第一章前編『決意と喪失』
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
・
「あ、ナギサ!」
「ん……?ジョーさん、どうかしたんですか?」
「今から食堂の奥の部屋で人形のパーツを取り付けるんだ!」
「ああ、だから呼びにきたんですね?」
もうみんな全部集めたのか……早いなぁ。
「そうなんだ。ケイジさんとソウさんはいなかったけど、
もう集まってるかもだし、一緒に行こうぜ!」
「わかりました、じゃあ行きましょうか。」
……嫌な感じだ。
ぞわぞわと背筋が凍るような、感覚。
何かが起こる。
誰か、死んでしまうのだろうか。
………警戒しなくては。
「にしても、何が起こるんだろうな?」
「うーん、なにが起こるんでしょうね……?」
「動きだしたり、はしないよな……。」
「どうでしょうね? 急に動きだすかもしれませんよ?」
「こ、怖いこと言うなよ、ナギサ!」
本当にそんなことがあるとは思わないけどな。
電気で動くならまだしも、人形にはそんなのなかった。
「あっ、ジョーさんの後ろになにか……!」
「えっ!?!?」
「冗談ですよ。」
「ナギサが言うと冗談に聞こえないぞ!?」
揶揄って伝えてみれば、すごい勢いで振り向くジョーくん。こういう人ってからかいがいがあっていいよなぁ。
「…………なあ、ナギサ。」
「はい?」
すっと真面目な表情になるジョーくん。それにつられて私も顔が引き締まった。
「もしも俺になんかあったらさ、サラのこと頼むな。」
「……っえ? それってどういう……」
「あ、着いたぜ!」
どういう意味か聞く前に、人形の胴体がある部屋についてしまった。
……やめてくれよ、ジョーくん。そんなのナンセンスだよ。
「さあて……ついにやるんだったね。」
ピンクの部屋には、もうすでにみんな集まっていた。
ジョーくんはもうみんなの輪に混ざっている。
「つーか…今までどこ居たんスか?」
「ちょっと…隠し部屋を見つけてね。」
「ソウさん…! 無事だったんですね…!」
「それはこっちのセリフだよ…良かった、みんな無事で。」
ソウさん………あとでお話しないとだな…
シンって合ってるのかも聞いてみたいし……
「ドキドキしますねぇ…一体何が起こるのでしょうか…。」
「一応ドアは開けたままにしておくからな。」
「逃げ道の確保はバッチリってことがやな!」
「それじゃあ運命の瞬間…いくぞー。」
「あ、ナギサ!」
「ん……?ジョーさん、どうかしたんですか?」
「今から食堂の奥の部屋で人形のパーツを取り付けるんだ!」
「ああ、だから呼びにきたんですね?」
もうみんな全部集めたのか……早いなぁ。
「そうなんだ。ケイジさんとソウさんはいなかったけど、
もう集まってるかもだし、一緒に行こうぜ!」
「わかりました、じゃあ行きましょうか。」
……嫌な感じだ。
ぞわぞわと背筋が凍るような、感覚。
何かが起こる。
誰か、死んでしまうのだろうか。
………警戒しなくては。
「にしても、何が起こるんだろうな?」
「うーん、なにが起こるんでしょうね……?」
「動きだしたり、はしないよな……。」
「どうでしょうね? 急に動きだすかもしれませんよ?」
「こ、怖いこと言うなよ、ナギサ!」
本当にそんなことがあるとは思わないけどな。
電気で動くならまだしも、人形にはそんなのなかった。
「あっ、ジョーさんの後ろになにか……!」
「えっ!?!?」
「冗談ですよ。」
「ナギサが言うと冗談に聞こえないぞ!?」
揶揄って伝えてみれば、すごい勢いで振り向くジョーくん。こういう人ってからかいがいがあっていいよなぁ。
「…………なあ、ナギサ。」
「はい?」
すっと真面目な表情になるジョーくん。それにつられて私も顔が引き締まった。
「もしも俺になんかあったらさ、サラのこと頼むな。」
「……っえ? それってどういう……」
「あ、着いたぜ!」
どういう意味か聞く前に、人形の胴体がある部屋についてしまった。
……やめてくれよ、ジョーくん。そんなのナンセンスだよ。
「さあて……ついにやるんだったね。」
ピンクの部屋には、もうすでにみんな集まっていた。
ジョーくんはもうみんなの輪に混ざっている。
「つーか…今までどこ居たんスか?」
「ちょっと…隠し部屋を見つけてね。」
「ソウさん…! 無事だったんですね…!」
「それはこっちのセリフだよ…良かった、みんな無事で。」
ソウさん………あとでお話しないとだな…
シンって合ってるのかも聞いてみたいし……
「ドキドキしますねぇ…一体何が起こるのでしょうか…。」
「一応ドアは開けたままにしておくからな。」
「逃げ道の確保はバッチリってことがやな!」
「それじゃあ運命の瞬間…いくぞー。」