久々のデート。
部屋まで送るよなんて話してたら寮の手前で突然足を止めるナマエ。

「？どうかした？」

て振り返れば、

「…明日、私お休み、でし、て。。」

なんて恥ずかしそうに伝えてくるものだから途端に全てを察する虎杖。
実はそれまでにも色々気になる言動はあったんだけど忙しかった事もあって今日は無理させれないて意気込んでたから全部気のせいだと流してた。

え、だからってこんな誘い方ある？
俺の彼女可愛すぎない？？

思わずその大きな手で口元覆い隠しながら切なげに目を細める虎杖に、困ってると勘違いしたナマエが慌てて謝ろうとすれば、そんな彼女を抱きしめて耳元で

「ごめっ…今日、優しく出来ない、かも…」

そう熱の籠った声で囁く虎杖。

結局いつもより激しめな夜を過ごして、翌朝にはまだ眠っているナマエに行って来ますして自分は任務に出るのである。