.・長編作品を振り返るⅢ・.


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【私たちの思い出~井星之巫女-チチリボシノミコ-篇~】
◆1.井宿のこと、最初はどう呼んでいましたか
最初も今も「井宿様」です

◆2.その呼び方を選んだ理由はありますか
朱雀七星士の御名でもあるし、自然とです。

◆3. 彼らの力になると決めた時、胸の奥でいちばん揺れたものは
覚悟はしていても、不安な気持ちで揺れていました。

◆4.自分の中の力を、最初はどう感じていましたか
「備わっている力」「向かうべき方向性を告げる力」だと感じていました。

◆5. あなたの力が井宿の力と重なったと感じた時は
…何度かあります。あの瞬間って本当に心強くて、とても温かいんです

◆6.戦いの中で、あなた自身が“変わった”と感じた瞬間は
戦いの中…というか、戦いを終えてからのことになりますけど、見た目や物言いがだいぶ変わっていて…。でも、その変化もあって、私は井宿様に「大好き!」って伝えることができました

◆7.井宿に、まだ言えていないことはありますか
私が寺院で育った理由とか…そういうことはまだ話したことがないですね


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【ふたりに30の質問】
「…あ、井宿様!」
「だ?ここで何をしているのだ?少し前から君のことを探していたのだ」
「すみません、何だか呼ばれたような気がして立ち寄ってみたら、私に答えて欲しいことがあったらしく…」
「……だ…何か既視感があるような…」
「……?一度、参加したことがあるものですか?」
「…いや、記憶に残るものとは違うみたいなのだ」
「良かったです!では、今からは井宿様も一緒にお願いします!」
「オイラも?」
「はい!今度はふたりで答えるものみたいなので」
「分ったのだ。協力するのだ」

~出会いと過去を振り返る~
◆1.出会った頃の相手を、今はどう見ている
「井宿様は…肩の荷が下りたように見えます。のびのびとしている感じで」
「だ。オイラも同じようなことを言おうとしていたのだ。君には、そのまま自由でいてほしい」

◇2.あの頃の自分に、今ならどんな言葉をかけたい
「“信じていて大丈夫”でしょうか」
「君とは価値観が合うのだね。けれど、オイラの場合は“信じることを恐れるな”といったところか」

◆3.二人の距離が変わったと感じた瞬間
「‟あの時”…なのだ?」
「‟あの時”、ですね」
「「二人の秘密の時間」」

◇4.相手の“第一印象”で忘れられないところ
「苦しそうに頭を抱えていた君を、抱き留めた瞬間なのだ」
「…私は、目を開けるなり不思議そうに笑っていた顔が見えたこと」

◆5.あの戦いのあと、相手のどんな言葉が残っている
「井宿様が‟それぞれが出来る事で補い合って護れば良い”って言ってくれた言葉が、ずっと心に残っています」
「オイラは、君の声で紡がれる、君にしか紡げない呪文の言葉たちが頭に残っているのだ。今はもう…聞くこともできないのだね…」

~変化について~
◇6.役割を離れた自分を、相手はどう受け止めてくれたと思う
「…井宿様…」
「代償が課せられた身だったとしても、君の気持ちが楽にいられるのならそれでいいのだ」

◆7.“背伸びしていた頃の自分”を、今はどう感じている
「あれは背伸びをしていたのだ?オイラは、戦いの中での君も君らしい在り方だったと思うのだが」
「気を張っていることも多くて背伸びもしていたかもしれないけど……私に何が出来るだろう?って必死に考えてとにかく動いていたような気もします」

◇8.相手の前でだけ見せてしまう表情
「少し幼く笑うことも増えたのだね?」
「そう…ですか?井宿様が意外と照れ屋なのは…私の前でだけ?」
「君からの愛情表現が真っすぐで…どうにも照れくさくなるのだ」

◆9.無意識に甘えてしまった瞬間
「井宿様の気を感じたい時は、つい甘えてしまっているような…」
「まるで猫のように擦り寄って来るのは…オイラにだけなのだね?」
「もちろんです」

◇10.年相応の自分を、相手はどう見てくれていると思う
「年相応よりも幼いくらいかもしれませんが…大丈夫ですか?」
「可愛いから全く問題ないのだ」

~相手のこと~
◆11.相手の“優しさ”を一番感じた場面
「井宿様って、優しさの塊ですよね。何が一番って決められない…」
「それは君相手だからかもしれないのだ」
「私だけが得られる特権みたいなものということ?」
「だ」

◇12.相手の言葉で心が静かになったもの
「井宿様が気遣ってかけてくれる言葉は、不思議とひと呼吸置けます」
「君の静かな語りかけは…自然と心を落ち着かせてくれるのだ」

◆13.相手の沈黙に救われたことはある
「あります」
「あるのだ」
「逆に言葉がない時ほど――」
「――心地よく感じる時もある」

◇14.相手のどんな仕草が好き
「井宿様自身の手で、お面を外すところ」
「幼くても何でも、屈託なく笑いかけてくるところ、なのだ」

◆15.相手の変化に気づいた瞬間
「空気が変わります」
「君の変化は、分かりにくいようで分かりやすいかもしれないのだ」

~ふたりの今の距離感~
◇16.二人で過ごす時間の中で、一番落ち着く瞬間
「たとえ触れ合わなくても、君が隣に居てくれるだけで安心できる」
「同じくです。でもやっぱり…できるだけ近づきたい、かも」

◆17.一緒にいるときの“沈黙”はどんな意味を持つ
「‟気”の疎通…?」
「だ」

◇18.相手に触れられて気づいた自分の変化
「すごく安心できる自分がいます」
「互いの気の安定に繋がるのは…オイラも驚いていることなのだ」

◆19.今の二人の関係を一言で言うなら
「恋人関係、ですか?」
「それでいいのだ?」
「………」
「「気が共鳴し合う関係」」

◇20.相手といると、どんな自分になれる
「幸せになれます」
「穏やかになれるのだ」
「…井宿様は元からでしょう」
「人間には感情があるから…。それを凪かせてくれるのは、君の存在でもあるのだよ」

~未来のこと・願いを考える~
◆21.相手に“今”伝えたいこと
「井宿様、大好きです!」
「オイラも愛しているのだ」
「私も愛しています…!」
「…ありがとうなのだ」

◇22.あの頃より素直に言えるようになったこと
「自分の気持ちを惜しみなく、いつでも伝えられることです」
「戦いの最中では…言いたくても言うにも憚れる状況だったからな…」

◆23.相手に返したいと思っているもの
「井宿様にはいろいろとお世話になっているので、いろんなお返しをしたいです」
「君は十分に周りに与えてきているのだ」
「井宿様へはまだ不十分だと思っています」
「(……本当に十二分過ぎる程の愛情を示してもらっていて、オイラからどう返せばいいか困っているくらいなのだが…)」
「…井宿様?」
「君ができることをしてくれれば、オイラは嬉しいのだよ」
「はい!」

◇24.これからも変わらず大切にしたいこと
「二人で過ごす時間を大切にしたいですね」
「そうなのだね」

◆25.二人で叶えたい小さな願い
「柳宿に会いに、北甲国へ行こうか」
「そうですね…その次は、翼宿様も誘って三人でも行きたいです」
「君と翼宿…一時誤解があったのにいつの間にそんなに仲良くなったのだ?」
「井宿様も仲裁に入ってくれたお蔭です」
「…だ」

~ふたりの呼吸について~
◇26.相手の笑顔で好きなところ
「お面があるないで、それぞれに違う笑顔が見られるところ」
「そうなのだ?」
「はい」
「ありがとうなのだ」

◆27.相手の弱さをどう受け止めている
「誰しもが完璧ではないのだ」
「‟補い合っていけばいい”、ですよね?」
「だ」

◇28.二人でいるときの“自然体”ってどんな感じ
「少し難しいけど……井宿様、どうでしょう」
「だー…」
「今とそんな変わらない感じ、かな?」

◆29.相手に言われて嬉しかった一言
「‟君は君なのだ”‟これからも一人の男として護っていきたい”って言ってもらえたことが、とても嬉しかったです」
「オイラも、戦いを終えた後に君の口から聞けた“好き”という言葉が、特別に嬉しかったのだ」

◇30.これからも隣にいたいと思う理由
「それはもちろん――」
「「――愛が通っているから」」
「ですね!」
「なのだ」