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夏油傑
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任務を終えて高専に戻ってきたナマエは、教室で1人、報告書の作成作業を行っていた。
報告書自体は自室でも出来た事なのだがこういった場所の方が集中して取り組める事もあり、任務終わりの彼女はよくこうして誰もいない教室を利用していた。
「…よし、完璧!」
書き終えた書面を何度か見返してからナマエは安心したようにその場で伸びをした。
「ああ、やっぱりここに居たんだ。」
「…あれ、傑くん?」
さっさと提出して帰ろうと荷物をまとめていたナマエに、同じく任務であったはずの夏油が教室の入り口から声を掛けてきた。
「今戻ったの?」
「悟の遊びに付き合ってたら遅くなってね。」
「あー。」
納得、というような顔をする。
ナマエの脳裏には普段のおちゃらけた五条の様子が浮かんでいた。
「ちょっと失礼、」
「え、」
いつの間にかすぐ後ろにまで来ていた夏油がナマエの肩を掴んだ。
ピクっと反応して咄嗟に後ろを振り向けば、顎に滑り込んで来た夏油の指先が彼女の顔を掴んで固定した、と同時に彼女の瞳一杯に夏油の顔が映り込んだ。
夏油に口付けられていると気づいたのは少し後の事だった。
「ん"っ…ふっ、ンン…っ、」
咄嗟に羞恥心が込み上げてきたナマエであったが、舌の侵入を許してしまってからは急に火が付いたように舌を絡め取られ、嚙みつくようなキスを何度も繰り返される。
甘い刺激に堪え切れず、逃げ場を求めて腰を後ろに引こうと身じろげば、見越していた夏油によって椅子の背もたれに押さえつけられた。
自然と顔が上向きになるにつれ、より一層、貪られるようなキスがナマエを襲う中、じゅるじゅると羞恥心を煽る音が教室内に酷く響き渡っていた。
「はぁっ…っふ……、」
「ん、お粗末様。」
ドロドロに蕩けきった表情で未だ頭がふわふわとしているナマエに余裕綽々な態度で笑いかける夏油。
力尽きたナマエが机に突っ伏せば、
「例のごとく、何か口直しになるものが欲しくてね。」
「………は?」
衝撃の理由を自ら明かしてくれたものだから、思わず顔を上げて夏油を見れば、彼は全く悪びれる様子も無くニコニコしていた。
「っ、飴でも舐めとけば良いでしょ!?」
「…飴って苦手なんだよね。意識して舐めないとずっと口に残るだろう?」
言いながら小首を傾げる夏油に内心イラっとしながらも、駄目だ勝てないと早くも諦めてまた机に伏せ込んだナマエ。
そんな彼女を見てふっと目を細めた夏油は、おもむろに彼女の肩に手を置くなり、その耳元にそっと囁いた。
「例えばもしも、君が僕のを舐め続けてくれるって言うなら…考えないことも無いかな。」
「っ……、」
舐め、続ける?…私が??
「………!!ばっばかー!!!」
時間差で言葉の意味を理解したナマエの今日一番の大声が廊下にまで響き渡るのであった。
報告書自体は自室でも出来た事なのだがこういった場所の方が集中して取り組める事もあり、任務終わりの彼女はよくこうして誰もいない教室を利用していた。
「…よし、完璧!」
書き終えた書面を何度か見返してからナマエは安心したようにその場で伸びをした。
「ああ、やっぱりここに居たんだ。」
「…あれ、傑くん?」
さっさと提出して帰ろうと荷物をまとめていたナマエに、同じく任務であったはずの夏油が教室の入り口から声を掛けてきた。
「今戻ったの?」
「悟の遊びに付き合ってたら遅くなってね。」
「あー。」
納得、というような顔をする。
ナマエの脳裏には普段のおちゃらけた五条の様子が浮かんでいた。
「ちょっと失礼、」
「え、」
いつの間にかすぐ後ろにまで来ていた夏油がナマエの肩を掴んだ。
ピクっと反応して咄嗟に後ろを振り向けば、顎に滑り込んで来た夏油の指先が彼女の顔を掴んで固定した、と同時に彼女の瞳一杯に夏油の顔が映り込んだ。
夏油に口付けられていると気づいたのは少し後の事だった。
「ん"っ…ふっ、ンン…っ、」
咄嗟に羞恥心が込み上げてきたナマエであったが、舌の侵入を許してしまってからは急に火が付いたように舌を絡め取られ、嚙みつくようなキスを何度も繰り返される。
甘い刺激に堪え切れず、逃げ場を求めて腰を後ろに引こうと身じろげば、見越していた夏油によって椅子の背もたれに押さえつけられた。
自然と顔が上向きになるにつれ、より一層、貪られるようなキスがナマエを襲う中、じゅるじゅると羞恥心を煽る音が教室内に酷く響き渡っていた。
「はぁっ…っふ……、」
「ん、お粗末様。」
ドロドロに蕩けきった表情で未だ頭がふわふわとしているナマエに余裕綽々な態度で笑いかける夏油。
力尽きたナマエが机に突っ伏せば、
「例のごとく、何か口直しになるものが欲しくてね。」
「………は?」
衝撃の理由を自ら明かしてくれたものだから、思わず顔を上げて夏油を見れば、彼は全く悪びれる様子も無くニコニコしていた。
「っ、飴でも舐めとけば良いでしょ!?」
「…飴って苦手なんだよね。意識して舐めないとずっと口に残るだろう?」
言いながら小首を傾げる夏油に内心イラっとしながらも、駄目だ勝てないと早くも諦めてまた机に伏せ込んだナマエ。
そんな彼女を見てふっと目を細めた夏油は、おもむろに彼女の肩に手を置くなり、その耳元にそっと囁いた。
「例えばもしも、君が僕のを舐め続けてくれるって言うなら…考えないことも無いかな。」
「っ……、」
舐め、続ける?…私が??
「………!!ばっばかー!!!」
時間差で言葉の意味を理解したナマエの今日一番の大声が廊下にまで響き渡るのであった。
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