第一章
夢小説設定
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万全ではないものの一通り動けるようになったところで、荘助はここの学園長先生という人と会い五年い組編入を言い渡された。質問も反論もする間もなくさらしと男物の着物と忍装束を渡され、謎の二足歩行の犬に部屋へ案内された。
部屋には机がひとつ。ありがたいことに一人部屋らしい。
授業は明日からということだが、荘助はひとまずさらしを巻いて藍色の忍装束に着替えてみた。不具合はなさそうだ。
少し頭の中を整理しようと部屋の真ん中にあぐらをかいて目を閉じる。
ここは忍術学園。文字通り忍術を学ぶところ。
くのいち教室もあるらしいが、私は男と並んで学ぶらしい。多少生活に不便はあろうが、男として扱われるのは良いと思った。女を武器にするよりずっと良い。
「お、ここだここだ!」
パタパタと足音がしたかと思うと戸の向こうから声がした。
「入るぞー」
こちらの返事を待たずして勢い良く戸が開く。
「ちょっと八左ヱ門!いきなり開けたら失礼だよ」
「雷蔵の言う通りだハチ。お前は遠慮が無さすぎる」
「…お前に言われたかないわ!」
急に現れた賑やかな三人に荘助が呆気にとられていると、八左ヱ門と呼ばれたひどく髪の乱れた人物が屈託のない笑顔を向けた。
「君、編入生だろ?俺、五年ろ組の竹谷八左ヱ門!よろしくな」
そう言って手を出した。
つられて手を出し握手をする。
「私は桂川荘助。よろしく」
「それ、偽名?」
八左ヱ門の後ろにいた双子らしきうちのひとりが不思議そうな顔で訊ねた。
「あ、私は鉢屋三郎。君、女だろ?実習で善法寺先輩と一緒だったから知ってるんだけど」
「えーーーっ!?」
八左ヱ門と、気がついたら双子のまた後ろに来ていたふたりが驚きの声をあげた。
「あれ、勘右衛門に兵助も来たのか」
三郎がそう言うと、これはまた髪がうどんのように独特でいかにも明るいといった顔立ちの人物が
「そりゃ見に来るでしょ。編入するのい組だし」
と答えた。
その後ろにはきれいな顔立ちをした黒髪の人物が驚きの表情のまま固まって立ちつくしている。
「おーい、兵助ー?大丈夫か?」
勘右衛門に肩を揺さぶられ、ようやく我に返った兵助という人が訝しげに荘助を見た。
「なんで女が五年に編入するの」
この人感じ悪いなと思いつつ、そうなるのも当たり前な気もして、荘助は丁寧に経緯を説明することにした。
部屋には机がひとつ。ありがたいことに一人部屋らしい。
授業は明日からということだが、荘助はひとまずさらしを巻いて藍色の忍装束に着替えてみた。不具合はなさそうだ。
少し頭の中を整理しようと部屋の真ん中にあぐらをかいて目を閉じる。
ここは忍術学園。文字通り忍術を学ぶところ。
くのいち教室もあるらしいが、私は男と並んで学ぶらしい。多少生活に不便はあろうが、男として扱われるのは良いと思った。女を武器にするよりずっと良い。
「お、ここだここだ!」
パタパタと足音がしたかと思うと戸の向こうから声がした。
「入るぞー」
こちらの返事を待たずして勢い良く戸が開く。
「ちょっと八左ヱ門!いきなり開けたら失礼だよ」
「雷蔵の言う通りだハチ。お前は遠慮が無さすぎる」
「…お前に言われたかないわ!」
急に現れた賑やかな三人に荘助が呆気にとられていると、八左ヱ門と呼ばれたひどく髪の乱れた人物が屈託のない笑顔を向けた。
「君、編入生だろ?俺、五年ろ組の竹谷八左ヱ門!よろしくな」
そう言って手を出した。
つられて手を出し握手をする。
「私は桂川荘助。よろしく」
「それ、偽名?」
八左ヱ門の後ろにいた双子らしきうちのひとりが不思議そうな顔で訊ねた。
「あ、私は鉢屋三郎。君、女だろ?実習で善法寺先輩と一緒だったから知ってるんだけど」
「えーーーっ!?」
八左ヱ門と、気がついたら双子のまた後ろに来ていたふたりが驚きの声をあげた。
「あれ、勘右衛門に兵助も来たのか」
三郎がそう言うと、これはまた髪がうどんのように独特でいかにも明るいといった顔立ちの人物が
「そりゃ見に来るでしょ。編入するのい組だし」
と答えた。
その後ろにはきれいな顔立ちをした黒髪の人物が驚きの表情のまま固まって立ちつくしている。
「おーい、兵助ー?大丈夫か?」
勘右衛門に肩を揺さぶられ、ようやく我に返った兵助という人が訝しげに荘助を見た。
「なんで女が五年に編入するの」
この人感じ悪いなと思いつつ、そうなるのも当たり前な気もして、荘助は丁寧に経緯を説明することにした。