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クリスマスとサンタコスとじゅじゅ男子のお話
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「おまっ…ンだよ、その格好は!」
お互い同じ任務についていた2人は、折角のクリスマスだからと何となく誘う形でナマエの部屋に来ていた。
ソファに案内してから、ちょっと着替えてくるねと奥に行って帰ってきたナマエを見るなり、伏黒は思わず立ち上がった。
「あー…と、野薔薇ちゃんにプレゼントしてもらったんだけど……やっぱり、似合わないかな?」
そう照れながら話すナマエの服装は、いつもの大人しめなものではなくて。
赤を基調として所々に白いふわふわの綿が付いた、所謂、サンタクロースの装束であった。
「あ、いや…すまん、ちょっと吃驚しただけだ。」
改めてソファに座り直した伏黒は、視線を逸らしながらそうナマエに伝える。
伏黒の返事に安堵したナマエは、そういえばケーキあるんだ、と言ってキッチンに移動した。
いちいち際どいな…。
普段はあまり見ない短パン姿なだけに、彼女が動く度に見え隠れする太腿の部分が気になってつい目で後を追いがちになってしまう。
ムッツリ相手にはこれ位が丁度良いでしょ!
…居るはずの無い野薔薇の声に思わずムッとしていればいつの間にかケーキを切り分けて持ってきていたナマエの声が耳に入った。
「あの…なんかごめんね。疲れてるのに。」
「……えっ」
はっとしてナマエの顔を見れば、申し訳なさそうに隣に座って自分の表情を伺うナマエの姿が。
しまった、と思った時には「今日も大変だったもんねー。」なんて言ってさっさとケーキを食べ始めていたので、伏黒は咄嗟にその腰に手を回して引き寄せた。
「っ、…伏黒くん?」
「…悪い。その……似合ってる。」
「!……あ、ありが、とう。」
気まずくて、照れくさくて。
お互いに暫く無言になってから、先に痺れを切らしたナマエが、ケーキを食べるように伏黒に勧めた。
「…ん。」
「…えぇ?」
甘えるように首元に頭を擦り寄せながら、ナマエにケーキを目配せする伏黒。
戸惑いながらもナマエがフォークを口に運べば、少しして、
「美味いな。」
と一言呟いた。
「ンっ、」
「なぁ…まだ食べたりねぇんだけど。」
全部食べ終えたのを見計らい、伏黒がナマエの耳を甘噛みする。
ビクリと身体を震わせれば、そのままソファに押し倒されてしまった。
「え、あの、…疲れてない、の?」
困惑の目で伏黒を見つめるナマエ。
「全然?」
なんて言いながら太腿に手を伸ばせば、
「んあっ、まっ待って…せめて服、ンっ」
「悪い、待つ余裕が無ぇ。」
そう言ってキスを繰り返せばそのうちナマエからも求めてきて。
2人して、普段とは違った、甘いクリスマスの夜を過ごすのであった。
お互い同じ任務についていた2人は、折角のクリスマスだからと何となく誘う形でナマエの部屋に来ていた。
ソファに案内してから、ちょっと着替えてくるねと奥に行って帰ってきたナマエを見るなり、伏黒は思わず立ち上がった。
「あー…と、野薔薇ちゃんにプレゼントしてもらったんだけど……やっぱり、似合わないかな?」
そう照れながら話すナマエの服装は、いつもの大人しめなものではなくて。
赤を基調として所々に白いふわふわの綿が付いた、所謂、サンタクロースの装束であった。
「あ、いや…すまん、ちょっと吃驚しただけだ。」
改めてソファに座り直した伏黒は、視線を逸らしながらそうナマエに伝える。
伏黒の返事に安堵したナマエは、そういえばケーキあるんだ、と言ってキッチンに移動した。
いちいち際どいな…。
普段はあまり見ない短パン姿なだけに、彼女が動く度に見え隠れする太腿の部分が気になってつい目で後を追いがちになってしまう。
ムッツリ相手にはこれ位が丁度良いでしょ!
…居るはずの無い野薔薇の声に思わずムッとしていればいつの間にかケーキを切り分けて持ってきていたナマエの声が耳に入った。
「あの…なんかごめんね。疲れてるのに。」
「……えっ」
はっとしてナマエの顔を見れば、申し訳なさそうに隣に座って自分の表情を伺うナマエの姿が。
しまった、と思った時には「今日も大変だったもんねー。」なんて言ってさっさとケーキを食べ始めていたので、伏黒は咄嗟にその腰に手を回して引き寄せた。
「っ、…伏黒くん?」
「…悪い。その……似合ってる。」
「!……あ、ありが、とう。」
気まずくて、照れくさくて。
お互いに暫く無言になってから、先に痺れを切らしたナマエが、ケーキを食べるように伏黒に勧めた。
「…ん。」
「…えぇ?」
甘えるように首元に頭を擦り寄せながら、ナマエにケーキを目配せする伏黒。
戸惑いながらもナマエがフォークを口に運べば、少しして、
「美味いな。」
と一言呟いた。
「ンっ、」
「なぁ…まだ食べたりねぇんだけど。」
全部食べ終えたのを見計らい、伏黒がナマエの耳を甘噛みする。
ビクリと身体を震わせれば、そのままソファに押し倒されてしまった。
「え、あの、…疲れてない、の?」
困惑の目で伏黒を見つめるナマエ。
「全然?」
なんて言いながら太腿に手を伸ばせば、
「んあっ、まっ待って…せめて服、ンっ」
「悪い、待つ余裕が無ぇ。」
そう言ってキスを繰り返せばそのうちナマエからも求めてきて。
2人して、普段とは違った、甘いクリスマスの夜を過ごすのであった。