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高いものを取ってくれる最強のお話
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今日も彼女の血を頂きに来た五条は、ベランダから彼女が必死に何か高い所にある物を取ろうとしている様子が見られた。椅子使えば良いのに。念力でベランダの鍵を開け、中に入った五条は、そのまま背後から忍び寄って代わりに物を取ってあげた。
「え、あっ、すすみません!」
ここで初めて五条の存在に気付いた彼女は、慌ててお礼を言い、物を受け取る。
「構わないよ♡ それより今日は早いんだね?」
いつもならこの時間はまだ仕事から帰っていない事の方が多い彼女は、五条の問いかけに
「久しぶりの定時帰りなんです」
嬉しそうに答えた。
「ふーん……人間て大変だね」
「五条さんこそ、夜しか活動出来なかったりするんでしょうから大変ですね」
「ん? あー、うんまあそうだね」
きっと彼女は、一般的な吸血鬼の持つイメージの話をしているのだろう。そう解釈した五条は、適当に話を合わせる事にした。勿論、そんな弱点など彼には無いのだが。
「あ、そういえば帰り道にケーキ買って来たんです。一緒にどうですか?」
「良いね。大きい苺が乗ったショートケーキもある?」
「んー、大きくは無いので、私の分も苺あげますね」
「え、良いの? ありがとね」
「はい!」
2人は夜のお茶会を楽しむのだった。
「え、あっ、すすみません!」
ここで初めて五条の存在に気付いた彼女は、慌ててお礼を言い、物を受け取る。
「構わないよ♡ それより今日は早いんだね?」
いつもならこの時間はまだ仕事から帰っていない事の方が多い彼女は、五条の問いかけに
「久しぶりの定時帰りなんです」
嬉しそうに答えた。
「ふーん……人間て大変だね」
「五条さんこそ、夜しか活動出来なかったりするんでしょうから大変ですね」
「ん? あー、うんまあそうだね」
きっと彼女は、一般的な吸血鬼の持つイメージの話をしているのだろう。そう解釈した五条は、適当に話を合わせる事にした。勿論、そんな弱点など彼には無いのだが。
「あ、そういえば帰り道にケーキ買って来たんです。一緒にどうですか?」
「良いね。大きい苺が乗ったショートケーキもある?」
「んー、大きくは無いので、私の分も苺あげますね」
「え、良いの? ありがとね」
「はい!」
2人は夜のお茶会を楽しむのだった。