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五条悟
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「え、貸すのは全然良いけど…どうしたの?急に。」
聞きながら、するりと親指を入れて目隠しを持ち上げた五条は、そのままそれを外してナマエに手渡す。
両手を揃え、大事そうに受け取ったナマエは、「えへへ…ちょっと…」なんて言葉を濁しながらお礼を言った。
「ナニナニ?僕には言えない事?」
目を細め、楽しげに口角を上げながらナマエの顔を覗き込むとやはりナマエは誤魔化してから五条に背中を向けた。
(ふーん…まあ良いけど。)
「ちょっとトイレ行ってくるね。」
そう言って用を足しに部屋を出た五条を目で追っていたナマエは、1人部屋に残ったこの好機を見過ごさずには居られなかった。
…実は、彼女の中で密かにずっと気になっていた事がある。
それは、五条の目隠しぶっちゃけ見えてるのか見えてないのかどっちなの問題。
一見、外からは透けていないように見えるのだが、実際の所はどうなのか。
見えないなら見えないでそれはまあ五条という人物だからそれでも見えるのかで納得は出来るのだがとにかく真相が気になって仕方なかったのだ。
だから今日は思い切って本人から借りてみたのだが、本人の目の前で付けるのはどうにも気恥ずかしかったので、今に至る。
因みに本人に直接聞けば良かったのではと思う所もあるかとは思うが、そこは実際に確かめたいというナマエのこだわりの強さである。
さて。早速目隠しを付けてみたナマエは、真っ暗になった視界を目の当たりにして本当に透けていない事を実感する。
これで普段、あれだけの動きをしているのだから、改めて五条さんは凄いのだと思い知らされた気分だった。
そんな人が自分の彼氏なのか…。
なんて余計な事まで考えて自惚れてる内にそういえばと今の状況を思い出して急いで目隠しを取ろうとした刹那、カシャカシャカシャッと聞いた事のある機械音が耳に響いた。
「っ、!?」
「えー、もう外しちゃうの?折角だからもっと付けてたら良いのに。」
戻ったばかりの視界に映ったのは、ニヤニヤと目を細めて笑う五条の姿。
その手には、先程の音の正体であろうスマホがナマエの方を向けて握られていた。
瞬間的に全てを理解したナマエは、顔の熱が急激に上がるのを感じながら、わざと気配を消して戻って来たのであろう五条に抗議した。
しかし、当の五条はそんなナマエの反応を心底楽しんでいるようで、
「はは、ごめんごめん。」
なんて思ってもいない謝罪をしながら、ナマエの手元にあった自分の目隠しを手に取り、そのまま頭から被り直した。
いけない、自分も切り替えねばと少し落ち着きを取り戻したナマエは、「あの、」と横目に五条に話しかけ、先程撮った写真の話を持ち出した。
「け、消して下さいね?」
「え、ヤダ。」
「なんでですか!?」
「だって僕、この写真気に入ったんだもーんっ。」
ほら、ナマエも見てみなよ。
言いながら、腰に手を回し自分の写真を見せようとする五条にナマエは全力で抵抗するが、
「良いから遠慮しないでー。ほら、はーやーくー」
そんな抵抗も虚しく、逸らす顔を無理矢理、画面の方にやられ仕方なく見てみれば、まるで彼のように目隠しをする自分が居て分かっていた後悔とどうしようもない辱めを受けているような感覚に陥った。
しかし、ここで終わらないのが、五条悟という男。
自分の写真に心底恥ずかしくなって目を瞑ったナマエの耳元で、五条は囁いた。
「このナマエ、すっごくエロいよね?」
ボン!
直後、羞恥心の限界値に達したナマエからは、そんな人間から発するはずもない音が出たという。
聞きながら、するりと親指を入れて目隠しを持ち上げた五条は、そのままそれを外してナマエに手渡す。
両手を揃え、大事そうに受け取ったナマエは、「えへへ…ちょっと…」なんて言葉を濁しながらお礼を言った。
「ナニナニ?僕には言えない事?」
目を細め、楽しげに口角を上げながらナマエの顔を覗き込むとやはりナマエは誤魔化してから五条に背中を向けた。
(ふーん…まあ良いけど。)
「ちょっとトイレ行ってくるね。」
そう言って用を足しに部屋を出た五条を目で追っていたナマエは、1人部屋に残ったこの好機を見過ごさずには居られなかった。
…実は、彼女の中で密かにずっと気になっていた事がある。
それは、五条の目隠しぶっちゃけ見えてるのか見えてないのかどっちなの問題。
一見、外からは透けていないように見えるのだが、実際の所はどうなのか。
見えないなら見えないでそれはまあ五条という人物だからそれでも見えるのかで納得は出来るのだがとにかく真相が気になって仕方なかったのだ。
だから今日は思い切って本人から借りてみたのだが、本人の目の前で付けるのはどうにも気恥ずかしかったので、今に至る。
因みに本人に直接聞けば良かったのではと思う所もあるかとは思うが、そこは実際に確かめたいというナマエのこだわりの強さである。
さて。早速目隠しを付けてみたナマエは、真っ暗になった視界を目の当たりにして本当に透けていない事を実感する。
これで普段、あれだけの動きをしているのだから、改めて五条さんは凄いのだと思い知らされた気分だった。
そんな人が自分の彼氏なのか…。
なんて余計な事まで考えて自惚れてる内にそういえばと今の状況を思い出して急いで目隠しを取ろうとした刹那、カシャカシャカシャッと聞いた事のある機械音が耳に響いた。
「っ、!?」
「えー、もう外しちゃうの?折角だからもっと付けてたら良いのに。」
戻ったばかりの視界に映ったのは、ニヤニヤと目を細めて笑う五条の姿。
その手には、先程の音の正体であろうスマホがナマエの方を向けて握られていた。
瞬間的に全てを理解したナマエは、顔の熱が急激に上がるのを感じながら、わざと気配を消して戻って来たのであろう五条に抗議した。
しかし、当の五条はそんなナマエの反応を心底楽しんでいるようで、
「はは、ごめんごめん。」
なんて思ってもいない謝罪をしながら、ナマエの手元にあった自分の目隠しを手に取り、そのまま頭から被り直した。
いけない、自分も切り替えねばと少し落ち着きを取り戻したナマエは、「あの、」と横目に五条に話しかけ、先程撮った写真の話を持ち出した。
「け、消して下さいね?」
「え、ヤダ。」
「なんでですか!?」
「だって僕、この写真気に入ったんだもーんっ。」
ほら、ナマエも見てみなよ。
言いながら、腰に手を回し自分の写真を見せようとする五条にナマエは全力で抵抗するが、
「良いから遠慮しないでー。ほら、はーやーくー」
そんな抵抗も虚しく、逸らす顔を無理矢理、画面の方にやられ仕方なく見てみれば、まるで彼のように目隠しをする自分が居て分かっていた後悔とどうしようもない辱めを受けているような感覚に陥った。
しかし、ここで終わらないのが、五条悟という男。
自分の写真に心底恥ずかしくなって目を瞑ったナマエの耳元で、五条は囁いた。
「このナマエ、すっごくエロいよね?」
ボン!
直後、羞恥心の限界値に達したナマエからは、そんな人間から発するはずもない音が出たという。
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