名前変換が無い場合は、ミョウジ ナマエになります。
借り物競走で好きな人がお題だったらなお話
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「ああ、いたいた。ナマエ、悪いけど私のお題に付き合って貰えないかな?」
目が合った途端、ニコニコ笑顔で距離を詰めてくる。聞いてはいるが有無言わさない雰囲気を纏っている。
「良い、けど……私で良いの?」
「勿論。寧ろ君じゃないとお題を達成し得ないんだ」
さあ行こう。そう言って差し出された手を控えめに握ると、夏油は思いきりその手を引き寄せ、彼女の身体を抱き上げた。
「っ!?」
「振り落とされないようにしなよ」
「えっわっ、速ァァ!!」
そこは振り落とさないように配慮するとこじゃないの!?そんな抗議の声もあまりの速度に呑み込まれる。わりと本気で振り落とされかねない為、彼女は必死になって夏油の首に抱きついていた。ゴールし、やっとこさ地に足を着けられた彼女は、暫く息を荒げながらしゃがみ込む。
「大丈夫かい?」
お題を提出し終えた夏油が笑顔で問いかけた。
「おだっ……お題は? 内容によっては暫く口利かないから!」
「フフ、それは困ったね。でも、言ったら君は余計に、私と口が利けなくなると思うよ?」
「……? ど、どういう意味?」
「ん? 本当に知りたいかい?」
「っ……やっぱ止めとく」
「そうかい?」
それは残念。
クスクスと笑う夏油だが、実はしがみ付いて来ていた彼女に内心キュンキュンが止まらないのだった。
目が合った途端、ニコニコ笑顔で距離を詰めてくる。聞いてはいるが有無言わさない雰囲気を纏っている。
「良い、けど……私で良いの?」
「勿論。寧ろ君じゃないとお題を達成し得ないんだ」
さあ行こう。そう言って差し出された手を控えめに握ると、夏油は思いきりその手を引き寄せ、彼女の身体を抱き上げた。
「っ!?」
「振り落とされないようにしなよ」
「えっわっ、速ァァ!!」
そこは振り落とさないように配慮するとこじゃないの!?そんな抗議の声もあまりの速度に呑み込まれる。わりと本気で振り落とされかねない為、彼女は必死になって夏油の首に抱きついていた。ゴールし、やっとこさ地に足を着けられた彼女は、暫く息を荒げながらしゃがみ込む。
「大丈夫かい?」
お題を提出し終えた夏油が笑顔で問いかけた。
「おだっ……お題は? 内容によっては暫く口利かないから!」
「フフ、それは困ったね。でも、言ったら君は余計に、私と口が利けなくなると思うよ?」
「……? ど、どういう意味?」
「ん? 本当に知りたいかい?」
「っ……やっぱ止めとく」
「そうかい?」
それは残念。
クスクスと笑う夏油だが、実はしがみ付いて来ていた彼女に内心キュンキュンが止まらないのだった。