【クレ海】全年齢
「海とフェリオの危険な雨宿り」
きっと大丈夫だろう。機嫌を取る算段はできている。
隣街での買い物は、海たち三人にとって大いに実りのあるものとなった。
ずっと狙っていたセフィーロデザインの膝丈ワンピース。春色のショルダーバッグはウユール素材の手触りに一目惚れして買った。いくら歩いても疲れない魔法器仕様の靴も。ただしこれはあくまで〝器〟なので、後で術をかけてもらわないといけない。
三人の足取りは軽い。荷物持ちと称してついてきたフェリオに出番はない。
東京で、今日と同じだけ買い物をすれば、買い込んだ荷物の重さに後悔もしようものだけれど、ここではその心配もない。
「ほんと、便利よね! やっぱり東京に持ち帰りたい物ナンバーワンだわ」
手の甲の宝玉にうっとりと頬ずりをしながら海が言った。
「そのような目的で使うのは感心しない」と、あの頑固な魔導師が言っていたのを、あの手この手で口八丁に言いくるめなんとか借りてきた次第なので、帰った後が少し怖い。靴の件もお願いしなくてはいけないし。
けれどきっと大丈夫だろう。機嫌を取る算段はできている。
お土産に、彼の好物のお茶菓子と茶葉、気になると言っていた研究家の新作本だって買ってきた(城の司書さんに少し手伝ってもらった)。
手袋の件を差し引いても十分プラスに転じるはずだ。
この手袋がなければ、こんなにどっさりとお土産を買って帰ることもできなかったのだし。
東京から持ってきたあのオシャレすぎる湯飲みに熱めのお茶を入れてあげて、茶菓子を広げて本を渡せば、きっとクレフは喜んでくれるはずだ。
気を抜くと、ついあのおじいちゃんのことばかり考えてしまう。
(いやいや、これも魔法靴のためだから)
緩んだ頬をペシと軽く叩き、海はそう自分に言い聞かせた。
それが数分前。
冷たい雨に打たれながら、海は茫然と鈍色の空を見上げた。
『もしかしたら魔物に遭遇するかもしれないし!』
手袋を授かる口実として、あの手この手口八丁のうちの一つが、このセリフだった。
(ほらね、言わんこっちゃない)
土で血液で汚れた手袋と宝玉を見つめ、海は思う。
「やっぱり貸しておいてよかったでしょ?」
ここにいない相手に向けて詮無い悪態をつく。
「ていうか、こんな伏線回収いらないのよ」
投げやりに呟き、膝から地に崩れた。
光がまだ名をつけていないばかりに『元セフィーロ』になりかけているこの国において、この森で魔物に遭遇する可能性はほぼゼロだった。
で、あるはずだった。
口の端が弱弱しく上がる。光と風は無事だ。
光たちは心配そうな顔でこちらのほうを見ている。口々に何か叫んでいるようだが、不思議なことに声が全く聞こえない。二人が自分とフェリオの名を呼んでいることはわかった。
(私たちの姿が見えてないの……?)
左足とレイピアを軸にし、右足を引きずりながら光たちの近くへ寄る。光のいるところまであと数歩というところで、身体が、ゼリー状の何かにぽよんと触れた。
「何、今の……!?」
手を伸ばしてみる。見えない壁に阻まれるかのように手のひらが弾かれる。
それは向こうも同じのようだった。光たちも宙に手を伸ばしては、ぽよんと不思議な力に弾かれるので困惑した表情を浮かべている。
互いに向かい合うようにしてぽよんぽよんと
フェリオは、この〝ぽよん壁〟(海が名付けた)がどこまで続くかを確認するために歩き回っていた。円状に一周ぐるりと回ったかと思えば、今度は上に向かって小石を投げたり、長い剣をつかって天面をつつき探っている。
フェリオは海の元まで戻ると、「おそらくこんな形の防壁だな」と言って、枝きれで地面に絵を描き始めた。
左手で書かれたその図は、拙いながらも海たちの状況を端的に示していた。
どうやら、この見えない壁に包まれた空間は半径五メートルほどのドーム型になっているらしい。
試しに海が防壁が接する地面に向かって『水の龍』を放ってみても無駄だった。激流にえぐられ露出した地中にも、この〝ぽよん壁〟は伸びていて、つまりドーム状ではなく球体のような形で囲まれていることを海たちは悟った。
撃退した(取り逃したとも言える)魔物は、大型の鷹のような形をしていた。魔物は去り際、咆哮と共に強烈な閃光を射出した。
光をかばうため海が、風をかばうためフェリオが、それぞれ右足と右手首をくじいた。
そして、十中八九あの閃光のせいだろう。
海とフェリオはこの防壁の中に閉じ込められてしまったのだった。
壁の外では光と風が何やら相談ごとをしている様子だった。
声は聞こえずとも、光が何か無茶を言い風が説得しているのが見て取れた。おおかた「一人で迎えを呼びに行く」とか「こういう時は単独行動は取らないほうがいい」とか、そんな会話が成されているに違いない。
そして、風の説得に納得したのか、光がひと際真剣な表情でこくんと頷いた。両の拳を握りしめ、何かを叫んでいる。
「助けを呼んでくる」とか「待っててね」などと言っているのだろう。光と風は、何度もこちらを振り返りながら走り去って行った。
二人の姿が見えなくなると、海はその場にしゃがみこんだ。
寄る辺もなく、揺らぐ壁を見つめた。フェリオの大剣は、持ち主に寄り添うように、心なしか頼りなげに地に突き刺さってる。
「謎だらけだな。なぜ俺たちを閉じ込める必要があるんだ」
「まさか閉じ込めておいて後で食べちゃうつもりじゃないでしょうね」
「お前のそういう冗談は当たりそうだからやめてくれ」
苦い顔でフェリオが言った。
「フウたちが必ず助けを呼んで戻ってきてくれるはずだ。それまではここで待つしかないな」
その時、フェリオの頬に一粒の水滴が落ちてきた。
「嘘……? 雨?」
「ちょっとちょっと! 閉じ込めるんなら屋根くらい付けておきなさいよね! こんないかにもな形のドーム型のくせに! なんで雨が入ってくるのよ!」
東京ドームを見習いなさい! 喚きながら、海は空を恨めしそうに睨んだ。
「これは参ったな」
フェリオはしばらく考え込んでから、海の元へ歩み寄った。
海の頭上に落ちていた冷たい雨粒が、突如消える。
「剣を濡らしたくない」と言うフェリオから大剣を受け取り、海は「ありがと」と礼を言った。
フェリオのマントの下で、大剣と共に雨をしのぐ。
この距離で男性と接することなど、海の人生では数えるほどしかない。
けれど、海は顔を赤くすることも胸を高鳴らせることもなく、かわりに緑髪のその端正な顔をじっと覗いた。
この至近距離においても、フェリオは自分に指一本触れないよう慎重に、高貴に立ち振る舞っていた。
(一応王子様だし、やんごとない教育を受けてきているのね)
海は感心し、横顔を覗きながらうんうんと一人頷いた。
「なんだ」
「いい男ね、と思って」
「惚れるなよ」
イタズラ心が乗った笑顔もまた整っていた。
フェリオは、真顔よりも笑顔のほうが男が上がるかもしれない。そんなふうに思った。風がよく顔を赤らめているのも頷ける。
「風が好きになるのもわかるわ」
海が思ったままを言うと、フェリオは顔をくしゃと崩して笑った。
「お前に褒められると調子が狂うな」
そして続けた。
「まあ、お前の想い人には負けるさ」
「なんの話?」
「導師の話」
「は? どうして今クレフが出てくるのよ!?」
海が、にわかに語気を強める。
「え!? ちょっと待って! あなた何か勘違いしてない? 別に想い人なんかじゃないわ! あっちがいつも何かとお説教みたいに絡んでくるから相手してあげてるだけ! 介護? っていうか慈善事業みたいなものよ!」
海のまくしたてる勢いに、フェリオは目を丸くした。
そして、話題を変えるとも続けるともなしに、言った。
「フウたちが城へ着いたら、導師が慌てて来るだろうな」
「あの人は慌てたりしないんじゃないかしら。危ない目にあっちゃったから外出禁止令くらいは出そうだけど」
現状、自分とフェリオの剣技が光と風を助け、仕留められないまでも撃退することは叶った。
クレフが渋々ながらも宝玉を授けてくれていなかったら―
よくよく考えてみれば、買い物の荷物を収めるためだけにあの導師が宝玉を授けてくれるとは思いがたい。
うまく言いくるめたつもりでいた。
「まだまだね」
海の表情に苦笑いが滲む。
彼の部屋を出るとき『気を付けて』とクレフは言った。
『行ってらっしゃい』と同じ程度の、なんの変哲もただの挨拶。
その言葉が、今更重みを持ってのしかかる。
土にまみれた宝玉に視線を落とす。
物憂げな表情の海を見て「褒められたから言うわけじゃないが」とフェリオが言った。
「まあお前もいい女なんじゃないか? フウには及ばないけどな。自信持てよ」
「なによそれ」
怪訝な顔をする海に構わず、フェリオは言葉を重ねた。
「皆、お前たちの幸せを願っている。魔法騎士だからじゃない。国を救ってくれたからじゃない。それに、お前はフウの親友でもあるが、俺の……その……友人、でもある…しな」
フェリオはごにょごにょと語尾を濁らせた。
自分で発した青臭いセリフに照れくさくなったのか、そっぽを向いた横顔がほのかに赤い。
「ありがとう」と海は言った。
「私、ちゃんとした男友達ってフェリオが初めてよ」
フェリオの〝照れ〟が感染しそうで、海はあえて茶化すように言った。
「ま、うまくやれよ」
「だから、何をよ?」
(男友達……ねえ)
この年にもなれば「あなたと私は友達です」などと宣言することもまずない。どこか照れくさい。けれど、その言葉はフェリオとなら断然しっくりとくる。
そして海の脳裏には、セフィーロ城の面々が次々に浮かんだ。
「だったらアスコットも男友達ね」
と言うと、「それは本人の前では言ってやるなよ」とフェリオが言った。
海が首をかしげる。
「じゃあラファーガは?」
「いいんじゃないか? 最近仲が良いだろう」
たしかに、元々〝大切な人〟のうちの一人ではあった。けれど〝友達〟というほどの接点はなかった。それが最近ではカルディナや光を介して、以前よりもよく話すようになった。
ラファーガもランティスも、一件寡黙なようで意外に口数は少なくなく、話せば話せる人たちだということがわかってきたところだ。
剣技のこと、魔法のこと、国のこと、ときどき恋の話も。
最初は他人行儀だった関係性が少しずつ溶けていくのが純粋に嬉しかった。
もしかしたら、彼らも「男友達」になり得るかもしれない。
海が、不意に口をつぐんだ。
一緒に過ごした時間も、交わした会話の数も群を抜いている。けれど、彼が男友達かと言われればそれは完全に否だった。
年齢によるところがそうさせるのか、海にはわからなかった。
男友達になりたいか、と自分に問いかければ、困ったことにその答えもまた否だった。
(なら、私はクレフとどうなりたいの?)
思考はプツと途切れた。
フェリオがピクリと体を震わせ、やにわに頭上を見上げたからだ。
つられるように海も顔を上げる。
「嘘」と声がもれた。
先程の鷹型の魔物。そして、それよりふた周りは小さい鷹型の雛が十数羽、群れを成してこちらへ向かって飛んで来ている。
雛と呼ぶには少々凶悪な風貌だ。
「子供を連れて、食べに、戻って、来た……とか…?」
海の声が震える。
「お前が変なフラグを立てるからだぞ」
「そんな言葉どこで習ったのよ?」
「フウに聞いた。いや、冗談言ってる場合じゃないな」
その瞬間、雛のうち一羽が壁の中へ飛び込んで来た。
海が反射的に〝水の龍〟を繰り出す。しかし、雛は勢いそのままに、雨を浴びるのと大して変わらない様子でこちらへ向かって来た。魔法は全くと言っていいほど効いていないようだった。
立ち上がろうとした足がズキンと疼く。
まずい。
そう思った瞬間、鷹型の雛が、ボトリと地に落ちた。
「やっぱり左腕だときついな」
剣を振り切ったフェリオが、冷たい汗を流した。
壁外の上空では、鷹達が旋回するように飛び回っている。
次は自分が、と急いている様子でもあった。
「フェリオ、肩を貸して!」
瞬発的に、フェリオは海を支えて立たせた。
それとほとんど同時に、壁の中へ飛び込んできた雛は、海の細剣の突きによって、地へ落ちた。
「やるな」
「あなたもね。でも、飛ぶ魔物相手に魔法が効かないのは困ったわ」
雛鷹達が次々に壁内に飛び込んでくる。海とフェリオは、足と腕をそれぞれカバーしあいながら、どうにか雛達を迎撃した。
「間合いがきつすぎるな」
「あっちだけ飛べるなんて卑怯よ」
形勢は不利気味。けれど一羽二羽であればなんとか対応できる。
しかし、雛達も知恵を使ったのか、今度は五、六羽の雛達がまとめて、こちらへと向かってきた。
フェリオが舌を打つ。
〝諦め〟の二文字が浮かびかけたその時、
「
雨間を裂いて雷鳴が轟く。
旋回していた鷹達は全て消屑と化した。
木陰の向こうから、走り来る三人の姿が見えた。
風がこちらのほうを指さしながら何かを言っている。
風と光が防壁を外から叩いた。
壁は、クレフの手すらもぽよんと阻んだ。
海が足を引きずりながら壁面へ歩み寄る。
膝をつき、クレフの正面に向かい合い、その顔を眼前にしながらも目は合わない。
手を合わせれど透明の壁に隔てられ触れ合うことはない。
ぽよんぽよんと間の抜けた感覚と、目も合わせようとしないクレフと。この状況にだんだん腹が立ってきて、海は鼻頭に力を込め、くしゃとシワを作った。次いで、両頬を手で寄せたり引っ張ったりと、次々にその端正な顔を崩した。
「なにしてんだ……」
唖然とするフェリオに、海はまくしたてた。
「だって! どうせ私のことなんか見えてないんだもの! なんだか腹が立ってきたわ。こんなに近くにいるっていうのに!」
ほとんど八つ当たりだ。フェリオが呆れたように肩をすくめる。
するとふいに、クレフの顔がまっすぐにこちらを見た。
こころなしか、目が合っている気がする。
クレフは呆れ半分、安堵半分といった表情で肩を落とすと「ウミ、何をしている」と声を発した。
海とフェリオがきょとんと顔を見合わせる。
「聞こえた?」
互いの反応から聞き間違えや幻聴ではないことを確信する。
クレフが大きな杖で壁面を一突きすると、壁はその姿と質感を消失していった。
「海ちゃん!」
「フェリオ!」
光と風が、笑顔と共に名を呼んだ。
海とフェリオの顔にも笑みが浮かぶ。
が、その直後、海の笑顔は固まりあんぐりと口が開いたままふさがらなかった。
「く、クレフ!?」
置かれた手が、余裕なく海の肩を強くつかむ。
クレフは海の肩へ両手を乗せたまま、うなだれるように頭を垂れた。安堵の、深い深いため息。それからクレフは顔を上げると、絞り出すような声で言った。
「どれほど心配したと思っている」
掠れた声色と、眉尻を下げた真っ直ぐな瞳。
海の顔が、どんどん赤く染まっていく。
魔物に狙われていたときですら軽口を叩いていた海の語彙は今、完全に消失した。
― 男友達じゃないなら……、私はクレフとどうなりたいの?
先程自問した答えが少しだけクリアになった気がした。
(ちがう、そんなわけ……、だって、)
「あ、の……ごめんな、さい……」
ただ、それだけを伝えるのに精一杯だった。
「足をどうした?」
クレフが身を離し、海の足元を見て言った。
「そ、そうだわ! フェリオを! 手首をひねってるの! 治してあげて!」
ほどなく、雨はあがっていた。
海は風に回復魔法を施されながら、同じくクレフに魔法を施されているフェリオのほうを見やる。二人は何か会話をしているようだったが、こちらまでは聞こえてこなかった。
「導師直々に回復魔法をいただけるとは」
「私が来るまでウミを守ってくれたのだろう。これしきのこと」
「いや、助けられたのは俺のほうです」
それから少しの間を置いて、フェリオが含んだように言った。
「ウミは、いい女ですよね」
まるで脈絡のないフェリオの言葉にクレフの手が一瞬止まる。
「フェリオ、それが恋人を持つ者が言うことか?」
クレフがたしなめるように言った。
「や、もちろんフウには及びませんよ。ただ、ウミにも恋人ができるのは時間の問題でしょうね、という話です」
フェリオがにんまりと笑ってみせると、クレフはきょとんと目を瞬かせ、それからフェリオの手首をパシと軽く叩いた。
「終わりだ」
フェリオは、手首をぶんぶんと振って「怪我する前より調子がいい」と笑った。
「……みさん、海さん!」
「え!? あ、何?」
「終わりました。他に痛むところはありませんか?」
「あ…! ありがとう。もう平気!」
海は勢いよく立ち上がり、その場でジャンプしたり足首を回したりして見せた。
「ウミ」
飛んで跳ねる海の元へ、クレフが歩み寄って来て言った。
「顔が赤い。もしや雨に打たれて熱でも出たか?」
「え? そ、そ、そんなことないわ! 大丈夫!」
後ずさる海をクレフが一歩二歩と追う。
海の額を目指してクレフが懸命に手を伸ばすので、まるで子供からものを取り上げているようで逃げるのも申し訳なくなり、海は仕方なしに少しかがんでみせた。
「本当に大丈夫だってば」
小さな手のひらに海の熱が伝わると、クレフは眉間に小さくシワを寄せた。
「大丈夫なものか。こんなに熱いではないか。足の怪我から熱が回ったのかもしれん。薬を煎じてやるから、早く戻ろう」
「ほ、ほんとに大丈夫! じゃ、私先に戻るわね!」
乾いた笑い声を上げ、足と手を同時に出しあさっての方向に歩んでいく海を光たちがどうにか引き止め、全員が無事に帰城した。
それから数週間後。
「最近ウミに避けられている気がするのだが、何か怒らせるようなことをしただろうか」
毎日毎日毎日毎日毎日毎日そんな相談を持ち掛けられるので、フェリオはあの日のお節介を少し後悔し始めていた。
「海とフェリオの危険な雨宿り」
end
あとがき
十か月ぶり? くらいに公開しました。
お待ちくださった方、読みたいと言ってくださった方々、本当にありがとうございます!
東京では下心のある男しか寄ってこないので純粋な男友達ができて普通に嬉しい海ちゃん(かわいい)
「オシャレすぎる湯飲み」は脚本集の巻末漫画のアレです。
フェリオメインが気に入ってくださった方はこちらもおすすめ。
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