モブに「今の彼女に飽きたら私と付き合ってよ」と言われたじゅじゅ男子のお話
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「ないよ。絶対」
一片の迷いもなく答えた彼に呆然とする女性。
追い討ちをかけるように虎杖は続けた。
「ていうか、よそ見出来る程、俺あの子に余裕ねぇんだわ」
じゃ、そういう事だから!
引き止めようとする女性の声にも応じず、虎杖は駆け足でその場を離れた。
その後彼女の部屋を訪れた虎杖は、そのままお家デートに持ち込む。
やけにくっついて来る彼に、
「何かあったの?」
と心配そうに聞く彼女。
「何でもないよ。ただ今日は俺が甘えたい気分てだけ。……駄目?」
「……ううん、駄目じゃないけ、ど」
ちょっと恥ずかしいかな……。
なんて小声で返した彼女に愛おしそうに目を細めて擦り寄る虎杖だった。