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お尻に青あざが出来た彼女とじゅじゅ男子のお話
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とりあえず場所が場所なだけに恥ずかしくて硝子にも見せられないと思った彼女は黙ってやり過ごす事を決意。
でも無意識に庇っていたようで、察しの良い五条にすぐにバレてしまう。
誰もいない階段でわざと彼女を先に行かせ、折り返そうとした所を五条の大きな手でがっしりと思いきり掴まれた彼女は、
「イ"ギャ!!?」
と何とも可愛くない声を出した。
「なっなな何するんですか!!」
「何するんですか、じゃないでしょー。ほら、さっさと硝子んとこ行くよ」
「いっ嫌ですよ! 硝子さんにこんなとこ見せたくないですもん!」
「わがまま言わないの。ほら行くよ」
手を引き、登ってきた階段を降りようとする五条に対し、咄嗟に手すりを握って抵抗した彼女。
嫌だ嫌だと必死な声で繰り返す彼女を、五条はニッコリと口角を上げて振り返った。
「んー、そこまで言うなら仕方ないね!」
「……! え、良いんですか?」
「だって硝子にも見せたくないんでしょー?」
「……ま、まあ」
罰が悪い事もあり、顔を背けると、
「だからさ、ここは僕が見てあげる」
顎を掬われた彼女の瞳に、にぃっと歯を見せて笑う五条が映った。
気付けば抵抗する間もなく手すりに手をつかされていた彼女は、現状が理解出来ないまま履いていたものをずり下ろされた。
やっと理解と羞恥心が一気に押し寄せてきた時には
「騒いだら誰か来ちゃうよ」
なんてまるで脅しそのもののような事を先に言われてしまって咄嗟に声を呑み込んだ。
「あらら、こりゃ随分と大きな青あざだねぇ」
「!?」
「はいはい。動かない、隠さない」
慌てて持っていった手を五条に払われ、仕方無く手すりに添え直した彼女の身体は、あまりの羞恥に震えていた。
一方、気味の悪いくらいに変色したそこは、ひんやりとした空気に当たるだけでもじんじんとして。
不意に生温かい空気を感じて思わず声を漏らせば、五条の呆れた声が聞こえてきた。
「吐息だけで痛いって……それかなり重症だからね?」
分かってんの?
最後はわざとトーンを落として問い掛けてきたものだから、違う意味でも震えそうになる彼女。
何とか声を絞り出して謝ると、少しして、溜め息混じりに衣類を元に戻した五条によって今度は肩に担がれた。
「うわっ、なな何ですか!?」
「何って、決まってんでしょ。この彼女思いのナイスガイが、今から硝子んとこまで君を運んでやるんだよ」
「えぇ!? ひっ一人で行け、っだぁ!!」
突然お尻を圧迫され、激痛に叫ぶ彼女。
肝心のお尻には、五条の手が添えられていた。
「言っとくけど、お尻のあざ黙ってた事、僕怒ってるから。君のことだからどうせ、こんなお尻見られたら僕に嫌われちゃうかもとか思ってたんだろうけどさ。全く、僕の愛も見くびられたもんだねー」
不貞腐れた様子で話す五条にこれ以上抵抗するのは得策では無いと、黙って大人しく運ばれる事にした彼女は、結局、お尻が治ってから五条にこれでもかと言うくらい詰められてしまうのだから、次は絶対に言うようにしようと心に決めるのであった。
でも無意識に庇っていたようで、察しの良い五条にすぐにバレてしまう。
誰もいない階段でわざと彼女を先に行かせ、折り返そうとした所を五条の大きな手でがっしりと思いきり掴まれた彼女は、
「イ"ギャ!!?」
と何とも可愛くない声を出した。
「なっなな何するんですか!!」
「何するんですか、じゃないでしょー。ほら、さっさと硝子んとこ行くよ」
「いっ嫌ですよ! 硝子さんにこんなとこ見せたくないですもん!」
「わがまま言わないの。ほら行くよ」
手を引き、登ってきた階段を降りようとする五条に対し、咄嗟に手すりを握って抵抗した彼女。
嫌だ嫌だと必死な声で繰り返す彼女を、五条はニッコリと口角を上げて振り返った。
「んー、そこまで言うなら仕方ないね!」
「……! え、良いんですか?」
「だって硝子にも見せたくないんでしょー?」
「……ま、まあ」
罰が悪い事もあり、顔を背けると、
「だからさ、ここは僕が見てあげる」
顎を掬われた彼女の瞳に、にぃっと歯を見せて笑う五条が映った。
気付けば抵抗する間もなく手すりに手をつかされていた彼女は、現状が理解出来ないまま履いていたものをずり下ろされた。
やっと理解と羞恥心が一気に押し寄せてきた時には
「騒いだら誰か来ちゃうよ」
なんてまるで脅しそのもののような事を先に言われてしまって咄嗟に声を呑み込んだ。
「あらら、こりゃ随分と大きな青あざだねぇ」
「!?」
「はいはい。動かない、隠さない」
慌てて持っていった手を五条に払われ、仕方無く手すりに添え直した彼女の身体は、あまりの羞恥に震えていた。
一方、気味の悪いくらいに変色したそこは、ひんやりとした空気に当たるだけでもじんじんとして。
不意に生温かい空気を感じて思わず声を漏らせば、五条の呆れた声が聞こえてきた。
「吐息だけで痛いって……それかなり重症だからね?」
分かってんの?
最後はわざとトーンを落として問い掛けてきたものだから、違う意味でも震えそうになる彼女。
何とか声を絞り出して謝ると、少しして、溜め息混じりに衣類を元に戻した五条によって今度は肩に担がれた。
「うわっ、なな何ですか!?」
「何って、決まってんでしょ。この彼女思いのナイスガイが、今から硝子んとこまで君を運んでやるんだよ」
「えぇ!? ひっ一人で行け、っだぁ!!」
突然お尻を圧迫され、激痛に叫ぶ彼女。
肝心のお尻には、五条の手が添えられていた。
「言っとくけど、お尻のあざ黙ってた事、僕怒ってるから。君のことだからどうせ、こんなお尻見られたら僕に嫌われちゃうかもとか思ってたんだろうけどさ。全く、僕の愛も見くびられたもんだねー」
不貞腐れた様子で話す五条にこれ以上抵抗するのは得策では無いと、黙って大人しく運ばれる事にした彼女は、結局、お尻が治ってから五条にこれでもかと言うくらい詰められてしまうのだから、次は絶対に言うようにしようと心に決めるのであった。