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クリスマスとサンタコスとじゅじゅ男子のお話
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真希さんとパンダさんが(面白がって)買ってくれたサンタコス。
部屋で着てみたら思いの外スカートが短かった為、やっぱり彼の前で着るのは止めておこうとそのままクローゼットに掛けて直したナマエは、クリスマスもいつものように任務へ出掛け、夜中の今、帰ってきたのだが。
「高菜ぁ!」
「………」
ガチャリと一度、玄関のドアを閉めるナマエ。
情報処理が追いつかず固まる中、何故狗巻さんが私の部屋で私のサンタコスを着ているのだろう?という疑問だけが頭を支配する。
とりあえず何かの見間違えである事に期待してもう一度扉を開けてみれば、
「しゃけ!ツナマヨー!」
と勢いよく突っ込んで来た狗巻に抱き締められる。
訳がわからず、とりあえず中に入ったナマエは、部屋に戻ってからそれが狗巻のクリスマスドッキリであったことを知らされ、サンタコスは隠れる目的でたまたまクローゼットを開けたら見つけた衣装を身につけただけとの事だった。
なんだ…そういう事か。
と、何だか彼らしい理由で安堵したナマエは、狗巻が持って来てくれたというケーキを一緒に食べる事にした。
「ツナツナ」
「ん?えっわっ、どどどうして脱いじゃうんですか!?」
ケーキを食べ終えた頃。やっと見慣れてきたサンタコスを急に狗巻が脱ぎ始めた為、ナマエは思わず顔を背けた。
「しゃーけっ。」
「っ、…え、まさか…。」
脱いだばかりの衣類を手渡され、咄嗟に狗巻の意図を察したナマエ。
断る為に顔を上げるも、既に狗巻はお風呂の方に向かっていて。
慌てて追いかけて来たナマエの腕を引っ張り、抱き締めると、
「待ってる」
なんて自分の事を見上げるナマエに口パクで伝えてからひとり脱衣所を出て扉を閉めた。
1人取り残されたナマエは、暫く悩んでからとりあえずお風呂に入り、覚悟を決めてサンタコスに袖を通すのであった。
部屋に戻ると何故か電気が消されており、ベッドを見るとまるでお姫様のように手を前に組んで眠る狗巻の姿があった。
悪ノリー悪戯好きの彼らしい行為ではあるが、度々に付き合わされるこちら側には羞恥心が伴われる事もあり、唯一、2人きりの時以外にはしないのがナマエにとっての救いであった。
とはいえ、この後すべき事と言えば、多分恐らくあの眠り姫にキスのプレゼントを〜みたいな事なので(寧ろこの時点で察する事の出来るナマエの悪戯慣れが伺えるが)ナマエにとっては決して容易な事ではなかったが、電気が消えているのもあり、とりあえずスカートの丈だけ気にしながらベッドに腰掛ける事にした。
それからは、廊下からの微かな灯りだけを頼りに、触れるだけのキスをして、
「……え、と…メリークリスマス?」
「高菜ぁ〜」
「わっ、」
合言葉によって上機嫌に目を覚ました狗巻はそのままナマエを抱き締めるとひっくり返って彼女を組み敷いた。
既に温められたベッドには狗巻の匂いが染み付いていて。
薄暗い中見える狗巻の顔は、愉しげにニコニコとしていたが、ナマエを見つめるその瞳は熱をもってギラついていた。
「ナマエ、」
こういう時にしか呼ばない彼の名前呼びに、反射的に心臓が高鳴る。
同時に、自身の体温が急上昇するのを感じながら、ナマエは狗巻に身を委ねた。
部屋で着てみたら思いの外スカートが短かった為、やっぱり彼の前で着るのは止めておこうとそのままクローゼットに掛けて直したナマエは、クリスマスもいつものように任務へ出掛け、夜中の今、帰ってきたのだが。
「高菜ぁ!」
「………」
ガチャリと一度、玄関のドアを閉めるナマエ。
情報処理が追いつかず固まる中、何故狗巻さんが私の部屋で私のサンタコスを着ているのだろう?という疑問だけが頭を支配する。
とりあえず何かの見間違えである事に期待してもう一度扉を開けてみれば、
「しゃけ!ツナマヨー!」
と勢いよく突っ込んで来た狗巻に抱き締められる。
訳がわからず、とりあえず中に入ったナマエは、部屋に戻ってからそれが狗巻のクリスマスドッキリであったことを知らされ、サンタコスは隠れる目的でたまたまクローゼットを開けたら見つけた衣装を身につけただけとの事だった。
なんだ…そういう事か。
と、何だか彼らしい理由で安堵したナマエは、狗巻が持って来てくれたというケーキを一緒に食べる事にした。
「ツナツナ」
「ん?えっわっ、どどどうして脱いじゃうんですか!?」
ケーキを食べ終えた頃。やっと見慣れてきたサンタコスを急に狗巻が脱ぎ始めた為、ナマエは思わず顔を背けた。
「しゃーけっ。」
「っ、…え、まさか…。」
脱いだばかりの衣類を手渡され、咄嗟に狗巻の意図を察したナマエ。
断る為に顔を上げるも、既に狗巻はお風呂の方に向かっていて。
慌てて追いかけて来たナマエの腕を引っ張り、抱き締めると、
「待ってる」
なんて自分の事を見上げるナマエに口パクで伝えてからひとり脱衣所を出て扉を閉めた。
1人取り残されたナマエは、暫く悩んでからとりあえずお風呂に入り、覚悟を決めてサンタコスに袖を通すのであった。
部屋に戻ると何故か電気が消されており、ベッドを見るとまるでお姫様のように手を前に組んで眠る狗巻の姿があった。
悪ノリー悪戯好きの彼らしい行為ではあるが、度々に付き合わされるこちら側には羞恥心が伴われる事もあり、唯一、2人きりの時以外にはしないのがナマエにとっての救いであった。
とはいえ、この後すべき事と言えば、多分恐らくあの眠り姫にキスのプレゼントを〜みたいな事なので(寧ろこの時点で察する事の出来るナマエの悪戯慣れが伺えるが)ナマエにとっては決して容易な事ではなかったが、電気が消えているのもあり、とりあえずスカートの丈だけ気にしながらベッドに腰掛ける事にした。
それからは、廊下からの微かな灯りだけを頼りに、触れるだけのキスをして、
「……え、と…メリークリスマス?」
「高菜ぁ〜」
「わっ、」
合言葉によって上機嫌に目を覚ました狗巻はそのままナマエを抱き締めるとひっくり返って彼女を組み敷いた。
既に温められたベッドには狗巻の匂いが染み付いていて。
薄暗い中見える狗巻の顔は、愉しげにニコニコとしていたが、ナマエを見つめるその瞳は熱をもってギラついていた。
「ナマエ、」
こういう時にしか呼ばない彼の名前呼びに、反射的に心臓が高鳴る。
同時に、自身の体温が急上昇するのを感じながら、ナマエは狗巻に身を委ねた。