第一章後編
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「…………?」
焼けて、もろくなった頭が……落ちた。
「………先…生…?」
「な…ナオさん! さ、触っちゃダメだ!」
「にゃあ……おっさんが…。」
「見るな! ギン! 離れてろ!」
「クソッ…!! クソッ…!! なんつーことがや…!!」
「誰が……
誰がミシマ先生に票を…。」
「黙れチャラ男………!!」
ジョーくんは、やっぱり投票先が気になるらしい。
そりゃそうだ。3票も入っていたんだから。
「は……はあ!?
だって…投票のせいで先生は……!」
ジョーくんは私の方をちらりと見た。
それに対して私は首を横に振った。
「…全員が自分以外に投票した可能性だってあるんです。」
「でも、ナギサ…お前は……!」
「確かに私は『自分に投票してみませんか?』
と言いましたけど…私が自分に投票したとして……
それを立証することはできないんです。
………誰かが投票しているところを見てた場合は例外ですが。」
仮に自分に投票したと言っても、それが本当かはわからない。確かめる術は、ない。
「ナギサちゃんの言う通りだねー。
…いいかい、みんな。お互い投票先について一切詮索しちゃダメだ。」
「そんな…!!」
「オレ達は何も知らずに投票してしまったんだ。
誰も悪意は……ない。」
ソウさんは別ですけどね。
「サラちゃんなら……分かるよね?」
「…ケイジさんの言う通りだ。
投票先は言うべきじゃないよ、ジョー。」
「サラ………
………………わかったよ…
ちょっとだけ…一人に……させてくれ………。」
ジョーくんはふらふらとした足取りで、部屋を出て行った。
………辛い、だろうな。
人の死体………人が死ぬところなんてきっと見たことないんだろう。
その苦しさは……私には想像がつかない。
ましてや…その多数決で死んでしまったんだ。
ジョーくんは恐らく、思うところがあるんだろう。
私はもう慣れてしまったけれど……
………他の人達も…部屋を出る者、残る者。
それぞれバラバラに行動し始めた。
部屋に今いるのは、ギンくん、それからケイジさんとサラちゃん……
そしてナオちゃんだ。
焼けて、もろくなった頭が……落ちた。
「………先…生…?」
「な…ナオさん! さ、触っちゃダメだ!」
「にゃあ……おっさんが…。」
「見るな! ギン! 離れてろ!」
「クソッ…!! クソッ…!! なんつーことがや…!!」
「誰が……
誰がミシマ先生に票を…。」
「黙れチャラ男………!!」
ジョーくんは、やっぱり投票先が気になるらしい。
そりゃそうだ。3票も入っていたんだから。
「は……はあ!?
だって…投票のせいで先生は……!」
ジョーくんは私の方をちらりと見た。
それに対して私は首を横に振った。
「…全員が自分以外に投票した可能性だってあるんです。」
「でも、ナギサ…お前は……!」
「確かに私は『自分に投票してみませんか?』
と言いましたけど…私が自分に投票したとして……
それを立証することはできないんです。
………誰かが投票しているところを見てた場合は例外ですが。」
仮に自分に投票したと言っても、それが本当かはわからない。確かめる術は、ない。
「ナギサちゃんの言う通りだねー。
…いいかい、みんな。お互い投票先について一切詮索しちゃダメだ。」
「そんな…!!」
「オレ達は何も知らずに投票してしまったんだ。
誰も悪意は……ない。」
ソウさんは別ですけどね。
「サラちゃんなら……分かるよね?」
「…ケイジさんの言う通りだ。
投票先は言うべきじゃないよ、ジョー。」
「サラ………
………………わかったよ…
ちょっとだけ…一人に……させてくれ………。」
ジョーくんはふらふらとした足取りで、部屋を出て行った。
………辛い、だろうな。
人の死体………人が死ぬところなんてきっと見たことないんだろう。
その苦しさは……私には想像がつかない。
ましてや…その多数決で死んでしまったんだ。
ジョーくんは恐らく、思うところがあるんだろう。
私はもう慣れてしまったけれど……
………他の人達も…部屋を出る者、残る者。
それぞれバラバラに行動し始めた。
部屋に今いるのは、ギンくん、それからケイジさんとサラちゃん……
そしてナオちゃんだ。