第一章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「委員会?」
「そう、みんなどこかしらに所属しているんだけど、荘助はどうするの?」
食堂で遅めの昼食にうどんをすすっていると、勘右衛門がやってきて正面に座って言った。
そう言われても荘助は最初世話になった保健委員会くらいしか知らないので、他を訊ねると、体育委員会、会計委員会、図書委員会、作法委員会、用具委員会、火薬委員会、生物委員会、そしてこれは入ることができないが、学級委員会があるという。
「んー、そしたら人手が足りないとこ」
荘助がどうでも良さそうに答えると、
「じゃぁ用具委員会に来い!歓迎するぞ!」
と六年生に肩を叩かれた。
用具委員会委員長だという食満留三郎先輩だ。
「うちは仕事も多いし、人手も足りない」
「それより会計委員会はどうだ!」
どこから来たのか文次郎が割り込んでくる。
「は!?文次郎のとこは十分だろう!うちは切実なんだよ」
「用具の人員は足りてるはずだ!」
「下級生も多いし、補修するものが多すぎるんだよ!」
六年ふたりの喧嘩が始まったが、荘助は、心底どっちでも良いと思いながらうどんの続きを食べる。勘右衛門は「興味なさそうだね」と言ってくすくす笑った。
側で盛り上がってきた喧嘩がうっとおしくなり、一気にうどんを食べ終えて
「恩もあるから保健委員会入ります」
と言い放つと、六年ふたりが
「やめとけ!!」
と叫んだ。
「通称不運委員会だぞ。伊作と長年同室の俺だって防げない被害があるんだ。編入したてのお前には荷が重い!」
「なんだよぉ、留三郎!僕が不運なのは認めるけど、そんな言い方ひどいじゃないか!」
遅れて食堂にやってきた伊作が留三郎に詰め寄る。その後からもうひとりバレーボールを持った六年生が入ってきた。
「おーい、みんなでバレーしようぜ。あ、五年もいるじゃん」
荘助の肩をがしっと掴むと
「体育委員会委員長、七松小平太だ。よろしく」
と言ってそのまま外へ引き摺って行った。
「うわ、荘助ーっ!」
「おいおい、小平太!そいつ連れてくな」
勘右衛門が後を追うと、他の六年も続いた。
*****
「お前ら、新入りをどの委員会入れるかで揉めてるんだろ?バレーで決着付けようぜ」
荘助は訳がわからず無言でいると、
「私が全員倒したら体育委員だ!」
なんとも横暴な意見が出てきた。
「!!!!?」
「え、なに勘右衛門。バレーで倒すってどういうこと?」
勘右衛門は荘助が心配で付いてきたが心底後悔した。
「言葉通りだと思うよ…」
気付いたら小平太はすでにボールを高々と上げていた。
「そう、みんなどこかしらに所属しているんだけど、荘助はどうするの?」
食堂で遅めの昼食にうどんをすすっていると、勘右衛門がやってきて正面に座って言った。
そう言われても荘助は最初世話になった保健委員会くらいしか知らないので、他を訊ねると、体育委員会、会計委員会、図書委員会、作法委員会、用具委員会、火薬委員会、生物委員会、そしてこれは入ることができないが、学級委員会があるという。
「んー、そしたら人手が足りないとこ」
荘助がどうでも良さそうに答えると、
「じゃぁ用具委員会に来い!歓迎するぞ!」
と六年生に肩を叩かれた。
用具委員会委員長だという食満留三郎先輩だ。
「うちは仕事も多いし、人手も足りない」
「それより会計委員会はどうだ!」
どこから来たのか文次郎が割り込んでくる。
「は!?文次郎のとこは十分だろう!うちは切実なんだよ」
「用具の人員は足りてるはずだ!」
「下級生も多いし、補修するものが多すぎるんだよ!」
六年ふたりの喧嘩が始まったが、荘助は、心底どっちでも良いと思いながらうどんの続きを食べる。勘右衛門は「興味なさそうだね」と言ってくすくす笑った。
側で盛り上がってきた喧嘩がうっとおしくなり、一気にうどんを食べ終えて
「恩もあるから保健委員会入ります」
と言い放つと、六年ふたりが
「やめとけ!!」
と叫んだ。
「通称不運委員会だぞ。伊作と長年同室の俺だって防げない被害があるんだ。編入したてのお前には荷が重い!」
「なんだよぉ、留三郎!僕が不運なのは認めるけど、そんな言い方ひどいじゃないか!」
遅れて食堂にやってきた伊作が留三郎に詰め寄る。その後からもうひとりバレーボールを持った六年生が入ってきた。
「おーい、みんなでバレーしようぜ。あ、五年もいるじゃん」
荘助の肩をがしっと掴むと
「体育委員会委員長、七松小平太だ。よろしく」
と言ってそのまま外へ引き摺って行った。
「うわ、荘助ーっ!」
「おいおい、小平太!そいつ連れてくな」
勘右衛門が後を追うと、他の六年も続いた。
*****
「お前ら、新入りをどの委員会入れるかで揉めてるんだろ?バレーで決着付けようぜ」
荘助は訳がわからず無言でいると、
「私が全員倒したら体育委員だ!」
なんとも横暴な意見が出てきた。
「!!!!?」
「え、なに勘右衛門。バレーで倒すってどういうこと?」
勘右衛門は荘助が心配で付いてきたが心底後悔した。
「言葉通りだと思うよ…」
気付いたら小平太はすでにボールを高々と上げていた。