第一章後編
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はしごの下に下りると、上にナギサがいる檻、
そして目の前にコンピューターがあった。
「ナギサ、大丈夫か!?」
「………」
怯えているのかと思ったが、どうやら静かに何かを考えこんでいるようだ。
「ナギサ姉ちゃん?」
「…ああ、大丈夫ですよ」
ギンが心配そうに声をかければ、気づいたように返事をした。本当に大丈夫なのか……。
「機械は苦手だねぇ……」
「何か書いてるニャン!」
~鳥かごゲーム~
檻の中の鳥(人質)を解放せよ。
緑のスイッチを押し続け、出力を最大まで上げるのだ。
油断をするな。
邪悪な仮面が、スイッチに触れた者を殺しにかかる。
聖なる光で仮面を照らし、すきを見て押し続けろ。
「えーと…このボタンを長押しすればいいみたいだね……仮面が現れたら手を離して…聖なる光を当てる…か」
「光って何ワン?」
「あ!機械の下に懐中電灯があります!」
「おー聖なる光だね、それ」
私は懐中電灯を拾った。
緑のボタンを押すと、警報のように赤く点滅した。
「始まる……みたいだよ」
私が緑のボタンを長押しすれば、暗闇から仮面が浮かびあがる。邪悪な仮面と言うだけあって気味悪いな……
「あそこにいるニャン!」
「よーし、おまわりさんに任しといて」
ギンが指示を出して、ケイジさんが懐中電灯で照らした。
なんだかいいチームワークだな…。
そうこうしてる間に特に何も無く、ゲージが満タンになった。
「ふぅ……これで解放されるんでしょうか…」
「ん……懐中電灯も電気が付かなくなったみたいだねーまあ、いいか」
「おー……本当に開きました」
ナギサは自分で檻を開けてぴょんと飛び降りて出てきた。
「ナギサ姉ちゃん!!」
「うおっ……ごめんね、助けてくれてありがとう」
「うぅ……」
ギンはナギサの胸元に飛び込んだ。
ちょっとよろめいたがしっかりと受け止め、よしよしと撫でていた。
「ケイジさんもサラさんも…ありがとうございます」
「ナギサが無事でよかったよ」
「ギンが慌てて走ってきた時はびっくりしたけど……庇ったとは流石ナギサちゃん、って感じだねー」
「………さ、戻りましょうか」
ナギサはケイジさんを無視し、スタスタとギンを抱っこしたまま歩きだした。
「あららー振られちゃったねぇ」
「ケイジさん………」
私はケイジさんに憐れみの目を向けた。
そして目の前にコンピューターがあった。
「ナギサ、大丈夫か!?」
「………」
怯えているのかと思ったが、どうやら静かに何かを考えこんでいるようだ。
「ナギサ姉ちゃん?」
「…ああ、大丈夫ですよ」
ギンが心配そうに声をかければ、気づいたように返事をした。本当に大丈夫なのか……。
「機械は苦手だねぇ……」
「何か書いてるニャン!」
~鳥かごゲーム~
檻の中の鳥(人質)を解放せよ。
緑のスイッチを押し続け、出力を最大まで上げるのだ。
油断をするな。
邪悪な仮面が、スイッチに触れた者を殺しにかかる。
聖なる光で仮面を照らし、すきを見て押し続けろ。
「えーと…このボタンを長押しすればいいみたいだね……仮面が現れたら手を離して…聖なる光を当てる…か」
「光って何ワン?」
「あ!機械の下に懐中電灯があります!」
「おー聖なる光だね、それ」
私は懐中電灯を拾った。
緑のボタンを押すと、警報のように赤く点滅した。
「始まる……みたいだよ」
私が緑のボタンを長押しすれば、暗闇から仮面が浮かびあがる。邪悪な仮面と言うだけあって気味悪いな……
「あそこにいるニャン!」
「よーし、おまわりさんに任しといて」
ギンが指示を出して、ケイジさんが懐中電灯で照らした。
なんだかいいチームワークだな…。
そうこうしてる間に特に何も無く、ゲージが満タンになった。
「ふぅ……これで解放されるんでしょうか…」
「ん……懐中電灯も電気が付かなくなったみたいだねーまあ、いいか」
「おー……本当に開きました」
ナギサは自分で檻を開けてぴょんと飛び降りて出てきた。
「ナギサ姉ちゃん!!」
「うおっ……ごめんね、助けてくれてありがとう」
「うぅ……」
ギンはナギサの胸元に飛び込んだ。
ちょっとよろめいたがしっかりと受け止め、よしよしと撫でていた。
「ケイジさんもサラさんも…ありがとうございます」
「ナギサが無事でよかったよ」
「ギンが慌てて走ってきた時はびっくりしたけど……庇ったとは流石ナギサちゃん、って感じだねー」
「………さ、戻りましょうか」
ナギサはケイジさんを無視し、スタスタとギンを抱っこしたまま歩きだした。
「あららー振られちゃったねぇ」
「ケイジさん………」
私はケイジさんに憐れみの目を向けた。