第一章後編
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ナオちゃんは………今はそっとしておいた方がいいか。
……今のうちに監視カメラの確認でもしよう。
そう思い立ち、私は広間へ移動することとした。
(監視カメラは…多分あそこ……で、広間のは……)
広間には誰もおらず、もともと壁だったところに階段が出現していた。血が点々と続いているからおそらくホエミーはこの先にいるんだろう。
一人で行くのは、危険だな。
そう思い、遊戯場の方も確認しようと振り向いた時──
「……あれま。」
電気が消えた。……停電か?
向き直り、罠ではないか警戒しつつ周りを見渡すと…
(……光って、いる?)
階段の脇の部分から淡い光が。蛍光塗料か…
……蛍光塗料、苦手なんだけどなぁ…
でも確認はしなければいけない。
自分のトラウマなんぞで情報を得れないなんてナンセンスだし。
私は意を決し、近づいてその物体を見る。
どうやらカードのような物で、蛍光塗料で字が書いてあった。
[これを手にした者へ
これはもうお前の所有物。決して肌身離すな。
これは出口へのカギ。
誰にもカードの存在を知られるな。
反すればお前は死ぬ。]
へー………『反すればお前は死ぬ』ねぇ……
試してみる価値はありそうだな。
考えていると電気がついた。
これ、もしかして意図的に消してるのか。
カードの存在に気づかせるために。
でも、さっきはこんなカードなかった…
……かと言って知らない人が置くとと目立つだろう。
…Qタロウさん、か…?
カードの後ろを見やると、クワの絵と、[平民]の文字。
人狼ゲームの役職みたいな感じだな。
メインゲーム。もしかしてこれはただの多数決ではないんじゃ?
カードのそれぞれの役職を考えながら投票しなきゃいけなくなるのかも…
カードを見せるのを試すのは誰がいいだろうか。
……そうだなぁ、サラちゃんか、ケイジさんが妥当と言ったとこだろう。
あの二人は頭の回転が速いし…何より、信頼出来る。
かと言ってまだ監視カメラの場所を調べるのも終わってないから……探しながら行くか。
私はくるりと向きを変え、再び歩き出した。
……今のうちに監視カメラの確認でもしよう。
そう思い立ち、私は広間へ移動することとした。
(監視カメラは…多分あそこ……で、広間のは……)
広間には誰もおらず、もともと壁だったところに階段が出現していた。血が点々と続いているからおそらくホエミーはこの先にいるんだろう。
一人で行くのは、危険だな。
そう思い、遊戯場の方も確認しようと振り向いた時──
「……あれま。」
電気が消えた。……停電か?
向き直り、罠ではないか警戒しつつ周りを見渡すと…
(……光って、いる?)
階段の脇の部分から淡い光が。蛍光塗料か…
……蛍光塗料、苦手なんだけどなぁ…
でも確認はしなければいけない。
自分のトラウマなんぞで情報を得れないなんてナンセンスだし。
私は意を決し、近づいてその物体を見る。
どうやらカードのような物で、蛍光塗料で字が書いてあった。
[これを手にした者へ
これはもうお前の所有物。決して肌身離すな。
これは出口へのカギ。
誰にもカードの存在を知られるな。
反すればお前は死ぬ。]
へー………『反すればお前は死ぬ』ねぇ……
試してみる価値はありそうだな。
考えていると電気がついた。
これ、もしかして意図的に消してるのか。
カードの存在に気づかせるために。
でも、さっきはこんなカードなかった…
……かと言って知らない人が置くとと目立つだろう。
…Qタロウさん、か…?
カードの後ろを見やると、クワの絵と、[平民]の文字。
人狼ゲームの役職みたいな感じだな。
メインゲーム。もしかしてこれはただの多数決ではないんじゃ?
カードのそれぞれの役職を考えながら投票しなきゃいけなくなるのかも…
カードを見せるのを試すのは誰がいいだろうか。
……そうだなぁ、サラちゃんか、ケイジさんが妥当と言ったとこだろう。
あの二人は頭の回転が速いし…何より、信頼出来る。
かと言ってまだ監視カメラの場所を調べるのも終わってないから……探しながら行くか。
私はくるりと向きを変え、再び歩き出した。