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「！へへ、オレも好きだぜ！」
違う、そうじゃない！……にかっと嬉しそうに笑うものだから違うとは言えない。あれ、尻尾がぶんぶん揺れてるのが見える………(幻覚)
　
「え、Loveの意味でって…へっ！？」
　
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「…うん、おまわりさんも好きだよー」
胡散臭い笑みで言われる。そうじゃない…！
しかしこの男、わざとです。貴方の反応を見てそれはとてもとても楽しんでいます。おい、ズルいぞ。
　
「そうじゃない、って…じゃあどんな好きなのかなー？」
　
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「………何よ急に…用は済んだ？」
　特に変化なし……かと思えばオネエモードになっている。それどころか歩いて壁にぶつかる始末。どうやらかなり動揺してるらしいです。そのことに気づいてからは揶揄って好きと何度も連呼してみる。
　
「あのねぇ、あ、あんまりオレを揶揄うな……っ！」
　
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「好き………ですか？」
きょとん、と不思議そうに目を丸くする彼。ふむ…と考え込んだ後、そうなんですね、嬉しいです。と変わらぬ無表情で言ってみせる。変わらない表情に少し不満げにしながら、何故嬉しいのか聞いてみる貴方。
　
「ふふ……私も、あなたのことが好きだからですよ」
　
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「な…………っ！！」
びっくりして手に持っていた物をバサバサと落とす。
それをからかってやればうるさい！！と真っ赤な顔で怒ってきますが、まあ顔のせいで怖くない。
　
「くそ、もう騙されな……は？好きなのは嘘じゃない？…はぁ！？」