3-3の教育実習
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怜達とは、薄々合わないなとは思っていた
2年時に分離選択があってから、3年はそのままクラスは持ち上がり
最初に出会ったときは…
「私、梅田怜!青海仁那ちゃん、だよね!」
「え、そうだけど…」
当時、怜は中枢グループのTOP的な存在だった
特別目立つわけでもないが、影が薄いわけでもなく、比較的誰とでも話せるような人
容姿はスポーツをしているのか、日に焼けた肌をしているが、決して汚いわけではなく、スッキリとまとめ上げられたポニーテールは彼女の動きともに揺れていた
「肌白〜い!顔ちっちゃいし、目大きい!黒髪ボブが似合う子はもう優勝!!」
「あ、ありがとう…?」
よくわからないけど、褒められてる?
後から聞いてみたら、教室に入った途端私が目に止まったらしく、怜にとっては私は“理想”なのだそう
そう言われると嬉しいけど、褒められ慣れてない私は照れくさい方が勝ってしまう
きっかけはそんなんであったが、話しているうちに趣味が合うことがわかり、私自身も人と関わるのは結構好きな方だから、一緒にいるメンツも増えていって、気づけば1年以上経っていた
3年生になってからも、この関係が続くと思っていた
思っていたのに…
「神崎さんさ、自分のことしか考えられないのかな?」
「まぁ、確かに?」
「うるさ過ぎるっての。休み時間ぐらい休ませてよ」
「それな〜」
「教室は皆のものなんだって」
怜達の間で、悪口が増えていった
元々、麗美ちゃん率いるいわゆる1軍の人達とこのグループはあまり合わない、とは思っていたけれど…
「また自分達の意見押し通してさ、自己中じゃない?」
「それは、皆が神崎さん達以外の案を出さなかったからでしょ?」
「圧があったじゃん、圧」
「それでも、結果的にこうやって裏で言うぐらいだったら、あの時言えば良かったじゃん。他のが良いって」
「じゃあ仁那が言えば良かったじゃん」
「私は麗美ちゃん達の案で良いと思ったから」
実は麗美ちゃんとは中学が一緒で、割と気が合う人だと知っている
ただ、おしゃれが大好きで、ちょっと気が強いだけ
「あ〜もういいよ。そういえばさ、今度教育実習生くるじゃん」
「来週だっけ?」
確か、スノ大学から9人ぐらいくるとか…
「そうそう!それが、イケメンばっかりらしい!」
「うっそ〜!」
「本当だって!」
イケメンの教育実習生かぁ…
「禁断の恋…♡なんて!」
「漫画の読みすぎ!」
教育実習生とはいえ先生の卵なんだから、そんなことはあり得ないだろう
「仁那、あくまでも“教育実習生”だからね!」
「わかってるよ?」
「あるかもしれないじゃん!禁断の恋♡」
「恋愛偏差値ひっくい私にそんな度胸ないわ〜!」
普通に考えてあり得ないし、何より受験生なのにそんなリスク犯す度胸はない
「好きになったら止められないってやつだよ」
「何だそれ」
2年時に分離選択があってから、3年はそのままクラスは持ち上がり
最初に出会ったときは…
「私、梅田怜!青海仁那ちゃん、だよね!」
「え、そうだけど…」
当時、怜は中枢グループのTOP的な存在だった
特別目立つわけでもないが、影が薄いわけでもなく、比較的誰とでも話せるような人
容姿はスポーツをしているのか、日に焼けた肌をしているが、決して汚いわけではなく、スッキリとまとめ上げられたポニーテールは彼女の動きともに揺れていた
「肌白〜い!顔ちっちゃいし、目大きい!黒髪ボブが似合う子はもう優勝!!」
「あ、ありがとう…?」
よくわからないけど、褒められてる?
後から聞いてみたら、教室に入った途端私が目に止まったらしく、怜にとっては私は“理想”なのだそう
そう言われると嬉しいけど、褒められ慣れてない私は照れくさい方が勝ってしまう
きっかけはそんなんであったが、話しているうちに趣味が合うことがわかり、私自身も人と関わるのは結構好きな方だから、一緒にいるメンツも増えていって、気づけば1年以上経っていた
3年生になってからも、この関係が続くと思っていた
思っていたのに…
「神崎さんさ、自分のことしか考えられないのかな?」
「まぁ、確かに?」
「うるさ過ぎるっての。休み時間ぐらい休ませてよ」
「それな〜」
「教室は皆のものなんだって」
怜達の間で、悪口が増えていった
元々、麗美ちゃん率いるいわゆる1軍の人達とこのグループはあまり合わない、とは思っていたけれど…
「また自分達の意見押し通してさ、自己中じゃない?」
「それは、皆が神崎さん達以外の案を出さなかったからでしょ?」
「圧があったじゃん、圧」
「それでも、結果的にこうやって裏で言うぐらいだったら、あの時言えば良かったじゃん。他のが良いって」
「じゃあ仁那が言えば良かったじゃん」
「私は麗美ちゃん達の案で良いと思ったから」
実は麗美ちゃんとは中学が一緒で、割と気が合う人だと知っている
ただ、おしゃれが大好きで、ちょっと気が強いだけ
「あ〜もういいよ。そういえばさ、今度教育実習生くるじゃん」
「来週だっけ?」
確か、スノ大学から9人ぐらいくるとか…
「そうそう!それが、イケメンばっかりらしい!」
「うっそ〜!」
「本当だって!」
イケメンの教育実習生かぁ…
「禁断の恋…♡なんて!」
「漫画の読みすぎ!」
教育実習生とはいえ先生の卵なんだから、そんなことはあり得ないだろう
「仁那、あくまでも“教育実習生”だからね!」
「わかってるよ?」
「あるかもしれないじゃん!禁断の恋♡」
「恋愛偏差値ひっくい私にそんな度胸ないわ〜!」
普通に考えてあり得ないし、何より受験生なのにそんなリスク犯す度胸はない
「好きになったら止められないってやつだよ」
「何だそれ」