3-4の教育実習 ~another story ~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「いいじゃん見せてよ!」
「だから見せものじゃないって」
大学入学して約1年
慣れないことも多くバタバタしていたら、とっくに1年が過ぎていた
それでも、涼太との連絡を怠っていない
頻繁に、とまではいかないけど、週に一回は必ず電話するし、何とか都合をつけて、2、3ヶ月に1回は合っている
順調に遠距離恋愛をしている
そのつもりだった
「いいじゃん、見せるぐらい。それか合コン参加してよ」
「だから私には彼氏いるから無理」
「人数合わせだから!莉音可愛いし、盛り上がるよ!」
だからそういう問題じゃないんだって…
なかなか納得のしない友達に少しウンザリする
ていうか、この子普段はそんなに仲良くないのにな…
同じ学科で、同じ授業をとっているってだけであって、そんなに頻繁に話すわけじゃない
そんなに合コンに必死なの?
男好きって噂あるもんね…
「お願いっ!今日の夜20時に鳥貴族でっ!」
「今日!?めっちゃ急じゃん」
無理矢理誘う挙句、緊急ってちょっと非常識じゃない?
私だけ?こんなこと思うの…
「はぁ…わかったよ。見せればいいんでしょ?」
「いいの!?イケメンって噂聞いてたんだよね〜!」
なるほど、それが目的か
やっぱりこの子の男好きって噂は本当みたいだな
そう思いながらも、こないだのデートの時に行った、フラワーパークでの2ショを見せる
「えぇ!?めちゃくちゃカッコいいじゃん!この人に莉音なんてもったいな〜い」
ズキっと痛みが走る
勿体無い、か
確かにね、それは私も何度も思ったことあるよ
あなたは外見しか見てないだろうけど、この人は私には勿体無いくらい、紳士で、優しくて…
「この人どこの大学?」
「東京の方だよ」
その瞬間、彼女の瞳孔が大きくなる
何だか、嫌な予感…
「遠恋!?こんなイケメンと遠恋って不安にならないの!?」
「不安…まぁ、全くないって言ったら嘘になるけど…」
私は、涼太を信じてるし、涼太の口から浮気するぐらいなら別れるって聞いたことがある
少し、寂しいなって思ったり、会いたいなって思ったりするけど、定期的に会えてるし、そこまでの不安はない
「東京なんて可愛い子いっぱいいるよ!?それこそ、このイケメンに釣り合う人!」
ズキっとまた痛みが走る
本当に、この子は…
それは私も思ったことあるよ
それでも、私は涼太の言葉を信じて…
「東京にいてもなお、莉音と付き合い続けるなんておかしいよ!この人には釣り合う人が、東京にたっくさんいるはず。莉音といるより、幸せになれる選択肢が沢山あるんだよ?」
……なにそれ
そんな言い方ある?
そんなの、私が一番わかってる
私よりも、もっと涼太とお似合いな人は沢山いて、私よりも、その人と付き合った方が涼太は幸せになれるんじゃないか…って
わかってるけど…!
「ていうか、既に浮気されてたりして。それか、もう別れた気でいるんじゃない?」
「えっ…」
まさか、そんなわけ…
定期的に連絡もとって、デートもして…
こないだだって、手を繋いで、笑い合って…
「まだ付き合っている機でいるのは莉音だけじゃないの?彼を解放してあげたら?」
違う…
涼太はそんなことしない
なのに、反論できない…
自分の中でも、どこかでそう思っている部分があって…
押さえ込んでたのに、溢れでしてくるのがわかる
「…ちょっと言い過ぎちゃったかも。じゃあもう行くね」
どこまでいっても勝手なあの子は颯爽と去っていった。
言い過ぎたって思うなら、一言謝罪ぐらい入れたらどうなのよ…
さっきのことを間に受けてはいけない
そうわかっているのに…
気づけば涼太と距離をとっていた
もう、戻れないところまで
「お姉ちゃんのスマホ最新型!?」
「そうだよ。ちょうど替え時だったから」
真新しいピカピカの画面に、lineの画面が映る
友達一覧に涼太はいない
お互いに、都合が合わなくなったりして、半年ぐらい会ってもいない
正直、辛いし、何度も涙をこぼしたけど…
もう、潮時なのかなって
涼太の幸せを、私が妨げてるんじゃないかって
手に持ったスマホをぎゅっと握る
もう、戻れない…
これが、私の決断ー
「だから見せものじゃないって」
大学入学して約1年
慣れないことも多くバタバタしていたら、とっくに1年が過ぎていた
それでも、涼太との連絡を怠っていない
頻繁に、とまではいかないけど、週に一回は必ず電話するし、何とか都合をつけて、2、3ヶ月に1回は合っている
順調に遠距離恋愛をしている
そのつもりだった
「いいじゃん、見せるぐらい。それか合コン参加してよ」
「だから私には彼氏いるから無理」
「人数合わせだから!莉音可愛いし、盛り上がるよ!」
だからそういう問題じゃないんだって…
なかなか納得のしない友達に少しウンザリする
ていうか、この子普段はそんなに仲良くないのにな…
同じ学科で、同じ授業をとっているってだけであって、そんなに頻繁に話すわけじゃない
そんなに合コンに必死なの?
男好きって噂あるもんね…
「お願いっ!今日の夜20時に鳥貴族でっ!」
「今日!?めっちゃ急じゃん」
無理矢理誘う挙句、緊急ってちょっと非常識じゃない?
私だけ?こんなこと思うの…
「はぁ…わかったよ。見せればいいんでしょ?」
「いいの!?イケメンって噂聞いてたんだよね〜!」
なるほど、それが目的か
やっぱりこの子の男好きって噂は本当みたいだな
そう思いながらも、こないだのデートの時に行った、フラワーパークでの2ショを見せる
「えぇ!?めちゃくちゃカッコいいじゃん!この人に莉音なんてもったいな〜い」
ズキっと痛みが走る
勿体無い、か
確かにね、それは私も何度も思ったことあるよ
あなたは外見しか見てないだろうけど、この人は私には勿体無いくらい、紳士で、優しくて…
「この人どこの大学?」
「東京の方だよ」
その瞬間、彼女の瞳孔が大きくなる
何だか、嫌な予感…
「遠恋!?こんなイケメンと遠恋って不安にならないの!?」
「不安…まぁ、全くないって言ったら嘘になるけど…」
私は、涼太を信じてるし、涼太の口から浮気するぐらいなら別れるって聞いたことがある
少し、寂しいなって思ったり、会いたいなって思ったりするけど、定期的に会えてるし、そこまでの不安はない
「東京なんて可愛い子いっぱいいるよ!?それこそ、このイケメンに釣り合う人!」
ズキっとまた痛みが走る
本当に、この子は…
それは私も思ったことあるよ
それでも、私は涼太の言葉を信じて…
「東京にいてもなお、莉音と付き合い続けるなんておかしいよ!この人には釣り合う人が、東京にたっくさんいるはず。莉音といるより、幸せになれる選択肢が沢山あるんだよ?」
……なにそれ
そんな言い方ある?
そんなの、私が一番わかってる
私よりも、もっと涼太とお似合いな人は沢山いて、私よりも、その人と付き合った方が涼太は幸せになれるんじゃないか…って
わかってるけど…!
「ていうか、既に浮気されてたりして。それか、もう別れた気でいるんじゃない?」
「えっ…」
まさか、そんなわけ…
定期的に連絡もとって、デートもして…
こないだだって、手を繋いで、笑い合って…
「まだ付き合っている機でいるのは莉音だけじゃないの?彼を解放してあげたら?」
違う…
涼太はそんなことしない
なのに、反論できない…
自分の中でも、どこかでそう思っている部分があって…
押さえ込んでたのに、溢れでしてくるのがわかる
「…ちょっと言い過ぎちゃったかも。じゃあもう行くね」
どこまでいっても勝手なあの子は颯爽と去っていった。
言い過ぎたって思うなら、一言謝罪ぐらい入れたらどうなのよ…
さっきのことを間に受けてはいけない
そうわかっているのに…
気づけば涼太と距離をとっていた
もう、戻れないところまで
「お姉ちゃんのスマホ最新型!?」
「そうだよ。ちょうど替え時だったから」
真新しいピカピカの画面に、lineの画面が映る
友達一覧に涼太はいない
お互いに、都合が合わなくなったりして、半年ぐらい会ってもいない
正直、辛いし、何度も涙をこぼしたけど…
もう、潮時なのかなって
涼太の幸せを、私が妨げてるんじゃないかって
手に持ったスマホをぎゅっと握る
もう、戻れない…
これが、私の決断ー