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五条悟
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呪詛師と接点のある人物が参加するとの情報を受け、パーティーに潜入する事になったは良いものの、面白がって一緒について来た悟さんはいつもの調子で隣を歩いていた。普段と違うと言えば、ドレスアップした姿がとても色っぽくて魅力的な所くらいで、今や私が隣にいるにも関わらずその外見の良さから、女の人に声を掛けられまくっている現状に最初のときめきはすっかり薄らいでしまった。今まで、悟さんと自分が釣り合うだなんて、そんな大それた事は思った事も無いけれど。それでも実際に、自分よりも綺麗だと思える女性から言い寄られそうになる恋人を見るのは思っていたよりも目に毒だしモヤモヤもするからと、隠れてボーイさんから受け取ったお酒を呷ってたら、気付いた悟さんに叱られてしまった。
じゃあもっと私のこと見ててくれたら良いのに。
そんな可愛くない我儘が出そうになるのを必死に抑えながら一言謝れば、悟さんに頭をわしゃわしゃと撫でられ、慌てて制止する。折角綺麗にしてきたのにと、悟さんに文句を述べたら、彼は気にも留めてない様子で返してきた。
「拗ねないでよ。帰ったらうんと構ってあげるからさ」
「っ……す、拗ねてなんか」
「それにほら。酒なんて飲まれたらこの後しづらくなっちゃうでしょ?」
「ッ、」
顎を掬われ親指の腹で唇を撫でられる。何が、だなんてそれだけで容易に想像がついて、早くも顔に熱が集まるのを感じた。その所為で上手く顔が見れなくなった私の腰に手を回してきた悟さんは、クスクスと楽しそうにしながら、再び会場内を歩き始める。時間だけが経過し、冷静になればなる程、余裕綽々な悟さんに対して自分自身が酷く子どもじみていると感じて情けなくなるのを私は必死に誤魔化して任務を遂行するのだった。
無事に目標を拘束、身柄を担当呪術師に引き渡した私たちは、そのまま補助監督さんの車で帰宅することになった。悟さんとの会話に相槌を打ちながらも、このままではいけないと内心では焦る気持ちばかりが募っていて。このまま受け身でい続けたらいつか飽きられるのではと思うと気が気じゃなくて、どうにか現状を打破しなければと密かに目論んだ私は、帰宅してソファでひと息つき始めた悟さんの緩んだネクタイに手を伸ばした。
「何? 酔ってるの?」
「……酔ってません」
ぐいっとネクタイを引いて唇を重ねた私に、悟さんが冷静に尋ねてくる。逸らしそうになる視線を負けじと合わせながら返せば、徐ろに彼がアイマスクに手を掛けたので、慌てて掴み止めた。
「うっ動かないで下さいッ」
緊張で声が震える。平静を装っているつもりが我ながら情けない。
「何? 今日はそういうプレイってこと? 良いよ、好きにしてくれて」
「っ……」
察しの良い悟さんはそう言ってソファに深く座り直してから私を受け入れるように脚を大きく開く。まだまだ余裕の有り余る彼の態度が悔しくて、高鳴る鼓動を誤魔化すように勢いよく唇を重ねれば、勢いが良過ぎて歯をぶつけてしまった。フフ、と可笑しそうに肩を震わせる彼に全身の血が沸騰しそうになるのを抑えながら改めて啄むようなキスを繰り返していたら、不意に彼の手が背中から服の中に侵入してきて思わずビクッと肩が跳ねた。
「だっ駄目ですってば! 大人しくしてて下さいッ」
「えー? 不可抗力だよ、不可抗力」
「この手のどこが不可抗力ッ……あーっもう!」
埒があかないので思い切って解いた彼のネクタイで両手を拘束すれば、
「んー? ふふ、良いね。唆る」
何故かノリノリで返されてちょっとムッとなる。だって私はといえば、今でもこんなに心臓が煩くて、余裕なんか全然無いっていうのに悟さんときたら。悔しくて、両手をそのまま頭上にやってから頸に甘噛みすれば、彼から甘い吐息が少し漏れた。
「何? 怒った?」
いつもと違う私の様子に悟さんが耳元で問い掛けてくる。
「ぢゅ……ん、そう思うならじっとしてて下さい」
付けた歯痕に吸いつきながら真面目な口調で返せば、クスクスと楽しそうな声が響いた。そのまま前のボタンに手を掛けて途中まで丁寧に外してから、筋肉の引き締まった胸板に手を滑り込ませて突起に触れてみる。まださほど反応していないそこをいつも悟さんがしているように乳輪から少しずつ指先を使って愛撫すると段々硬くなって来るのが分かった。感じてくれてる……?嬉しい。控えめに硬くなったそこを舐めてみたら悟さんの身体が強張った。やっぱり気持ちいいのかな?嬉しくなって、悟さんの顔を確認しながら悠長に吸い付いたり舐めたりを繰り返してると、少し荒くなった呼吸音を響かせながら、悟さんが顔を下ろしてきた。
「はぁっ……その顔堪んないね。すげぇエロい」
「っ……なっ何言って」
咄嗟に離れようとした所をグッと開いていた脚に締め付けられるようにして固定される。肩には縛った両腕が乗っていて逃げ道が封じられた。
「僕の感じてる顔見て、お前も昂ってんでしょ? 良いの? もっと見なくて」
「っ……」
またそんな事言って……!怒りかけたけど、問い詰めて来る彼からは鬼気迫るものが感じられて。これが問い掛けではなく脅しだと気付いたのは、少し後からだった。
「待っ……好きにして良いって言ったじゃないですか!」
いつまでも渋っていたら、あろうことか縛った手を前に持ってきて親指をアイマスクに掛け始めたので慌てて止めに入る。グググっとなかなかの力で抵抗して来るもんだから、こっちも必死になって対抗していたら、突如物凄い力でネクタイが解かれ、気付けば唇を塞がれていた。がっしりと両手で顔を固定され、口を押し付けてくる悟さん。舌で歯をこじ開けられそうになるのを必死に堪えていたら、不意に耳を愛撫され、反応してしまった隙に舌の侵入を許してしまう。そのまま恥ずかしい音を響かせながら、ドロドロになるまで口内を犯され続ければ、やがて口を離した悟さんがアイマスクを下ろしてこちらを見つめてきた。
「何拗ねてんの?」
「すっ拗ねてなんか、」
「じゃあ何が不安?」
言いたくなくて視線を伏せた私に彼が無理矢理目を合わせてくる。彼の、悟さんの瞳に見つめられると、言わなければという気になってしまうから困る。こんな事思ってたなんてバレたらきっとめんどくさい女だと思われちゃうだろうな……なんて考えたら、彼と話している間にも涙が溢れてきた。
「つまりお前からしたら、僕はいつも余裕があるように見えてるわけだ?」
「……え?」
違うの……?
悟さんの目つきがやけに鋭くて不安になっていると、急に身体が傾いて謎の浮遊感に襲われる。気付けば私を横抱きしていた彼が歩みを進めるのは、寝室の方だった。
「馬鹿だねお前は。余裕のある奴は、そもそも大事な彼女抱き潰したりしないでしょ」
「っ……え? え? 悟さん??」
「言っとくけど、煽ったのはお前だからね。二度と不安にならないように、僕がどろどろに甘やかしてあげる」
「……!」
私を見てくる彼の目はギラギラとしていて。あ、これは明日動けない奴だ……。顔が引き攣るのを感じていたら扉の閉じる音が響き渡る。翌日、午後になってようやく起きてからお風呂に入れば、姿見には尋常じゃない位の跡が残っていて、私は彼を疑ってしまった事を反省せざるを得ないのだった。
じゃあもっと私のこと見ててくれたら良いのに。
そんな可愛くない我儘が出そうになるのを必死に抑えながら一言謝れば、悟さんに頭をわしゃわしゃと撫でられ、慌てて制止する。折角綺麗にしてきたのにと、悟さんに文句を述べたら、彼は気にも留めてない様子で返してきた。
「拗ねないでよ。帰ったらうんと構ってあげるからさ」
「っ……す、拗ねてなんか」
「それにほら。酒なんて飲まれたらこの後しづらくなっちゃうでしょ?」
「ッ、」
顎を掬われ親指の腹で唇を撫でられる。何が、だなんてそれだけで容易に想像がついて、早くも顔に熱が集まるのを感じた。その所為で上手く顔が見れなくなった私の腰に手を回してきた悟さんは、クスクスと楽しそうにしながら、再び会場内を歩き始める。時間だけが経過し、冷静になればなる程、余裕綽々な悟さんに対して自分自身が酷く子どもじみていると感じて情けなくなるのを私は必死に誤魔化して任務を遂行するのだった。
無事に目標を拘束、身柄を担当呪術師に引き渡した私たちは、そのまま補助監督さんの車で帰宅することになった。悟さんとの会話に相槌を打ちながらも、このままではいけないと内心では焦る気持ちばかりが募っていて。このまま受け身でい続けたらいつか飽きられるのではと思うと気が気じゃなくて、どうにか現状を打破しなければと密かに目論んだ私は、帰宅してソファでひと息つき始めた悟さんの緩んだネクタイに手を伸ばした。
「何? 酔ってるの?」
「……酔ってません」
ぐいっとネクタイを引いて唇を重ねた私に、悟さんが冷静に尋ねてくる。逸らしそうになる視線を負けじと合わせながら返せば、徐ろに彼がアイマスクに手を掛けたので、慌てて掴み止めた。
「うっ動かないで下さいッ」
緊張で声が震える。平静を装っているつもりが我ながら情けない。
「何? 今日はそういうプレイってこと? 良いよ、好きにしてくれて」
「っ……」
察しの良い悟さんはそう言ってソファに深く座り直してから私を受け入れるように脚を大きく開く。まだまだ余裕の有り余る彼の態度が悔しくて、高鳴る鼓動を誤魔化すように勢いよく唇を重ねれば、勢いが良過ぎて歯をぶつけてしまった。フフ、と可笑しそうに肩を震わせる彼に全身の血が沸騰しそうになるのを抑えながら改めて啄むようなキスを繰り返していたら、不意に彼の手が背中から服の中に侵入してきて思わずビクッと肩が跳ねた。
「だっ駄目ですってば! 大人しくしてて下さいッ」
「えー? 不可抗力だよ、不可抗力」
「この手のどこが不可抗力ッ……あーっもう!」
埒があかないので思い切って解いた彼のネクタイで両手を拘束すれば、
「んー? ふふ、良いね。唆る」
何故かノリノリで返されてちょっとムッとなる。だって私はといえば、今でもこんなに心臓が煩くて、余裕なんか全然無いっていうのに悟さんときたら。悔しくて、両手をそのまま頭上にやってから頸に甘噛みすれば、彼から甘い吐息が少し漏れた。
「何? 怒った?」
いつもと違う私の様子に悟さんが耳元で問い掛けてくる。
「ぢゅ……ん、そう思うならじっとしてて下さい」
付けた歯痕に吸いつきながら真面目な口調で返せば、クスクスと楽しそうな声が響いた。そのまま前のボタンに手を掛けて途中まで丁寧に外してから、筋肉の引き締まった胸板に手を滑り込ませて突起に触れてみる。まださほど反応していないそこをいつも悟さんがしているように乳輪から少しずつ指先を使って愛撫すると段々硬くなって来るのが分かった。感じてくれてる……?嬉しい。控えめに硬くなったそこを舐めてみたら悟さんの身体が強張った。やっぱり気持ちいいのかな?嬉しくなって、悟さんの顔を確認しながら悠長に吸い付いたり舐めたりを繰り返してると、少し荒くなった呼吸音を響かせながら、悟さんが顔を下ろしてきた。
「はぁっ……その顔堪んないね。すげぇエロい」
「っ……なっ何言って」
咄嗟に離れようとした所をグッと開いていた脚に締め付けられるようにして固定される。肩には縛った両腕が乗っていて逃げ道が封じられた。
「僕の感じてる顔見て、お前も昂ってんでしょ? 良いの? もっと見なくて」
「っ……」
またそんな事言って……!怒りかけたけど、問い詰めて来る彼からは鬼気迫るものが感じられて。これが問い掛けではなく脅しだと気付いたのは、少し後からだった。
「待っ……好きにして良いって言ったじゃないですか!」
いつまでも渋っていたら、あろうことか縛った手を前に持ってきて親指をアイマスクに掛け始めたので慌てて止めに入る。グググっとなかなかの力で抵抗して来るもんだから、こっちも必死になって対抗していたら、突如物凄い力でネクタイが解かれ、気付けば唇を塞がれていた。がっしりと両手で顔を固定され、口を押し付けてくる悟さん。舌で歯をこじ開けられそうになるのを必死に堪えていたら、不意に耳を愛撫され、反応してしまった隙に舌の侵入を許してしまう。そのまま恥ずかしい音を響かせながら、ドロドロになるまで口内を犯され続ければ、やがて口を離した悟さんがアイマスクを下ろしてこちらを見つめてきた。
「何拗ねてんの?」
「すっ拗ねてなんか、」
「じゃあ何が不安?」
言いたくなくて視線を伏せた私に彼が無理矢理目を合わせてくる。彼の、悟さんの瞳に見つめられると、言わなければという気になってしまうから困る。こんな事思ってたなんてバレたらきっとめんどくさい女だと思われちゃうだろうな……なんて考えたら、彼と話している間にも涙が溢れてきた。
「つまりお前からしたら、僕はいつも余裕があるように見えてるわけだ?」
「……え?」
違うの……?
悟さんの目つきがやけに鋭くて不安になっていると、急に身体が傾いて謎の浮遊感に襲われる。気付けば私を横抱きしていた彼が歩みを進めるのは、寝室の方だった。
「馬鹿だねお前は。余裕のある奴は、そもそも大事な彼女抱き潰したりしないでしょ」
「っ……え? え? 悟さん??」
「言っとくけど、煽ったのはお前だからね。二度と不安にならないように、僕がどろどろに甘やかしてあげる」
「……!」
私を見てくる彼の目はギラギラとしていて。あ、これは明日動けない奴だ……。顔が引き攣るのを感じていたら扉の閉じる音が響き渡る。翌日、午後になってようやく起きてからお風呂に入れば、姿見には尋常じゃない位の跡が残っていて、私は彼を疑ってしまった事を反省せざるを得ないのだった。
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