第一章後編
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「ワンっ……!?」
私が突き飛ばしたのとほぼ同時に、檻が出てきた。
「ギンくん……怪我はない…!?」
「ボ、ボクは無事ニャンけど…ナギサ姉ちゃんは……!!」
どうやら怪我はないようで、ひとまず安心した。
結構強く突き飛ばしちゃったからね。
「うーん……今のところは大丈夫だよ。怪我があるわけでもないし…」
「で、でも………!!」
でも、きっとこれだけじゃないんだろうなぁ……
はは、と乾いた笑みが零れる。
これは、またゲームのパターンかもしれない。
となると……ギンくんだけじゃ不安だ。
今度こそ怪我をするかもしれないし……動揺して上手くできないかもしれない。
「心配してくれてありがとう。
…ギンくん、こちらからは何もできないみたいだから…助けを呼びに行ってもらえるかな?」
「わ……わかったニャン!すぐ戻ってくるニャン……!!」
そう言ってギンくんは部屋を出て行った。
私は、何かできないことはないか周りを観察し始めた。
「…………ん? あそこって……」
──────
階段を上ると、そこにギンがいた。
「ギン…………!! 探したんだぞ!!」
「サ、サラ姉ちゃん!! ナギサ姉ちゃんが大変なんだワン!」
ギンは焦った様子でこちらに話しかけてくる。
確かにさっきギンを追いかけていったナギサがいない。
「ナギサちゃんがどうかしたのかい?」
「ナギサ姉ちゃんが、ボクをかばって…捕まっちゃったんだニャン!」
「場所はどこか分かるか?」
「こっちだワン!!」
パッと走り出すギンを私達は追いかけた。
私が突き飛ばしたのとほぼ同時に、檻が出てきた。
「ギンくん……怪我はない…!?」
「ボ、ボクは無事ニャンけど…ナギサ姉ちゃんは……!!」
どうやら怪我はないようで、ひとまず安心した。
結構強く突き飛ばしちゃったからね。
「うーん……今のところは大丈夫だよ。怪我があるわけでもないし…」
「で、でも………!!」
でも、きっとこれだけじゃないんだろうなぁ……
はは、と乾いた笑みが零れる。
これは、またゲームのパターンかもしれない。
となると……ギンくんだけじゃ不安だ。
今度こそ怪我をするかもしれないし……動揺して上手くできないかもしれない。
「心配してくれてありがとう。
…ギンくん、こちらからは何もできないみたいだから…助けを呼びに行ってもらえるかな?」
「わ……わかったニャン!すぐ戻ってくるニャン……!!」
そう言ってギンくんは部屋を出て行った。
私は、何かできないことはないか周りを観察し始めた。
「…………ん? あそこって……」
──────
階段を上ると、そこにギンがいた。
「ギン…………!! 探したんだぞ!!」
「サ、サラ姉ちゃん!! ナギサ姉ちゃんが大変なんだワン!」
ギンは焦った様子でこちらに話しかけてくる。
確かにさっきギンを追いかけていったナギサがいない。
「ナギサちゃんがどうかしたのかい?」
「ナギサ姉ちゃんが、ボクをかばって…捕まっちゃったんだニャン!」
「場所はどこか分かるか?」
「こっちだワン!!」
パッと走り出すギンを私達は追いかけた。