第一章前編『決意と喪失』
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サラside
「あの…サラさん、もしよかったら一緒に行きませんか?」
誰とペアになろうか悩んでいたところ、ナギサに話しかけられた。
「…構わないが、何故私なんだ?」
ナギサなら、ペアを組んでも大丈夫だろう。
そう思ったが、疑問に思ったことをぶつけてみることにした。
「そうですね、年が近いのもありますし…
信用したいなぁーと思ったので!」
「…!ありがとう。」
えへへ、と笑うナギサは、とても純粋で可愛かった。
人を疑うことを知らないような…そんな笑顔。
私は少し、彼女のことが心配になった。
でも、不思議だ。普通に話したりするときは普通なのに、なにかを考えているときのナギサは…妙な雰囲気がある。
それになんだか、素直に向けられる気持ちに応えたいと、何かを口走ってしまいそうになる。
人を惹きつけるような…なにかがナギサにはある。
彼女は一体、何者なんだろうか。
「……さん、サラさん!」
はっと意識が戻る。
すると目の前にはナギサと…ソウさんがいた。
「何か考えごとしてたみたいだけど…話聞こえてた?」
「あぁすみません聞こえてませんでした…何の話をしてたんですか?」
「ソウさんも探索についていっていいか、という話をしてましたよ。…ほら、12人のうち3人がいないとなると1人余るじゃないですか。」
「ボクが余り物みたいな言い方してない…?」
「ほら、余り物には福があるって言いますよ。」
「フォローになってないよ!」
確かに3人抜けたら9人だ。一つのグループは3人になるということか。
それにしても漫才みたいなことしてるな…
「ちょ、サラさん、そんな目で見ないでよ…うぅ…」
「ドンマイです、ソウさん。」
「元はと言えば、ナギサさんのせいだけどね…」
「あれ、そうでしたっけ…?」
「ボクはもうツッコまないぞ…!」
それがもうツッコんでいるのでは?と思ったが口には出さないことにした。
「ほら、二人ともそろそろ行きますよ。」
「はーい!」「なんでだ……なんでなんだ…!」
でも、少し場が明るくなったのはよく分かる。
ナギサは無意識にやっているのだろうか。
それとも………
サラside終
「あの…サラさん、もしよかったら一緒に行きませんか?」
誰とペアになろうか悩んでいたところ、ナギサに話しかけられた。
「…構わないが、何故私なんだ?」
ナギサなら、ペアを組んでも大丈夫だろう。
そう思ったが、疑問に思ったことをぶつけてみることにした。
「そうですね、年が近いのもありますし…
信用したいなぁーと思ったので!」
「…!ありがとう。」
えへへ、と笑うナギサは、とても純粋で可愛かった。
人を疑うことを知らないような…そんな笑顔。
私は少し、彼女のことが心配になった。
でも、不思議だ。普通に話したりするときは普通なのに、なにかを考えているときのナギサは…妙な雰囲気がある。
それになんだか、素直に向けられる気持ちに応えたいと、何かを口走ってしまいそうになる。
人を惹きつけるような…なにかがナギサにはある。
彼女は一体、何者なんだろうか。
「……さん、サラさん!」
はっと意識が戻る。
すると目の前にはナギサと…ソウさんがいた。
「何か考えごとしてたみたいだけど…話聞こえてた?」
「あぁすみません聞こえてませんでした…何の話をしてたんですか?」
「ソウさんも探索についていっていいか、という話をしてましたよ。…ほら、12人のうち3人がいないとなると1人余るじゃないですか。」
「ボクが余り物みたいな言い方してない…?」
「ほら、余り物には福があるって言いますよ。」
「フォローになってないよ!」
確かに3人抜けたら9人だ。一つのグループは3人になるということか。
それにしても漫才みたいなことしてるな…
「ちょ、サラさん、そんな目で見ないでよ…うぅ…」
「ドンマイです、ソウさん。」
「元はと言えば、ナギサさんのせいだけどね…」
「あれ、そうでしたっけ…?」
「ボクはもうツッコまないぞ…!」
それがもうツッコんでいるのでは?と思ったが口には出さないことにした。
「ほら、二人ともそろそろ行きますよ。」
「はーい!」「なんでだ……なんでなんだ…!」
でも、少し場が明るくなったのはよく分かる。
ナギサは無意識にやっているのだろうか。
それとも………
サラside終