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コラボ夢
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【撫で撫での破壊力で卒倒してからのお話】
気を失った私をわざわざ運んでくれたのだろうか、起きたらソファの上にいた。今日は単に忙しいだけじゃなくて、失敗やそれに伴う電話対応、挙げ句の果てには上司との話し合い(論点のズレた反省の促しみたいな)なんかがあったからすごく疲れてた。途中上司から言われた最近不測の事態に対しての対応がおざなりになりすぎという言葉がやけに引っかかってしまって。普段、自分がやるべき対応を度々に私へ任せてくるくせして、こういう時だけどうして出来なかったのかと理解出来ない風に話すのだ。そもそも誰もおざなりにするつもりでおざなりになっているわけじゃない。とにかくやる事があり過ぎてそこまで予防線を張る余裕が無いのだ。
「っ……ふぅ」
駄目だ、止めよう。止まらなくなる。それに、結局失敗したのは事実なのだからそこは私が悪い。だから謝罪もした。後は次に活かすだけ。もう、それで良いじゃないか。駄目駄目泣くな、泣いたら止まらなくなる。
「よしよし、まだ我慢してんの? 家なんだから、いい加減楽にしなよ」
「ッッ、」
不意に頭を撫でられ、隣に座って抱き寄せられたらもう駄目だった。辛いよ、私の失敗で相手には嫌な思いをさせてしまったから。悔しいよ、良いようにばかり言われて。一回溢れ出すと止まらなくなった感情にもう歯止めは効かなくて。咄嗟に謝ろうとしたら、腕に力を込めて妨害された。
「大丈夫。僕がいるよ」
優しすぎる声で、彼はそう話した。
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