3-4の教育実習 ~another story ~
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長めの髪が靡くたびに香る、懐かしい匂い
学生時代の時により、全体的に爽やかになった容姿
あの時から変わらない、気品のある仕草や、紳士な優しさ
「ごめん、急に。ちゃんと、莉音と話したくて…」
「ううん。私こそ今までごめんね」
会場から出て、向かった先は近くのファミレスだった
たまたまタイミングよく、すぐ入れたけど、ゾロゾロと入ってくる人達を見て、ラッキーだったなぁ、なんてどこか客観的に見てしまう
いい時間だし、このまま、夕飯食べていっちゃおうかな…
そんな私の気持ちを読み取ったのか、涼太がメニューを差し出す
「お腹空いてるよね?先に頼んじゃおっか」
「うん…、ありがとう」
メニューを受け取る時に、微かに触れ合った指先
ドキッと胸が高鳴る
久々の感覚に、不思議な感覚がする…
「今日、勝手に来ちゃってごめんね。さっきも、メンバーさん達がいいって言うから、莉音の気持ち聞く前に連れ出しちゃってごめん…」
涼太の口からごめんが多発する
何で、涼太が謝るの…?
むしろ、私が謝らなきゃいけないのに…
「そんなに謝らないでよ。来てたことは驚いたけど…」
多分、花凛に誘われたんだろうな
ちょうど3枚渡してたし、もしかしたら渡辺も来てたのかな…
もしかしたら、今日のやけに可愛い花凛の格好って…
「ライブ、凄く楽しかったし、すごかった。何より、莉音が輝いていて、すっごく嬉しかったよ」
「ありがとう…」
なんか、照れるな…
まさか涼太が来てるなんて思ってもいなかったけど
でも、『Tonight』を歌っている時に、一瞬涼太が見えた気がして…
どうせならって、感情詰め込んで歌ってたから、私の願望が見えてるのかなぁ、なんて思ってたけど…
「決まった?」
「うん。すみ「すみませーん!」…ありがとう」
流石というか、相変わらずというか…
私したいことをことごとく汲み取ってくれる
まるで、あの時に戻ったように感じてしまいそうだ
「ご注文お決まりになられましたか?」
「あ、はい。えっと…」
実はお腹ペコペコなんだよね
ライブ前はあんまり食べない派だし、思いっきりライブした後だからなぁ
なんて思いのまま食べたいものを注文していく
いつもだったら、カロリーとか気にするけど、今日はそんなことお構いなしだ
流石にお酒は呑まないけど…
「それでは、ご注文の品が届くまで少々お待ちください」
「ありがとうございます」
店員さんにまで、礼儀正しい涼太
本当、どこぞの渡辺翔太とは大違いだよね…
って、比べるは良くないか
「ねぇ、莉音。聞きたいこと、聞いてもいいかな?」
「うん…」
そう、だよね…
そのために、ここに来てるんだもんね
涼太からしてみたら、彼女から、突然距離置かれ始めて、気づいたら連絡先消されてて…
こんな最低な彼女、嫌に決まってるよね…
そんなことを思っていたのに、涼太から口にでた言葉は予想外のものだった
「莉音、今幸せ?」
「えっ…?」
かつて付き合っていた頃と同じ、柔らかい眼差し
でも、その中には、悲しみや、切なさが混ざっているような気がして…
そんな眼差しが、涼太から向けられる
幸せって…
てっきり、距離をとったことについて言われると思ったから、どこか拍子抜けしてしまう
「俺、莉音が幸せならいいって思ってるんだ。俺といるより、1人や、他の人と過ごす方が、莉緒にとって幸せなら…。俺は、莉音の幸せを願ってるから」
「涼太…」
あの時と、同じ…
私達が付き合う直前と、同じ顔をしている
少し泣きそうな目が、不覚にも綺麗だなって思ってしまうような…
「ねぇ、涼太…」
「うん?」
今になって、あの時行動を、後悔する
やっぱり、あんなことすべきじゃなかった
涼太は、こんなにも私のことを思って言ってくれいるのに…
「涼太は今、幸せ?」
学生時代の時により、全体的に爽やかになった容姿
あの時から変わらない、気品のある仕草や、紳士な優しさ
「ごめん、急に。ちゃんと、莉音と話したくて…」
「ううん。私こそ今までごめんね」
会場から出て、向かった先は近くのファミレスだった
たまたまタイミングよく、すぐ入れたけど、ゾロゾロと入ってくる人達を見て、ラッキーだったなぁ、なんてどこか客観的に見てしまう
いい時間だし、このまま、夕飯食べていっちゃおうかな…
そんな私の気持ちを読み取ったのか、涼太がメニューを差し出す
「お腹空いてるよね?先に頼んじゃおっか」
「うん…、ありがとう」
メニューを受け取る時に、微かに触れ合った指先
ドキッと胸が高鳴る
久々の感覚に、不思議な感覚がする…
「今日、勝手に来ちゃってごめんね。さっきも、メンバーさん達がいいって言うから、莉音の気持ち聞く前に連れ出しちゃってごめん…」
涼太の口からごめんが多発する
何で、涼太が謝るの…?
むしろ、私が謝らなきゃいけないのに…
「そんなに謝らないでよ。来てたことは驚いたけど…」
多分、花凛に誘われたんだろうな
ちょうど3枚渡してたし、もしかしたら渡辺も来てたのかな…
もしかしたら、今日のやけに可愛い花凛の格好って…
「ライブ、凄く楽しかったし、すごかった。何より、莉音が輝いていて、すっごく嬉しかったよ」
「ありがとう…」
なんか、照れるな…
まさか涼太が来てるなんて思ってもいなかったけど
でも、『Tonight』を歌っている時に、一瞬涼太が見えた気がして…
どうせならって、感情詰め込んで歌ってたから、私の願望が見えてるのかなぁ、なんて思ってたけど…
「決まった?」
「うん。すみ「すみませーん!」…ありがとう」
流石というか、相変わらずというか…
私したいことをことごとく汲み取ってくれる
まるで、あの時に戻ったように感じてしまいそうだ
「ご注文お決まりになられましたか?」
「あ、はい。えっと…」
実はお腹ペコペコなんだよね
ライブ前はあんまり食べない派だし、思いっきりライブした後だからなぁ
なんて思いのまま食べたいものを注文していく
いつもだったら、カロリーとか気にするけど、今日はそんなことお構いなしだ
流石にお酒は呑まないけど…
「それでは、ご注文の品が届くまで少々お待ちください」
「ありがとうございます」
店員さんにまで、礼儀正しい涼太
本当、どこぞの渡辺翔太とは大違いだよね…
って、比べるは良くないか
「ねぇ、莉音。聞きたいこと、聞いてもいいかな?」
「うん…」
そう、だよね…
そのために、ここに来てるんだもんね
涼太からしてみたら、彼女から、突然距離置かれ始めて、気づいたら連絡先消されてて…
こんな最低な彼女、嫌に決まってるよね…
そんなことを思っていたのに、涼太から口にでた言葉は予想外のものだった
「莉音、今幸せ?」
「えっ…?」
かつて付き合っていた頃と同じ、柔らかい眼差し
でも、その中には、悲しみや、切なさが混ざっているような気がして…
そんな眼差しが、涼太から向けられる
幸せって…
てっきり、距離をとったことについて言われると思ったから、どこか拍子抜けしてしまう
「俺、莉音が幸せならいいって思ってるんだ。俺といるより、1人や、他の人と過ごす方が、莉緒にとって幸せなら…。俺は、莉音の幸せを願ってるから」
「涼太…」
あの時と、同じ…
私達が付き合う直前と、同じ顔をしている
少し泣きそうな目が、不覚にも綺麗だなって思ってしまうような…
「ねぇ、涼太…」
「うん?」
今になって、あの時行動を、後悔する
やっぱり、あんなことすべきじゃなかった
涼太は、こんなにも私のことを思って言ってくれいるのに…
「涼太は今、幸せ?」