第三章
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[最終話]
※ほとんど会話。誰がどの台詞か想像しながらお楽しみください。
春……
忍術学園の庭は桜の花が咲き乱れていた。
「あれ?兵助と勘右衛門はまだ先輩に挨拶行かないの?」
五年ろ組の三人が兵助·勘右衛門の部屋を覗き込む。
「あー……兵助ちょっと傷心中で」
「え、なに。兵助、志乃に何言ったの」
「…………俺との将来考えてくれないかって」
「はっ、すっ飛ばしすぎだろ!!」
「……それ以外なんて言えば良かったんだよ。だって俺はずっと一緒にいたいと思っていたわけだし」
兵助はそう言って再び顔を伏せた。
「はー、くそ真面目。で?志乃はなんて?」
「自分の生き方を考えたいから、約束できないって」
「……それって言い方次第では恋人くらいにはなれたんじゃ……?」
「えっ!」
「じゃあ、私にも今後口説く機会はあるかもしれないな」
「え!?三郎も志乃のこと好きだったのか」
「もう、お前の鈍さにはいい加減腹が立ってくるよ」
「俺らもそろそろ進路は考えないとだめだぞー」
「そういえば志乃、六年はくのいち教室だってね」
「……雷蔵って、けっこう情報通だよねー」
「なぁ、俺らもそろそろ行くぞ」
*****
「先輩、卒業おめでとうございます」
「あぁ、志乃……ふむ、やはり私の中ではしっくりこんな。荘助でいいか」
「どちらでも良いです。先輩方のほとんどは前のまま荘助と呼びますし。私もこの名前は気に入ってるんです」
「そうか」
「先輩にはとてもお世話になりました。先輩がいなければ、私は記憶を失ったままだったかもしれません」
「大袈裟だな」
「そんなことありません」
「……荘助は、確かタソガレドキに恩人がいると言っていたが、卒業後は行くつもりなのか」
「いえ、タソガレドキには行けません」
「……では、梅の香に来たらどうだ?縁の深い城だろう」
「はは、深すぎますね」
「あそこは身内だろうと実力が伴わないと入れないだろうが、考えてみたらどうだ」
「……そうですね。考えてみます」
「待っているぞ。お前と忍務をするのは楽しいだろうな」
志乃はくのいち教室の最終学年へ進級。
女の身だと打ち明けてもなお(むしろ打ち明けてからの方が)、くのたま人気は高かったという。
その後、同学年の忍たまと何かあったかなかったか、卒業後どうしたかは、また別の話。
終
ーーーーーーーー
【あとがき】
男なんざ!最後まで読んでいただきありがとうございました。
はーっ、なんとか書ききれました!
アフターストーリーあります。書き終えてますの後日更新しますね。
一章あとがきにも書きましたが。この「男なんざ!」昔書いたもののリメイクです。最初は、男嫌いな女子高生のトリップ話でした。初見で男に間違われ、そのまま編入という流れで。雑渡さんはそのときもキーパーソン。でも書ききれずに未完のままで消してしまいました。
で、今回思い立って書き直すことになり、前に書いたデータがなかったのもありますが、なんか違うなぁと思い、室町時代の主人公で新たに書き始めることにしました。その結果「男なんざ!」感があまりなくなってしまったような…(笑)
しかし、戦う強い女の子を書きたかったのは前のも今のも同じなので、自分ではもう満足です。
あとは番外編や、短編など考えています。
いくつかもう書いていますが、リクエストなどあれば良かったらDMください!
では、また。
※ほとんど会話。誰がどの台詞か想像しながらお楽しみください。
春……
忍術学園の庭は桜の花が咲き乱れていた。
「あれ?兵助と勘右衛門はまだ先輩に挨拶行かないの?」
五年ろ組の三人が兵助·勘右衛門の部屋を覗き込む。
「あー……兵助ちょっと傷心中で」
「え、なに。兵助、志乃に何言ったの」
「…………俺との将来考えてくれないかって」
「はっ、すっ飛ばしすぎだろ!!」
「……それ以外なんて言えば良かったんだよ。だって俺はずっと一緒にいたいと思っていたわけだし」
兵助はそう言って再び顔を伏せた。
「はー、くそ真面目。で?志乃はなんて?」
「自分の生き方を考えたいから、約束できないって」
「……それって言い方次第では恋人くらいにはなれたんじゃ……?」
「えっ!」
「じゃあ、私にも今後口説く機会はあるかもしれないな」
「え!?三郎も志乃のこと好きだったのか」
「もう、お前の鈍さにはいい加減腹が立ってくるよ」
「俺らもそろそろ進路は考えないとだめだぞー」
「そういえば志乃、六年はくのいち教室だってね」
「……雷蔵って、けっこう情報通だよねー」
「なぁ、俺らもそろそろ行くぞ」
*****
「先輩、卒業おめでとうございます」
「あぁ、志乃……ふむ、やはり私の中ではしっくりこんな。荘助でいいか」
「どちらでも良いです。先輩方のほとんどは前のまま荘助と呼びますし。私もこの名前は気に入ってるんです」
「そうか」
「先輩にはとてもお世話になりました。先輩がいなければ、私は記憶を失ったままだったかもしれません」
「大袈裟だな」
「そんなことありません」
「……荘助は、確かタソガレドキに恩人がいると言っていたが、卒業後は行くつもりなのか」
「いえ、タソガレドキには行けません」
「……では、梅の香に来たらどうだ?縁の深い城だろう」
「はは、深すぎますね」
「あそこは身内だろうと実力が伴わないと入れないだろうが、考えてみたらどうだ」
「……そうですね。考えてみます」
「待っているぞ。お前と忍務をするのは楽しいだろうな」
志乃はくのいち教室の最終学年へ進級。
女の身だと打ち明けてもなお(むしろ打ち明けてからの方が)、くのたま人気は高かったという。
その後、同学年の忍たまと何かあったかなかったか、卒業後どうしたかは、また別の話。
終
ーーーーーーーー
【あとがき】
男なんざ!最後まで読んでいただきありがとうございました。
はーっ、なんとか書ききれました!
アフターストーリーあります。書き終えてますの後日更新しますね。
一章あとがきにも書きましたが。この「男なんざ!」昔書いたもののリメイクです。最初は、男嫌いな女子高生のトリップ話でした。初見で男に間違われ、そのまま編入という流れで。雑渡さんはそのときもキーパーソン。でも書ききれずに未完のままで消してしまいました。
で、今回思い立って書き直すことになり、前に書いたデータがなかったのもありますが、なんか違うなぁと思い、室町時代の主人公で新たに書き始めることにしました。その結果「男なんざ!」感があまりなくなってしまったような…(笑)
しかし、戦う強い女の子を書きたかったのは前のも今のも同じなので、自分ではもう満足です。
あとは番外編や、短編など考えています。
いくつかもう書いていますが、リクエストなどあれば良かったらDMください!
では、また。