2-4の教育実習
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「じゃあ、これから3週間よろしく。2年生担当の4人だけ残って、後5人は戻っていいよ」
「はい!!」(教育実習生一同)
教育実習初日の朝
朝一からの先生方からの指導で本当にこれから始まるんだなと実感する
全体での指導が終わり、2年生担当だけ集めらる
何だろう?2年生って何かあんのかな?
「何やろ?むしろ3年生の方が色々ありそうやけどなぁ」
「だよねぇ。もしかして、2組に担当いないからとかじゃない?」
「あ〜、それはあるかも」
同じ2年生担当の康二、ラウールと話し合う
「いや、俺何となくわかっちゃったかも」
阿部ちゃんが名探偵のように語りかける
「多分、やばい問題児がいる。とか?」
「「「あぁ〜」」」
康二、ラウールと共に納得の声を出す
「まぁ、予想だけどね」
「その予想は正解だね」
「「「え!?」」」
そう言いに現れたのはまさに俺らが待っていた人物
2年生の学年主任だ
ショートカットに切り揃えられ、スラっとした身長に、整った顔立ち
まさにバリキャリって感じだ
「話には聞いてたけど流石阿部くん。賢いわね」
「とんでもないです」
どうやら阿部ちゃんの予想は本当らしい
問題児か…
「名前は瑠璃川芽依。遅刻は日常茶飯事。授業もまともに受けない。校則破ることは多々。今のところ、厳重注意に止まってるけど、教頭の耳にも入っていて、退学の懸念もされているわ」
退学…!?
そもそもこの学校は、そこまで校則はキツくない
メイクもOKだし、アルバイトもできる
ていうか、授業受けてなくてよく進級できたな…
「授業をまともに受けないとおっしゃっていましたが、進級のときは問題なかったのですか?」
さっすが阿部ちゃん
まさに俺が思ってたことだよ
「あの子、頭良いのよ…」
「なるほど」
マジか、すげぇ
俺なんか授業聞いてもわかんないのに
そういう子に限って頭良かったりするんだよなぁ
「一緒にいる子達も問題あるんだけど、ダントツでその子がヤバいの。更生させてほしい訳ではないんだけど、注意はして欲しくて。でもあなた達も無理する必要はないから。私や、他の先生に相談してちょうだい」
「「「「はい」」」」
「それで、問題のこの子のクラスだけど…」
ゴクリッとその場の全員が唾を飲んだのがわかる
自分のクラスじゃなかったとしても、同じ学年なんだから厄介には変わらないが…
「2-4。目黒くん、頑張ってちょうだい」
「……はい」
あぁ、俺のクラスだった…
「目黒、いつでも相談乗るからな」
「せやで!俺達4人で頑張ろな!」
「隣のクラスみたいだし、遠慮なく頼ってね」
「皆、ありがとう」
まぁ、高校生なんてイキリ盛りだからね
そうなってしまうのも仕方ないのかな
俺は好きじゃないけど…
「はい!!」(教育実習生一同)
教育実習初日の朝
朝一からの先生方からの指導で本当にこれから始まるんだなと実感する
全体での指導が終わり、2年生担当だけ集めらる
何だろう?2年生って何かあんのかな?
「何やろ?むしろ3年生の方が色々ありそうやけどなぁ」
「だよねぇ。もしかして、2組に担当いないからとかじゃない?」
「あ〜、それはあるかも」
同じ2年生担当の康二、ラウールと話し合う
「いや、俺何となくわかっちゃったかも」
阿部ちゃんが名探偵のように語りかける
「多分、やばい問題児がいる。とか?」
「「「あぁ〜」」」
康二、ラウールと共に納得の声を出す
「まぁ、予想だけどね」
「その予想は正解だね」
「「「え!?」」」
そう言いに現れたのはまさに俺らが待っていた人物
2年生の学年主任だ
ショートカットに切り揃えられ、スラっとした身長に、整った顔立ち
まさにバリキャリって感じだ
「話には聞いてたけど流石阿部くん。賢いわね」
「とんでもないです」
どうやら阿部ちゃんの予想は本当らしい
問題児か…
「名前は瑠璃川芽依。遅刻は日常茶飯事。授業もまともに受けない。校則破ることは多々。今のところ、厳重注意に止まってるけど、教頭の耳にも入っていて、退学の懸念もされているわ」
退学…!?
そもそもこの学校は、そこまで校則はキツくない
メイクもOKだし、アルバイトもできる
ていうか、授業受けてなくてよく進級できたな…
「授業をまともに受けないとおっしゃっていましたが、進級のときは問題なかったのですか?」
さっすが阿部ちゃん
まさに俺が思ってたことだよ
「あの子、頭良いのよ…」
「なるほど」
マジか、すげぇ
俺なんか授業聞いてもわかんないのに
そういう子に限って頭良かったりするんだよなぁ
「一緒にいる子達も問題あるんだけど、ダントツでその子がヤバいの。更生させてほしい訳ではないんだけど、注意はして欲しくて。でもあなた達も無理する必要はないから。私や、他の先生に相談してちょうだい」
「「「「はい」」」」
「それで、問題のこの子のクラスだけど…」
ゴクリッとその場の全員が唾を飲んだのがわかる
自分のクラスじゃなかったとしても、同じ学年なんだから厄介には変わらないが…
「2-4。目黒くん、頑張ってちょうだい」
「……はい」
あぁ、俺のクラスだった…
「目黒、いつでも相談乗るからな」
「せやで!俺達4人で頑張ろな!」
「隣のクラスみたいだし、遠慮なく頼ってね」
「皆、ありがとう」
まぁ、高校生なんてイキリ盛りだからね
そうなってしまうのも仕方ないのかな
俺は好きじゃないけど…