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借り物競走で好きな人がお題だったらなお話
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お題を見た瞬間、はぁぁん!!?てなる奴。無意識のうちに遅れて来た違うレーンにいる彼女の方を見る。
「っ……チッ」
まだ想いを伝える踏ん切りはつかないけれど、負けるのは絶対嫌な五条。苛立った様子でお題の記した紙をくしゃりと潰してから、お題を確認している彼女の手首を引っ張って走り出す。
「えっ、何なにナニ!?」
「うるせぇ! 黙って付いて来い!」
「はぁ!? ちょ、五条くん!!」
文句を言いながらもゴールまで一緒に走ってくれた彼女に隠れて五条はさっさとくしゃくしゃになったお題の紙を係りに手渡す。
「ん、1位おめでとう御座います!」
「おし!」
「2位は……」
チラリと係りの視線が彼女の方に注がれる。そういやこいつも参加してたんだった……!今更思い出してやべっとなる五条を他所に、彼女もまた、係りに紙を手渡す。
「……そんな感じ、です」
「ん! では早い者順という事で2位ですね! おめでとう御座います!」
2位の小さな旗を受け取り、そそくさとその場から離れる彼女を呆然と見つめる五条。耳まで真っ赤に染めたあの子の反応に彼は期待をせざるを得ないのだった。
(ッッ……くっそ、後でぜってぇヌく!!)
↑結局踏ん切りはつかず想いを拗らせていく図。
「っ……チッ」
まだ想いを伝える踏ん切りはつかないけれど、負けるのは絶対嫌な五条。苛立った様子でお題の記した紙をくしゃりと潰してから、お題を確認している彼女の手首を引っ張って走り出す。
「えっ、何なにナニ!?」
「うるせぇ! 黙って付いて来い!」
「はぁ!? ちょ、五条くん!!」
文句を言いながらもゴールまで一緒に走ってくれた彼女に隠れて五条はさっさとくしゃくしゃになったお題の紙を係りに手渡す。
「ん、1位おめでとう御座います!」
「おし!」
「2位は……」
チラリと係りの視線が彼女の方に注がれる。そういやこいつも参加してたんだった……!今更思い出してやべっとなる五条を他所に、彼女もまた、係りに紙を手渡す。
「……そんな感じ、です」
「ん! では早い者順という事で2位ですね! おめでとう御座います!」
2位の小さな旗を受け取り、そそくさとその場から離れる彼女を呆然と見つめる五条。耳まで真っ赤に染めたあの子の反応に彼は期待をせざるを得ないのだった。
(ッッ……くっそ、後でぜってぇヌく!!)
↑結局踏ん切りはつかず想いを拗らせていく図。