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彼女の短冊の中身を見ちゃったじゅじゅ男子のお話
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「すじこ?」
「のわ!? なっなんですか! 狗巻さん!」
急に後ろから前を覗き込まれた彼女は慌てて手元を隠して狗巻に向かい合う。狗巻の視線は手元にあった。
「明太子?」
「えっ……だ、駄目ですよ、これは」
「高菜?」
「んー、駄目です! 絶対に見せれません!」
「おかかー」
「そっそんな可愛く強請ったって駄目です! 諦めて下さい!」
頑なに短冊の中身を言おうとしない彼女。渾身のおねだり作戦が失敗した狗巻は、諦めて空いていた彼女の隣の席に座り込んだ。
「良かったら狗巻さんもどうですか?」
そう言って手渡された新しい短冊とペン。狗巻は少し考えてから、素早く中身を書き終えた。
「しゃけっ」
「えぇ、もう出来たんですか?」
あまりの早さに吃驚した彼女が興味ありげに狗巻の方を見る。
「高菜ぁ?」
ニヤリと意地悪く笑って気になるのかと問い返した狗巻に、彼女は少し言葉に詰まってから、でもやっぱり気になって結局最後には頷き返した。
「ツナツナ」
「わ、有難う御座います……って、おにぎりの具じゃないですか」
まさかの内容に困惑する彼女。またいつもの意地悪?なんて思ってたら、ふと狗巻に手を掴まれる。
「え、何ですか?」
「しゃけ」
「……?」
手のひらの上を狗巻の人差し指がゆっくりと滑る。黙って集中していた彼女は、意味を理解するなり暫く固まってから、ぶわっと茹でダコのように顔を真っ赤に染めて狗巻を見た。
「えっあっ……ななっ何で!?」
つい敬語も忘れて疑問を投げかける彼女の手を狗巻は黙って笑顔で握りしめる。キミとキスしたい――そう指文字で伝えられた彼女は、突然の告白に動揺するばかりだった。
「おかか?」
「や、そんな急に……ここ教室ですし……」
有無言わさぬ態度で迫ってくる狗巻に思わず腰が引ける。そんな彼女に、狗巻は先程実は見ていた彼女自身の短冊について振り返る。
「えぇ!? あれ見てっ……あーもうっ、ならもっと早く言って下さいよ……!」
「ツナマヨー♡」
「っ……いっ1回だけですからね!?」
「しゃけしゃけ♡」
可愛く頷いて返す狗巻だったが、この後うんと長いキスをして彼女の腰が抜けるのだった。(彼女の短冊の中身はご想像にお任せ)
「のわ!? なっなんですか! 狗巻さん!」
急に後ろから前を覗き込まれた彼女は慌てて手元を隠して狗巻に向かい合う。狗巻の視線は手元にあった。
「明太子?」
「えっ……だ、駄目ですよ、これは」
「高菜?」
「んー、駄目です! 絶対に見せれません!」
「おかかー」
「そっそんな可愛く強請ったって駄目です! 諦めて下さい!」
頑なに短冊の中身を言おうとしない彼女。渾身のおねだり作戦が失敗した狗巻は、諦めて空いていた彼女の隣の席に座り込んだ。
「良かったら狗巻さんもどうですか?」
そう言って手渡された新しい短冊とペン。狗巻は少し考えてから、素早く中身を書き終えた。
「しゃけっ」
「えぇ、もう出来たんですか?」
あまりの早さに吃驚した彼女が興味ありげに狗巻の方を見る。
「高菜ぁ?」
ニヤリと意地悪く笑って気になるのかと問い返した狗巻に、彼女は少し言葉に詰まってから、でもやっぱり気になって結局最後には頷き返した。
「ツナツナ」
「わ、有難う御座います……って、おにぎりの具じゃないですか」
まさかの内容に困惑する彼女。またいつもの意地悪?なんて思ってたら、ふと狗巻に手を掴まれる。
「え、何ですか?」
「しゃけ」
「……?」
手のひらの上を狗巻の人差し指がゆっくりと滑る。黙って集中していた彼女は、意味を理解するなり暫く固まってから、ぶわっと茹でダコのように顔を真っ赤に染めて狗巻を見た。
「えっあっ……ななっ何で!?」
つい敬語も忘れて疑問を投げかける彼女の手を狗巻は黙って笑顔で握りしめる。キミとキスしたい――そう指文字で伝えられた彼女は、突然の告白に動揺するばかりだった。
「おかか?」
「や、そんな急に……ここ教室ですし……」
有無言わさぬ態度で迫ってくる狗巻に思わず腰が引ける。そんな彼女に、狗巻は先程実は見ていた彼女自身の短冊について振り返る。
「えぇ!? あれ見てっ……あーもうっ、ならもっと早く言って下さいよ……!」
「ツナマヨー♡」
「っ……いっ1回だけですからね!?」
「しゃけしゃけ♡」
可愛く頷いて返す狗巻だったが、この後うんと長いキスをして彼女の腰が抜けるのだった。(彼女の短冊の中身はご想像にお任せ)