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五条悟
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人通りの無い校舎内の廊下を歩いていたナマエは、先ほどコンビニで買ってきたばかりの棒付きキャンディー、所謂ロリポップを口に咥えていた。
午後から授業がある為、自室で済ませてきた昼食後のデザートのつもりで買ったものであった。
教室着く前には食べちゃわないとなぁ…。
そんな事を考えながら、意識して舐めてしまわないとなかなか溶けないそれを吸って唾と一緒に呑み込む。
ナマエの口の中にある飴はまだ原型を維持していた。
「お"い、ナマエ!」
「っ、?」
ふと後ろから自分の名を呼ぶ、やけに低い声が聞こえてきた為、ナマエは足を止めた。
咄嗟に声の主までは分かったが、その声色から相手の機嫌の悪さが垣間見えたナマエは、咥えていたロリポップを手に持ち変え、恐る恐る後ろを振り返った。
「な、なに…、」
「それ食わせろ。」
「は、…!?」
途端、思いの外接近していた五条にガシッと手首を掴まれたかと思えば、前かがみになって急接近してきたものだからナマエは思わずビビって目を瞑る。
すると直後にガリッと何かが砕けたような音がすぐ近くで聞こえてきたので不思議に思いながら目を開けてみれば手元にある棒の先端についていたはずの飴玉がすっかり姿を消していた。
まさかと思い、ナマエは咄嗟に目の前を確認して、何食わぬ顔でバリボリと音を立てながら口を動かす五条を捉えた。
「なっ、えっ…ひっ人の飴食べるなぁ!」
全てを理解したナマエは、恥ずかしさから五条に対して怒りを露わにした。
「うっせぇ、飴ごときでケチケチすんなよ。」
「っっ問題はそこじゃないから!」
相手が怒っているというのに全く動じる事無く悪びれる様子さえ見せない五条にナマエはぐぬぬと下唇を噛む。
これはナマエの推測であるが、大方、これから授業だというのに糖分補給用のお菓子を何も持っていなくてイライラしていたのだろう。
そんな奴に運悪く飴を手にして出くわしてしまった自分は、今日はテレビの占いで運勢が良かったはずなのにツイて無かったなと、何とか今の出来事を受け止めようと彼女なりに努めてから、ナマエは咄嗟に踵を返した。
「もう良い!五条くんなんて知らない!」
そう、悔しかった分の文句を吐き捨てて歩き出せば、数歩進んだ所で、急に手を掴まれそのまま勢いよく引っ張られた。
バランスを失ったナマエはそのまま廊下の壁に背中を打ち付ける。
ぶつけた痛みに思わず顔を歪めれば、ナマエの手首を壁に押し当てていた五条の手に力が籠った。
「っ何す、」
はっとして相手を睨みつける為に顔を上げたナマエは、見計らったように顔を掴まれ、噛みつくようなキスをされて口を塞がれる。
抵抗しようにもそれを見越していた五条の脚が既に彼女の股の間に押し込まれていて。
唯一空いていたもう片方の手が必死に五条を押し返そうとするも、
「っ、ん"…ぁ、」
堅く閉じた唇をこじ開けて入ってきた五条の舌がナマエの口内を侵してきたものだから上手く力が入らず、彼女は相手の着ていた制服の端を掴むだけで精一杯だった。
「はぁっ、ン…っご、じょ…ふっ、くん…っ」
満足に息継ぎもさせて貰えず高まった熱に頭がくらくらしてくるナマエ。
せめてもの抵抗として、愉しそうに目を細めていた五条を涙目で霞んだ視界で捉えながら思いっきり恨めし気に見てやれば、股の間にある脚がグッと上を刺激してきたので、そこから電気が走るように全身に伝わった痺れるような感覚にナマエは一瞬だけ目を見開いてから堪えるように目を閉じた。
そんなナマエの様子を、終始、その熱の孕んだ瞳で見ていた五条は、掻き立てられる欲情心に全力で蓋をしてから、最後に彼女の下唇に思いきり吸い付いてやってから音を立てて唇を離した。
荒い息遣いに蕩けた表情をしたナマエを睫毛が触れるくらいの至近距離で見つめながら五条が囁く。
「飴が駄目なら…別にお前でも俺は良いんだけど?」
「っ……、」
不敵な笑みを浮かべる五条に返事をする勇気は、ナマエには無かった。
午後から授業がある為、自室で済ませてきた昼食後のデザートのつもりで買ったものであった。
教室着く前には食べちゃわないとなぁ…。
そんな事を考えながら、意識して舐めてしまわないとなかなか溶けないそれを吸って唾と一緒に呑み込む。
ナマエの口の中にある飴はまだ原型を維持していた。
「お"い、ナマエ!」
「っ、?」
ふと後ろから自分の名を呼ぶ、やけに低い声が聞こえてきた為、ナマエは足を止めた。
咄嗟に声の主までは分かったが、その声色から相手の機嫌の悪さが垣間見えたナマエは、咥えていたロリポップを手に持ち変え、恐る恐る後ろを振り返った。
「な、なに…、」
「それ食わせろ。」
「は、…!?」
途端、思いの外接近していた五条にガシッと手首を掴まれたかと思えば、前かがみになって急接近してきたものだからナマエは思わずビビって目を瞑る。
すると直後にガリッと何かが砕けたような音がすぐ近くで聞こえてきたので不思議に思いながら目を開けてみれば手元にある棒の先端についていたはずの飴玉がすっかり姿を消していた。
まさかと思い、ナマエは咄嗟に目の前を確認して、何食わぬ顔でバリボリと音を立てながら口を動かす五条を捉えた。
「なっ、えっ…ひっ人の飴食べるなぁ!」
全てを理解したナマエは、恥ずかしさから五条に対して怒りを露わにした。
「うっせぇ、飴ごときでケチケチすんなよ。」
「っっ問題はそこじゃないから!」
相手が怒っているというのに全く動じる事無く悪びれる様子さえ見せない五条にナマエはぐぬぬと下唇を噛む。
これはナマエの推測であるが、大方、これから授業だというのに糖分補給用のお菓子を何も持っていなくてイライラしていたのだろう。
そんな奴に運悪く飴を手にして出くわしてしまった自分は、今日はテレビの占いで運勢が良かったはずなのにツイて無かったなと、何とか今の出来事を受け止めようと彼女なりに努めてから、ナマエは咄嗟に踵を返した。
「もう良い!五条くんなんて知らない!」
そう、悔しかった分の文句を吐き捨てて歩き出せば、数歩進んだ所で、急に手を掴まれそのまま勢いよく引っ張られた。
バランスを失ったナマエはそのまま廊下の壁に背中を打ち付ける。
ぶつけた痛みに思わず顔を歪めれば、ナマエの手首を壁に押し当てていた五条の手に力が籠った。
「っ何す、」
はっとして相手を睨みつける為に顔を上げたナマエは、見計らったように顔を掴まれ、噛みつくようなキスをされて口を塞がれる。
抵抗しようにもそれを見越していた五条の脚が既に彼女の股の間に押し込まれていて。
唯一空いていたもう片方の手が必死に五条を押し返そうとするも、
「っ、ん"…ぁ、」
堅く閉じた唇をこじ開けて入ってきた五条の舌がナマエの口内を侵してきたものだから上手く力が入らず、彼女は相手の着ていた制服の端を掴むだけで精一杯だった。
「はぁっ、ン…っご、じょ…ふっ、くん…っ」
満足に息継ぎもさせて貰えず高まった熱に頭がくらくらしてくるナマエ。
せめてもの抵抗として、愉しそうに目を細めていた五条を涙目で霞んだ視界で捉えながら思いっきり恨めし気に見てやれば、股の間にある脚がグッと上を刺激してきたので、そこから電気が走るように全身に伝わった痺れるような感覚にナマエは一瞬だけ目を見開いてから堪えるように目を閉じた。
そんなナマエの様子を、終始、その熱の孕んだ瞳で見ていた五条は、掻き立てられる欲情心に全力で蓋をしてから、最後に彼女の下唇に思いきり吸い付いてやってから音を立てて唇を離した。
荒い息遣いに蕩けた表情をしたナマエを睫毛が触れるくらいの至近距離で見つめながら五条が囁く。
「飴が駄目なら…別にお前でも俺は良いんだけど?」
「っ……、」
不敵な笑みを浮かべる五条に返事をする勇気は、ナマエには無かった。