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じゅじゅ男子と年明けを過ごすお話
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最強故、年末年始関係無く任務に引っ張りだこな五条は今日もやはり任務であった。
同じ呪術師であるナマエはそんな五条を誇らしげに感じると同時に、今年も最後まで(五条さんが)無事に過ぎますように、なんて普段はあまりしない心配をして少し不安になっていた。
だから今日はもう早めに寝ようとお風呂にも入ってベッドに潜り込んだナマエは、今日はやけにベッドが冷たいな…なんて思いながら無理矢理目を閉じた。
ーースマホの着信音で目を覚ましたナマエは、こんな時間に誰だろうと眠気眼で思いながら、特に相手も確認せず電話に出た。
「…はい、もしもし。」
「あれ、寝てた?」
「っ…え、あれ、五条さん!?」
驚きのあまり飛び起きたナマエに、驚きすぎでしょ。と可笑しそうに返す五条。
普段、任務中はあまり連絡をして来ない人であるから、てっきりもう任務自体は終わったのかと思いきや、
「まさかー。今絶賛隠れんぼ中だよ。あ、僕が鬼ね?」
なんて、いつもの調子で話すので内心ほっとしたナマエは、ご苦労様ですとやはりいつものように返事した。
「や、ほんとは電話なんてするつもり無かったんだけどね?」
「そうですね、珍しいですね。」
「でしょー?でもさほら…今年一番に聞くなら、ナマエの声が良いなって。」
「っ……、」
「あ、そこで黙っちゃうー?」
意地悪だなぁなんて笑って揶揄う五条にそういえばもう0時かと時間を確認するナマエ。
折角だし普段言えない事を言おうと、
「…私も、一番は大好きな悟さんの声が聴きたかった、デス。」
なんて最後はやっぱりちょっと照れてしまえば突然返事が無くなったので戸惑う。
かと思えば、突然、呪霊の声であろう音が轟いたので吃驚して五条の名前を呼べば、何か大きな音と共にうめき声のような音が聞こえてきた。
静けさが戻るといつものおちゃらけた五条の声が響いた。
「っとに…色事にはガキかってくらい免疫も意気地も無いくせして。こういう時に限ってだもんねー…」
「…?」
あれ?何か怒ってる…?
「もしかしてわざと煽ってる?」
「んん?え、と…?」
「だよねー。そういう奴だよお前は。帰ったら抱き潰してやるから覚悟しろよ?」
「っ、えぇ!?」
「じゃあね。おやすみ。」
そう言って一方的に切られたナマエは、暫く呆然とするしかなかった。
年明け早々、一度入ったスイッチの切り方をナマエは知る由も無いのであった。
「もぉーっ、帰ったら絶対泣かす!だからさっさと君らも祓われなよー。」
そう言う五条の目は既に熱を孕んでギラついていた。
【五条(高専)ver】
年末は実家に帰ると言うのでナマエは1人でまったりと過ごすことに。
帰省組以外の友達とお出掛けも出来てそれなりに楽しい年末が送れたな、なんて思っていた年明け前の夜。
突然のインターホンと急かすようにドアを叩く音がして、このせっかちな感じはまさか、と思いながら玄関を開ければ、見慣れない着物姿をした五条が心底不機嫌な様子で立っていた。
「おっせぇよ、この鈍間…!」
「なっ、」
何よ急に!と言い返そうとすれば、玄関内に押し入った五条によって抱き締められる。
途端、五条の匂いに混じった汗の匂いがナマエの鼻を刺激した。
そのまま黙って動こうとしない五条。
よく見れば、高価そうな着物は完全に着崩れていて、耳を澄ませばいつもより荒い五条の息遣いが聞こえてきたものだから、よほど急いで来たのだろうかとナマエはむっとした事も忘れて考えていた。
それから少しして、とりあえず五条の背中に手を回してみれば、自分の背中に回っていた手にぐっと力が籠るのを感じたナマエは、そのまま思い切って五条の頭を撫でてみた。
すると「…ンだよ。」と不貞腐れたようなぼやきが聞こえたものの、振り払わない辺り嫌では無いのだろうと判断したナマエは、そのまま暫く五条の頭を撫でていた。
それからやはり暫くして、すっかり息遣いの整った五条が覇気の無い声で
「……疲れた。」
と呟いたので
「うん…お疲れ様。」
とナマエが優しく返事をすれば、大きな溜め息をしてから
「俺さ、あそこに居たら息が詰まって仕方ねぇのよ…。」
だからこっそり帰って来てやった。と、やっと顔を上げていつもの悪戯っ子のような笑顔を見せた五条。
そんな彼の笑顔に内心ほっとしながらも、「うん、おかえり。」と目を細めながら彼を受け入れたナマエは、とりあえずと入れたばかりのお風呂を勧めた。
「ナマエは入ったの?」
「ううん。後で入るからお先にどうぞ。」
「ふーん…。」
「あ、着替えは前泊まった時に置いて行った奴用意しとくね。」
そう言って奥の部屋へ入って行ったナマエを見届けた後、その場で乱暴に着物を緩めた五条は、脱衣所でそれらを脱ぎ捨てた。
そして入浴後、ナマエの用意してくれていた自分の服に着替えると、リビングでテレビを見ていたナマエの元にわざと気配を消して近づき、そのまま背後から抱きついた。
「わっ…な、何?」
「ばーか。無防備過ぎだろ。」
「っ、警戒する必要がないでしょ!」
全く、と立ち上がろうとしたナマエであったが、首に回された五条の腕の力が思いの外強くてそれは叶わなかった。
咄嗟に離してと伝えようとすれば、
「…そこは警戒しろよ。」
「ぇ…、」
熱の籠った青い瞳に魅入られ、そのまま唇を重ねられた。
それから蕩けるような甘いキスをされ、いつの間にかナマエの腹の辺りにまで来ていた五条の片手がそこをまさぐって地肌に触れた途端、びくんと反応したナマエが慌てて止めに入った。
「お、お風呂!……入、らせ、て…?」
「……しゃーねぇなぁ。」
本当は待つ気など微塵もなかった五条だったが、恥ずかしげにしかし満更でも無さそうな様子で視線を逸らしてお願いするナマエに思わず許可を出してしまった。
ナマエが入浴している間、映っていたテレビをそのまま見始めた五条は、おもむろに通知の溜まりまくったスマホを取り出すなり、わざと電源を落とすのであった。
同じ呪術師であるナマエはそんな五条を誇らしげに感じると同時に、今年も最後まで(五条さんが)無事に過ぎますように、なんて普段はあまりしない心配をして少し不安になっていた。
だから今日はもう早めに寝ようとお風呂にも入ってベッドに潜り込んだナマエは、今日はやけにベッドが冷たいな…なんて思いながら無理矢理目を閉じた。
ーースマホの着信音で目を覚ましたナマエは、こんな時間に誰だろうと眠気眼で思いながら、特に相手も確認せず電話に出た。
「…はい、もしもし。」
「あれ、寝てた?」
「っ…え、あれ、五条さん!?」
驚きのあまり飛び起きたナマエに、驚きすぎでしょ。と可笑しそうに返す五条。
普段、任務中はあまり連絡をして来ない人であるから、てっきりもう任務自体は終わったのかと思いきや、
「まさかー。今絶賛隠れんぼ中だよ。あ、僕が鬼ね?」
なんて、いつもの調子で話すので内心ほっとしたナマエは、ご苦労様ですとやはりいつものように返事した。
「や、ほんとは電話なんてするつもり無かったんだけどね?」
「そうですね、珍しいですね。」
「でしょー?でもさほら…今年一番に聞くなら、ナマエの声が良いなって。」
「っ……、」
「あ、そこで黙っちゃうー?」
意地悪だなぁなんて笑って揶揄う五条にそういえばもう0時かと時間を確認するナマエ。
折角だし普段言えない事を言おうと、
「…私も、一番は大好きな悟さんの声が聴きたかった、デス。」
なんて最後はやっぱりちょっと照れてしまえば突然返事が無くなったので戸惑う。
かと思えば、突然、呪霊の声であろう音が轟いたので吃驚して五条の名前を呼べば、何か大きな音と共にうめき声のような音が聞こえてきた。
静けさが戻るといつものおちゃらけた五条の声が響いた。
「っとに…色事にはガキかってくらい免疫も意気地も無いくせして。こういう時に限ってだもんねー…」
「…?」
あれ?何か怒ってる…?
「もしかしてわざと煽ってる?」
「んん?え、と…?」
「だよねー。そういう奴だよお前は。帰ったら抱き潰してやるから覚悟しろよ?」
「っ、えぇ!?」
「じゃあね。おやすみ。」
そう言って一方的に切られたナマエは、暫く呆然とするしかなかった。
年明け早々、一度入ったスイッチの切り方をナマエは知る由も無いのであった。
「もぉーっ、帰ったら絶対泣かす!だからさっさと君らも祓われなよー。」
そう言う五条の目は既に熱を孕んでギラついていた。
【五条(高専)ver】
年末は実家に帰ると言うのでナマエは1人でまったりと過ごすことに。
帰省組以外の友達とお出掛けも出来てそれなりに楽しい年末が送れたな、なんて思っていた年明け前の夜。
突然のインターホンと急かすようにドアを叩く音がして、このせっかちな感じはまさか、と思いながら玄関を開ければ、見慣れない着物姿をした五条が心底不機嫌な様子で立っていた。
「おっせぇよ、この鈍間…!」
「なっ、」
何よ急に!と言い返そうとすれば、玄関内に押し入った五条によって抱き締められる。
途端、五条の匂いに混じった汗の匂いがナマエの鼻を刺激した。
そのまま黙って動こうとしない五条。
よく見れば、高価そうな着物は完全に着崩れていて、耳を澄ませばいつもより荒い五条の息遣いが聞こえてきたものだから、よほど急いで来たのだろうかとナマエはむっとした事も忘れて考えていた。
それから少しして、とりあえず五条の背中に手を回してみれば、自分の背中に回っていた手にぐっと力が籠るのを感じたナマエは、そのまま思い切って五条の頭を撫でてみた。
すると「…ンだよ。」と不貞腐れたようなぼやきが聞こえたものの、振り払わない辺り嫌では無いのだろうと判断したナマエは、そのまま暫く五条の頭を撫でていた。
それからやはり暫くして、すっかり息遣いの整った五条が覇気の無い声で
「……疲れた。」
と呟いたので
「うん…お疲れ様。」
とナマエが優しく返事をすれば、大きな溜め息をしてから
「俺さ、あそこに居たら息が詰まって仕方ねぇのよ…。」
だからこっそり帰って来てやった。と、やっと顔を上げていつもの悪戯っ子のような笑顔を見せた五条。
そんな彼の笑顔に内心ほっとしながらも、「うん、おかえり。」と目を細めながら彼を受け入れたナマエは、とりあえずと入れたばかりのお風呂を勧めた。
「ナマエは入ったの?」
「ううん。後で入るからお先にどうぞ。」
「ふーん…。」
「あ、着替えは前泊まった時に置いて行った奴用意しとくね。」
そう言って奥の部屋へ入って行ったナマエを見届けた後、その場で乱暴に着物を緩めた五条は、脱衣所でそれらを脱ぎ捨てた。
そして入浴後、ナマエの用意してくれていた自分の服に着替えると、リビングでテレビを見ていたナマエの元にわざと気配を消して近づき、そのまま背後から抱きついた。
「わっ…な、何?」
「ばーか。無防備過ぎだろ。」
「っ、警戒する必要がないでしょ!」
全く、と立ち上がろうとしたナマエであったが、首に回された五条の腕の力が思いの外強くてそれは叶わなかった。
咄嗟に離してと伝えようとすれば、
「…そこは警戒しろよ。」
「ぇ…、」
熱の籠った青い瞳に魅入られ、そのまま唇を重ねられた。
それから蕩けるような甘いキスをされ、いつの間にかナマエの腹の辺りにまで来ていた五条の片手がそこをまさぐって地肌に触れた途端、びくんと反応したナマエが慌てて止めに入った。
「お、お風呂!……入、らせ、て…?」
「……しゃーねぇなぁ。」
本当は待つ気など微塵もなかった五条だったが、恥ずかしげにしかし満更でも無さそうな様子で視線を逸らしてお願いするナマエに思わず許可を出してしまった。
ナマエが入浴している間、映っていたテレビをそのまま見始めた五条は、おもむろに通知の溜まりまくったスマホを取り出すなり、わざと電源を落とすのであった。