「そうなんですね…パソコン、奪われてしまったんですね……」

「そうなんだ…それで、まずみんなと合流してみようと思うんだ。」

「賛成です。……このままバラバラなんて、ダメだと思います。」


まず、ピンクの部屋に入ってみる。
さっき、色々あった部屋だ。


誰もいない。


「………いませんね、広間の方でしょうか。」





「…おや、サラさん達」

「カイ、さん……！」


食堂にはカイさんがいた。
…さっきまでどこにいたんだ、この人は。


…もしかして調理室、とかか…？

いやでも、空いてないし…ピッキングとか出来るのか…？？いや、でもな…


「はい、カイさんです……どうかしましたか？」

「ちょいとそろそろ集合しようって話になってね」

「そういえば先程ジョーくんにバーで集まるように言われました」

「へぇ…」


「電気が復旧したのでようやく動けますみんなで参りましょうか」



▼ カイ が仲間に なった！





「サラ！」

「ジョー！ナオさんは…見つかったか！？」

「に…2階にも居なかったのか！？」

「消えちまった…っちゅーことかよ！」

「そんな……」


酒場には、ナオちゃん以外のみんなが集まっていた。
……本当に、居なかったのか…？


「一体何事ですか……？」

「えっとまあ…みんな落ち着いて……」

「あの……縛られてる方は…どなたですか…？」


あ……そういえば、カイさんは知らなかったよな………


「ったく…うるさいヤツらだな……こいつらとナオってやつで全員なんだな？」

「あ……！」

「起きたんだねー、アンタ」

「……この縄を外せ、このオレにぶっとばされない内にな」

「こいつ……ちょっと凶暴なんだ…困ったぜ…」

「フン……どいつもこいつもビビりか……」

「……厨二病？」

「誰が厨二病だ…！！って、お前……」

「………?」


私の方に目を向け、ピタッと固まった。


「ひ…いやぁぁぁぁぁーーー！
なんでコイツらが自由に歩いてんのよぉ！！
誰かっ、早くとっ捕まえなさいよっ！！」


コイツら（・・・・）？

ふーん………