをすると伝わったのか、頷いた。
しゃがんで、ゴンベエさんと目を合わせる。
ちょっと演技をしようか。
「縄を解いてほしいのでしょう?
…………言いたいことは、分かるよな?」
私が思うに、何かしらのタイミングで私たちが銃を持っているところを見たんじゃないかと思う。
ロシアンルーレットの時とか…勘違いにはうってつけだしな…静かに微笑み、その後低い声音で脅す。
「……ふ、フン…脅しか?敵意がないんじゃなかったのか?」
「……はぁ………」
「なんだその面倒臭いヤツを相手にしているような溜息は」
実際その通りなんだけどな。
なんでここまで分かってわかんないんだよ。
「逆に考えてみてください、ゴンベエさんが私の立場なら縄をほどこうと思いますか?」
「………し、仕方ない、もう少しだけ話してやってもいいだろう」
意外と自分が不審者だと分かっているみたいだ………なんかウケる。