名前変換が無い場合は、ミョウジ ナマエになります。
五条悟
名前変換処
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あの日から、度々、毎日ではないんだけれど彼女宅に不法侵入してきては血を頂く五条。
頂いたらさっさとどこかへ行っちゃうから、
(彼も生きる為にしてる事だろうし。この程度で済んでるなら良いか)
段々と現状を受け入れ始める彼女。
ある日、いつものように彼女宅の甘いお菓子や角砂糖を適当に口にしながら彼女の帰りを待っていた五条。
(そういえばいつもお菓子置いてあるな)
って思って、何となしに訳を聞いてみる。
「え、と……甘いもの好きなのかなって」
「え、僕?」
「……ま、まあ」
頬を赤く染めながら、気まずそうに顔を逸らして応答する彼女に五条は訳が分からなくて首を傾げる。
(いやなんで?僕、今んとここの子に嫌な事しかしてないよね?)
自覚はしてるけど正直彼女には血以外に興味ないから極力絡まなかったクズ男。
そんな五条に
「わざわざ私の血だけの為に来てたんじゃ割に合わないだろうな、て思っただけです……」
(あと単純に怖いからもあるけど)
そう言ってからいつものように
「あの、じゃあ、どうぞ」
と後ろを向いて首元を晒した彼女に
「ふーん」
(変な奴だなぁ)
なんて思いながら五条もいつもみたく牙を立てる。
(にしてもこの子、美味いよなぁ……ほんとはもっと欲しいとこだけど、人間てほんと吃驚する位やわだし…………あれ、そういやこの子名前なんてったっけ)
「ねぇ、君さ」
「っ……へ?」
まさか食事中に話しかけられると思わず、油断しきっていた彼女からは随分と間の抜けた反応が返ってきて。
「名前、何ていうの?」
「えっ、あっ……っナマエ、です」
「そう。じゃあナマエ。僕、今度はケーキなんかも食べたいな」
「え?―ぅあっ…………はっ、はい……」
「やった。大きいイチゴのってる奴ね」
こくん、と吸い付かれる刺激に堪えながら、小さく頷いて返した彼女に機嫌を良くした五は、そのままいつもより少し多めに食事を済ませてから彼女宅を出ていく。
その際、
「じゃ、ケーキ楽しみにしてるから」
て、ちょっと嬉しそうに、いつもは掛けない去り際の言葉まで掛けてくるから、何だか心がザワつくと同時に人間界ではあまり買い物も出来ないのかなってちょっと可哀想に思う彼女だった。
【実際は普通に陽の光も浴びれるし、謎に金持ちな五条、みたいな。
(細かい設定はふわふわしてる、なんたって御都合主義吸血鬼パロw)
もしかすると続き書くかもです】
頂いたらさっさとどこかへ行っちゃうから、
(彼も生きる為にしてる事だろうし。この程度で済んでるなら良いか)
段々と現状を受け入れ始める彼女。
ある日、いつものように彼女宅の甘いお菓子や角砂糖を適当に口にしながら彼女の帰りを待っていた五条。
(そういえばいつもお菓子置いてあるな)
って思って、何となしに訳を聞いてみる。
「え、と……甘いもの好きなのかなって」
「え、僕?」
「……ま、まあ」
頬を赤く染めながら、気まずそうに顔を逸らして応答する彼女に五条は訳が分からなくて首を傾げる。
(いやなんで?僕、今んとここの子に嫌な事しかしてないよね?)
自覚はしてるけど正直彼女には血以外に興味ないから極力絡まなかったクズ男。
そんな五条に
「わざわざ私の血だけの為に来てたんじゃ割に合わないだろうな、て思っただけです……」
(あと単純に怖いからもあるけど)
そう言ってからいつものように
「あの、じゃあ、どうぞ」
と後ろを向いて首元を晒した彼女に
「ふーん」
(変な奴だなぁ)
なんて思いながら五条もいつもみたく牙を立てる。
(にしてもこの子、美味いよなぁ……ほんとはもっと欲しいとこだけど、人間てほんと吃驚する位やわだし…………あれ、そういやこの子名前なんてったっけ)
「ねぇ、君さ」
「っ……へ?」
まさか食事中に話しかけられると思わず、油断しきっていた彼女からは随分と間の抜けた反応が返ってきて。
「名前、何ていうの?」
「えっ、あっ……っナマエ、です」
「そう。じゃあナマエ。僕、今度はケーキなんかも食べたいな」
「え?―ぅあっ…………はっ、はい……」
「やった。大きいイチゴのってる奴ね」
こくん、と吸い付かれる刺激に堪えながら、小さく頷いて返した彼女に機嫌を良くした五は、そのままいつもより少し多めに食事を済ませてから彼女宅を出ていく。
その際、
「じゃ、ケーキ楽しみにしてるから」
て、ちょっと嬉しそうに、いつもは掛けない去り際の言葉まで掛けてくるから、何だか心がザワつくと同時に人間界ではあまり買い物も出来ないのかなってちょっと可哀想に思う彼女だった。
【実際は普通に陽の光も浴びれるし、謎に金持ちな五条、みたいな。
(細かい設定はふわふわしてる、なんたって御都合主義吸血鬼パロw)
もしかすると続き書くかもです】