第一章前編『決意と喪失』
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「…む、とりあえず、まだ小部屋はあるので…
私は状況を整理しつつ、他に人はいないか待ってみますね。」
「分かった。気をつけてね。」
少し心配しているような顔のケイジさんから離れ、壁側に寄る。
私は貴方のクマのほうが心配なんですがね。
さて…まだ時間がありそうなので異空間で狛枝くんが教えてくれたことについてまとめよう。
おそらくここに連れてこられたのは21人。
どれくらいここに集まるかは分からないが…まあここは後で考えよう。
首輪のようなものが他の人達にもついていること、
そしてここの仕組みを考えると…突発的な誘拐ではない。
誘拐された人の情報とかは調べられていると考えていいだろう。
それに、どうも“最初の試練”と言う言い方が引っかかる。
可能性は二つ。
単に楽しむデス・ゲーム目的。
…………趣味悪いなぁ。
それか…別に何か目的があるか。
過去のなにか事件との繋がりとかね。
そういうことについて私は詳しくないし…適任がいるので後回しだ。
一応この辺のことも調べたので情報共有のときはなんとかなる。
ここの構造もそうだけど…これもまた一筋縄じゃいかない。
階層が分かれてるみたいで、面倒くさい。
かなりお金がかかっているし。一体なにを考えているのやら。
そして最初の試練…これは人によって違うと考えていい気がする。
私みたいな全く意図が読めないものも…そうでないものもありそうだ。
あー考えることが沢山だ。これあの時よりも頭回してない…?
そして監視カメラの有無。
これも考えなきゃいけない。見渡した限りでは検討もつかないが…
よく考えてみれば分かると思う。分かりやすく監視カメラがあればみんな警戒する、
ならその場にあっても違和感のないものに置き換えているか。
ここも探索してる時に順を追って考えよう。
そう考えている間に、かなり人が揃っていたみたいだ。
さっき話をしたケイジさんは落ちてきた人達を起こしていたらしい。
働きものだなあ…いや、動いてないと何かしら考えてしまうのだろうか。
小部屋から制服を着た男の子が女の子を抱えてやって来たのを最後に、
上から落ちてくる人はいなくなった。
ふむ、自分も含めて12人と言ったところか。
…少ないな。ほぼ半分だ。かなり最初の試練で死んでしまったのだろうか。
私は状況を整理しつつ、他に人はいないか待ってみますね。」
「分かった。気をつけてね。」
少し心配しているような顔のケイジさんから離れ、壁側に寄る。
私は貴方のクマのほうが心配なんですがね。
さて…まだ時間がありそうなので異空間で狛枝くんが教えてくれたことについてまとめよう。
おそらくここに連れてこられたのは21人。
どれくらいここに集まるかは分からないが…まあここは後で考えよう。
首輪のようなものが他の人達にもついていること、
そしてここの仕組みを考えると…突発的な誘拐ではない。
誘拐された人の情報とかは調べられていると考えていいだろう。
それに、どうも“最初の試練”と言う言い方が引っかかる。
可能性は二つ。
単に楽しむデス・ゲーム目的。
…………趣味悪いなぁ。
それか…別に何か目的があるか。
過去のなにか事件との繋がりとかね。
そういうことについて私は詳しくないし…適任がいるので後回しだ。
一応この辺のことも調べたので情報共有のときはなんとかなる。
ここの構造もそうだけど…これもまた一筋縄じゃいかない。
階層が分かれてるみたいで、面倒くさい。
かなりお金がかかっているし。一体なにを考えているのやら。
そして最初の試練…これは人によって違うと考えていい気がする。
私みたいな全く意図が読めないものも…そうでないものもありそうだ。
あー考えることが沢山だ。これあの時よりも頭回してない…?
そして監視カメラの有無。
これも考えなきゃいけない。見渡した限りでは検討もつかないが…
よく考えてみれば分かると思う。分かりやすく監視カメラがあればみんな警戒する、
ならその場にあっても違和感のないものに置き換えているか。
ここも探索してる時に順を追って考えよう。
そう考えている間に、かなり人が揃っていたみたいだ。
さっき話をしたケイジさんは落ちてきた人達を起こしていたらしい。
働きものだなあ…いや、動いてないと何かしら考えてしまうのだろうか。
小部屋から制服を着た男の子が女の子を抱えてやって来たのを最後に、
上から落ちてくる人はいなくなった。
ふむ、自分も含めて12人と言ったところか。
…少ないな。ほぼ半分だ。かなり最初の試練で死んでしまったのだろうか。