名前変換が無い場合は、ミョウジ ナマエになります。
じゅじゅ男子と年明けを過ごすお話
名前変換処
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
年明け前、初詣に2人で出かける。
人混みを避けて、狗巻が見つけた特等席に2人並んで座り込む。
お互いに暖かい格好はしていたが、想像以上に夜風が冷たく感じて身震いするナマエに、近くの自販機で買ってきたココアを手渡す狗巻。
途端、
「わ、有難う御座います!」
あったかーい、と缶にほっぺを擦り寄せるナマエ。
最初はニコニコしてその様子を見ていた狗巻であったが、あまりにも気持ち良さそうな表情をするので段々と面白く無くなってくる。
「…おかか」
静かに低い声で呟いた狗巻は、隣からナマエの肩に手を伸ばしてそのまま少し強引に抱き寄せた。
突然の事に小さな声を上げて吃驚した様子で狗巻の腕の中に収まるナマエは、少ししてから慌てて狗巻の名を呼ぶ。
無視する狗巻に、
「え、あれ、何か怒ってません…!?」
と尋ねれば、
「…しゃけ。」
とだけ返って来て、思い当たる節の無いナマエは疑問符ばかりとなる。
訳はダサいから絶対教えてやらない、なんて考えながらおもむろに口元のチャックを下ろした狗巻は、「ナマエ、」と耳元でわざと囁いてから、咄嗟に上げられた顔を固定して口付けた。
何の準備も出来ていなかったナマエがすぐに息を切らして口を開けるなり、これまた狙っていたように舌を侵入させる。
最初は抵抗して力の入っていたナマエの手も、段々と力が抜けて来て。
代わりに必死に狗巻の服を掴んで、満足に酸素さえ与えて貰えないその甘い刺激に堪えようとしていた。
暫くして、やっと解放されたかと思えば、どちらのものかも分からない口元に垂れた唾液を親指で拭い取る狗巻を見てしまい思わずときめいてしまってから自分も手の甲で雑に口元を拭うナマエ。
まだ息は上がりつつも、とりあえず
「ど、どうしたんですか…?」
と尋ねるナマエに対し、
「いくら?こんぶ。」
と満足気に返してからそのまま顔同士を引っ付けて頬擦りし始める狗巻。
ひんやりして柔らかいほっぺだなぁなんて思いながら、暖かいのは私の方か…と相変わらず照れながら理解する。
もしかして、暖めようとしてくれた…?
にしたって急過ぎるしこれでは心臓に悪過ぎることを狗巻さんには分かって貰いたい。
行為の裏にある狗巻の強い独占欲には気付きもせず、自分を抱き締めながら花を飛ばして(幻覚)ほんわかとなる狗巻にナマエは言えもしない訴えを密かに心中で吐露するのであった。
その後、年明けの挨拶を交わしたナマエをその場で押し倒し、何度もキスを繰り返してしまう狗巻であったが、後の彼曰く、可愛いが爆発したとの事であった。
人混みを避けて、狗巻が見つけた特等席に2人並んで座り込む。
お互いに暖かい格好はしていたが、想像以上に夜風が冷たく感じて身震いするナマエに、近くの自販機で買ってきたココアを手渡す狗巻。
途端、
「わ、有難う御座います!」
あったかーい、と缶にほっぺを擦り寄せるナマエ。
最初はニコニコしてその様子を見ていた狗巻であったが、あまりにも気持ち良さそうな表情をするので段々と面白く無くなってくる。
「…おかか」
静かに低い声で呟いた狗巻は、隣からナマエの肩に手を伸ばしてそのまま少し強引に抱き寄せた。
突然の事に小さな声を上げて吃驚した様子で狗巻の腕の中に収まるナマエは、少ししてから慌てて狗巻の名を呼ぶ。
無視する狗巻に、
「え、あれ、何か怒ってません…!?」
と尋ねれば、
「…しゃけ。」
とだけ返って来て、思い当たる節の無いナマエは疑問符ばかりとなる。
訳はダサいから絶対教えてやらない、なんて考えながらおもむろに口元のチャックを下ろした狗巻は、「ナマエ、」と耳元でわざと囁いてから、咄嗟に上げられた顔を固定して口付けた。
何の準備も出来ていなかったナマエがすぐに息を切らして口を開けるなり、これまた狙っていたように舌を侵入させる。
最初は抵抗して力の入っていたナマエの手も、段々と力が抜けて来て。
代わりに必死に狗巻の服を掴んで、満足に酸素さえ与えて貰えないその甘い刺激に堪えようとしていた。
暫くして、やっと解放されたかと思えば、どちらのものかも分からない口元に垂れた唾液を親指で拭い取る狗巻を見てしまい思わずときめいてしまってから自分も手の甲で雑に口元を拭うナマエ。
まだ息は上がりつつも、とりあえず
「ど、どうしたんですか…?」
と尋ねるナマエに対し、
「いくら?こんぶ。」
と満足気に返してからそのまま顔同士を引っ付けて頬擦りし始める狗巻。
ひんやりして柔らかいほっぺだなぁなんて思いながら、暖かいのは私の方か…と相変わらず照れながら理解する。
もしかして、暖めようとしてくれた…?
にしたって急過ぎるしこれでは心臓に悪過ぎることを狗巻さんには分かって貰いたい。
行為の裏にある狗巻の強い独占欲には気付きもせず、自分を抱き締めながら花を飛ばして(幻覚)ほんわかとなる狗巻にナマエは言えもしない訴えを密かに心中で吐露するのであった。
その後、年明けの挨拶を交わしたナマエをその場で押し倒し、何度もキスを繰り返してしまう狗巻であったが、後の彼曰く、可愛いが爆発したとの事であった。