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伏黒恵
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普段は彼女を傷付けたくない事を理由にあまり血を貰わない事にしてる伏黒だが、彼女に女の子の日が来ると必然的にムラムラとしてしまって。
彼女に対してのみ起きてしまう反応に、厄介な身体に生まれた自分を嫌悪する伏黒だったが、とりあえずその期間だけは彼女と会わない事を決めて何とかやり過ごしていた。
しかしある日、寂しさに堪えきれず部屋にまで訪ねて来てしまった彼女を、拒みきれず中に入れてしまった事で、彼は窮地に立たされる事になった。
「っ……馬鹿、来んなっつったろ……!」
辺りに充満する血のにおいに思わず唾を飲み込む伏黒。
そんな彼を泣きじゃくりながら抱き締めていた彼女は、
「だって……!また1週間も伏黒君に会えないんだ、なんて思ったら寂しくてっ……」
震える声で伏黒にそう訴え掛けた。
彼女が甘え下手で、ドが付く程の奥手な性格なのを分かっていた伏黒は、ここまで思い詰めさせてしまった事に罪悪感を抱く。
かと言って、このまま理性を失くして手を出してしまう事だけは絶対にしたくなかった伏黒は、息を荒げながら自分の手を握り締める事によって何とか自我を保とうとしていた。
そんな伏黒の様子に気付いていた彼女は、
「ごめんね、伏黒君。辛いよね……」
言いながらおもむろに彼の首に手を回すと、首を逸らして伏黒に首筋を曝け出した。
「なっ、にを……!」
「家入さんがね、この前言ってたの! 伏黒君が、普段から私の血にもっと慣らすようにしたら、もしかしたら今みたいな衝動が和らぐんじゃないかって!」
だから飲んで!
そんな医者1人の立てた仮説の為に、彼女を危険には晒せない。
自分を強くもて俺。
そう思っていたのに。
次の瞬間、柔らかな彼女の首筋には伏黒が噛み付いていて。
ただ夢中になって、ヂューヂューと音を立てて血を吸うのを、彼女は時折苦しそうに声を出しながらも、一心に受け入れていた。
そのまま暫くして、
「っ全然足りねぇ!」
そう本音を漏らした伏黒は、そのまま廊下の床に彼女を押し倒して組み敷いた。
「嫌なら今すぐ、俺のこと全力で拒めよ……ッ」
上着を脱ぎ捨てながら、最終通告をする伏黒。
次に何をされるのかを理解していた彼女は、それでも伏黒と居る事を選び、優しく微笑み返した。
「大丈夫だよ、恵くん」
言って、彼女は伏黒に身を委ねた。
彼女に対してのみ起きてしまう反応に、厄介な身体に生まれた自分を嫌悪する伏黒だったが、とりあえずその期間だけは彼女と会わない事を決めて何とかやり過ごしていた。
しかしある日、寂しさに堪えきれず部屋にまで訪ねて来てしまった彼女を、拒みきれず中に入れてしまった事で、彼は窮地に立たされる事になった。
「っ……馬鹿、来んなっつったろ……!」
辺りに充満する血のにおいに思わず唾を飲み込む伏黒。
そんな彼を泣きじゃくりながら抱き締めていた彼女は、
「だって……!また1週間も伏黒君に会えないんだ、なんて思ったら寂しくてっ……」
震える声で伏黒にそう訴え掛けた。
彼女が甘え下手で、ドが付く程の奥手な性格なのを分かっていた伏黒は、ここまで思い詰めさせてしまった事に罪悪感を抱く。
かと言って、このまま理性を失くして手を出してしまう事だけは絶対にしたくなかった伏黒は、息を荒げながら自分の手を握り締める事によって何とか自我を保とうとしていた。
そんな伏黒の様子に気付いていた彼女は、
「ごめんね、伏黒君。辛いよね……」
言いながらおもむろに彼の首に手を回すと、首を逸らして伏黒に首筋を曝け出した。
「なっ、にを……!」
「家入さんがね、この前言ってたの! 伏黒君が、普段から私の血にもっと慣らすようにしたら、もしかしたら今みたいな衝動が和らぐんじゃないかって!」
だから飲んで!
そんな医者1人の立てた仮説の為に、彼女を危険には晒せない。
自分を強くもて俺。
そう思っていたのに。
次の瞬間、柔らかな彼女の首筋には伏黒が噛み付いていて。
ただ夢中になって、ヂューヂューと音を立てて血を吸うのを、彼女は時折苦しそうに声を出しながらも、一心に受け入れていた。
そのまま暫くして、
「っ全然足りねぇ!」
そう本音を漏らした伏黒は、そのまま廊下の床に彼女を押し倒して組み敷いた。
「嫌なら今すぐ、俺のこと全力で拒めよ……ッ」
上着を脱ぎ捨てながら、最終通告をする伏黒。
次に何をされるのかを理解していた彼女は、それでも伏黒と居る事を選び、優しく微笑み返した。
「大丈夫だよ、恵くん」
言って、彼女は伏黒に身を委ねた。
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