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虎杖悠仁
名前変換処
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おねぇちゃんに初めての彼氏が出来た。でも、昔から姉は騙されやすいとこがあるからちょっと心配。この前なんて知らない男に「親父さんの友達」とか言われて本気で困惑してたんだから頭が痛い。ここは妹である私が、双子で顔だけならそっくりなのを利用して確かめに行かなきゃ!そんなわけで姉のデート当日。悪いとは思ったけど、姉の部屋の目覚ましをわざと止めてから、私は事前に聞きだしていた待ち合わせ場所に向かった。
「おーい! こっちこっち!」
大体の場所しか聞いて無かったから、それらしい人をキョロキョロと探し回ってたら、先に気づいた相手が手を振ってアピールしてくれる。まさかこんなチャラ男っぽい相手だとは思わず、内心吃驚しながら姉を装って近寄れば、彼はキョトンとした顔をしてこちらを見てきた。
やだよく見たらちょっと可愛い。
「えっと……あ! もしかして、前ナマエが言ってた妹さん?」
「え?」
「ん? っちゅーか、ナマエは? まさか何かあったの?」
「……」
即バレしたのは初めてだったから言葉に詰まってしまう。誤魔化そうにももう無理だと諦めて訳を話せば、彼は驚いたように口を開いた。
「えっ? じゃあナマエの方はまだ寝てんだ?」
電話してやんねーと。
そう言って電話しだした彼を見つめながら、ああ……これ今から怒られる奴だなぁなんてソワソワしてたら、
「じゃ、こっちは適当に時間潰しとくから、そっちも慌てず支度しなよ? また家出たら連絡ちょーだい!」
結局私のことは何も言わずに通話を終えてしまった。疑問を投げかけると、
「ん? だって、姉が心配でやったんでしょ? 良い妹さんじゃん」
「……!」
「まあ、やり方はちょい強引過ぎだけどね。知ってるだろうけど、こういうの君のお姉さん結構気にするタイプだし」
まあ何はともあれこれからも宜しく頼んます!
そう、言い終わりには歯を見せて笑った彼の名前は、虎杖悠仁さんと言うらしい。心配したけど、この人なら大丈夫かもしれない……。その後、彼に姉からの連絡が来るまで会話をしてた私は、自然とそう思えたのだった。
「おーい! こっちこっち!」
大体の場所しか聞いて無かったから、それらしい人をキョロキョロと探し回ってたら、先に気づいた相手が手を振ってアピールしてくれる。まさかこんなチャラ男っぽい相手だとは思わず、内心吃驚しながら姉を装って近寄れば、彼はキョトンとした顔をしてこちらを見てきた。
やだよく見たらちょっと可愛い。
「えっと……あ! もしかして、前ナマエが言ってた妹さん?」
「え?」
「ん? っちゅーか、ナマエは? まさか何かあったの?」
「……」
即バレしたのは初めてだったから言葉に詰まってしまう。誤魔化そうにももう無理だと諦めて訳を話せば、彼は驚いたように口を開いた。
「えっ? じゃあナマエの方はまだ寝てんだ?」
電話してやんねーと。
そう言って電話しだした彼を見つめながら、ああ……これ今から怒られる奴だなぁなんてソワソワしてたら、
「じゃ、こっちは適当に時間潰しとくから、そっちも慌てず支度しなよ? また家出たら連絡ちょーだい!」
結局私のことは何も言わずに通話を終えてしまった。疑問を投げかけると、
「ん? だって、姉が心配でやったんでしょ? 良い妹さんじゃん」
「……!」
「まあ、やり方はちょい強引過ぎだけどね。知ってるだろうけど、こういうの君のお姉さん結構気にするタイプだし」
まあ何はともあれこれからも宜しく頼んます!
そう、言い終わりには歯を見せて笑った彼の名前は、虎杖悠仁さんと言うらしい。心配したけど、この人なら大丈夫かもしれない……。その後、彼に姉からの連絡が来るまで会話をしてた私は、自然とそう思えたのだった。