ただ好きって言って欲しかっただけ
夢設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いつだって上手くいかない私の恋
次は中学生の頃の話
私の家は自分で言うのもあれだが所謂お金持ちってやつで、家の決まりで中学は必ず私立中学校に入学することが決められていた
その学校はエレベーター式で中学から入る私はもちろん周りは知らない人だらけ友達ゼロの状態だった
コミュ障な私は誰かに話しかけることも出来ずに入学して1週間くらいずっと一人で居た
そんな時だった”あの人”が私に話しかけてきたのは
中学生にしては大人びていて背が高いイケメンな高瀬 翔(たかせ かける)くん___
高瀬「名字さん、であってるよね?」
『え…』
高「ごめん、驚かせちゃったかな?」
と、少し困ったように笑う高瀬くんは何だか王子様みたいだった
『あ、大丈夫、です…』
高「そっか、それならよかった」
今度は安心したように笑う彼
『えっと…?』
高「数Aのノート集めたくて、ほら僕日直だからさ」
⚠ハイレベルな私立中学校だと思ってください
やば、言われる前に出すの忘れてた…
そう私は1週間たっても誰とも仲良くなれない自分のコミュ障具合にショックを受けて友達を作らないと決めていた
なので、できるだけクラスメイトとの関わりも減らそうと思いノートとかは誰よりも早く出していたのだ
なのに、だし忘れるなんて、私……
高「おーい、名字さん?」
『あ、ごめんなさい!えっと今出しますね』
バサバサバサッ
や ら か し た
『ご、ごめんなさい!』
今こそ自分のドジ具合を恨んだことは無い
高瀬くんの持っているノートを全部床とこんにちはさせてしまった…(落とした)
どんなけドジなんだ自分
て!今すぐノートを拾わなければ…
私がノートを拾い始めると高瀬くんも一緒に広い始める
『(恥ずかしい…)』
高「くすっ…」
『!』
高「ごめん、名字さん凄く慌てるんだもん面白くて」
『そ、そゃあ慌てますよ!』
高「ごめん、ごめん」
『こんな笑い方もするんだ…』
高「?」
『あ、ごめんなさい。なんか高瀬くん王子様みたいだから、その、そんな風にも笑うんだなって…』
高「王子様って笑 僕そんな柄じゃないよ」
と、照れたように笑う
『あ、なんかごめんなさい…』
高「大丈夫!あとさ、敬語やめない?」
『へ?』
高「いや、同級生なのに敬語は違和感があるし、それに名字にさん付けもなんかな…」
『…』
高「いや、その名字さんが良ければ下の名前で呼んでもいいかなって。もちろん!名字さんも僕のこと下の名前で呼んで?」
『大丈夫で、大丈夫だよ!か、翔くん…』
高「ありがとう!名前」
_______この出来事があってから翔くんとは凄く仲良くなれたし、中学2年の頃には既に好きになっていた
でも、かっこよくて人気者の翔くん、周りの女の子達はそれを許さなくて中1の頃からあった地味な嫌がらせから中2になりいきなり酷いいじめに変わった
制服を隠されたり、教科書をボロボロにされたりと様々だった
ロッカーには「翔くんと話すな」「きえろ」
などと心無い言葉が書かれた紙が入ってるのは日常茶飯事
それでも、翔くんが注意してくれたり、教科書の類はさすがお金持ちといったところだろうか親が直ぐに新しいものを買ってくれた
それでも、親や翔くんに迷惑をかけてしまっている自分が嫌で嫌でしょうがなかった
そんなある日のことだった
クラスメイトの中心物である来栖 玲奈(くるすれいな)率いる軍団に呼び出された_____
次は中学生の頃の話
私の家は自分で言うのもあれだが所謂お金持ちってやつで、家の決まりで中学は必ず私立中学校に入学することが決められていた
その学校はエレベーター式で中学から入る私はもちろん周りは知らない人だらけ友達ゼロの状態だった
コミュ障な私は誰かに話しかけることも出来ずに入学して1週間くらいずっと一人で居た
そんな時だった”あの人”が私に話しかけてきたのは
中学生にしては大人びていて背が高いイケメンな高瀬 翔(たかせ かける)くん___
高瀬「名字さん、であってるよね?」
『え…』
高「ごめん、驚かせちゃったかな?」
と、少し困ったように笑う高瀬くんは何だか王子様みたいだった
『あ、大丈夫、です…』
高「そっか、それならよかった」
今度は安心したように笑う彼
『えっと…?』
高「数Aのノート集めたくて、ほら僕日直だからさ」
⚠ハイレベルな私立中学校だと思ってください
やば、言われる前に出すの忘れてた…
そう私は1週間たっても誰とも仲良くなれない自分のコミュ障具合にショックを受けて友達を作らないと決めていた
なので、できるだけクラスメイトとの関わりも減らそうと思いノートとかは誰よりも早く出していたのだ
なのに、だし忘れるなんて、私……
高「おーい、名字さん?」
『あ、ごめんなさい!えっと今出しますね』
バサバサバサッ
や ら か し た
『ご、ごめんなさい!』
今こそ自分のドジ具合を恨んだことは無い
高瀬くんの持っているノートを全部床とこんにちはさせてしまった…(落とした)
どんなけドジなんだ自分
て!今すぐノートを拾わなければ…
私がノートを拾い始めると高瀬くんも一緒に広い始める
『(恥ずかしい…)』
高「くすっ…」
『!』
高「ごめん、名字さん凄く慌てるんだもん面白くて」
『そ、そゃあ慌てますよ!』
高「ごめん、ごめん」
『こんな笑い方もするんだ…』
高「?」
『あ、ごめんなさい。なんか高瀬くん王子様みたいだから、その、そんな風にも笑うんだなって…』
高「王子様って笑 僕そんな柄じゃないよ」
と、照れたように笑う
『あ、なんかごめんなさい…』
高「大丈夫!あとさ、敬語やめない?」
『へ?』
高「いや、同級生なのに敬語は違和感があるし、それに名字にさん付けもなんかな…」
『…』
高「いや、その名字さんが良ければ下の名前で呼んでもいいかなって。もちろん!名字さんも僕のこと下の名前で呼んで?」
『大丈夫で、大丈夫だよ!か、翔くん…』
高「ありがとう!名前」
_______この出来事があってから翔くんとは凄く仲良くなれたし、中学2年の頃には既に好きになっていた
でも、かっこよくて人気者の翔くん、周りの女の子達はそれを許さなくて中1の頃からあった地味な嫌がらせから中2になりいきなり酷いいじめに変わった
制服を隠されたり、教科書をボロボロにされたりと様々だった
ロッカーには「翔くんと話すな」「きえろ」
などと心無い言葉が書かれた紙が入ってるのは日常茶飯事
それでも、翔くんが注意してくれたり、教科書の類はさすがお金持ちといったところだろうか親が直ぐに新しいものを買ってくれた
それでも、親や翔くんに迷惑をかけてしまっている自分が嫌で嫌でしょうがなかった
そんなある日のことだった
クラスメイトの中心物である来栖 玲奈(くるすれいな)率いる軍団に呼び出された_____
2/2ページ