3-4の教育実習

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花凛、ちょっといい?」

「あいっさー?」

お姉ちゃんやっと帰ってきた〜
結局もう夜の9時なんですけど?
もうご飯食べてお風呂も入っちゃったよ〜
そんなに宮舘先生と話してたの?
まぁさ、2人が上手くいったら何でもいいけど〜

花凛、今日はありがとうね」

「別に何にもしてないってー?」

お姉ちゃんが私が寝っ転がっているベットに腰を下ろす
ライブのことなのか、宮舘先生のことなのか
でも、いつも通りの柔らかい表情だし、上手くいったんじゃないかな?

花凛のおかげで、涼太とちゃんと話せた。もう一度、付き合うことにした」

「よかったぁ〜」

上手くいきましたね、宮舘先生
今度こそ、お姉ちゃんと幸せになってくださいね

「あと、渡辺も……
 アイツもアイツなりに反省してるってわかったし、帰り送ってってもらったんでしょ?」

「うん。私も渡辺先生の学生時代の話、ちょっと聞いたよ?」

お姉ちゃんが嫌いになった理由もわかったし、納得できた
だいぶ荒れてたみたいだけど、今はもう反省して、教師目指してるって、素直にすごいなって思う

「アイツのこと、全部を許す訳じゃないけど、ちゃんと実習やってるみたいだし、花凛が懐いてるみたいだしね…」

「…っえ?」

宮舘先生???
まさか喋ってませんよね?
懐いてるってだけですよね…?

「渡辺に妹を取られるのは癪だけどぉ、私とあの子に、土下座しに来てやったら許してやってもいいかな」

「お姉ちゃん??」

待って?
多分バレてる!!
何言ってるんですか宮舘先生!!
勝手なことしないでくださいよ!

「今日の格好も涼太の入れ知恵だったんだって?まぁ仕留められたんじゃない?」

「ちょっと待って?!ストップ!」
 
「幼馴染と姉妹ねぇ、やっぱ血は争えないよな」

「私の話はもういいからっ!」

まさかお姉ちゃんにバレるとは…
この間より渡辺先生に対しての当たりが良くなったのはいいけど!
家族の1人にバレるって恥ずかいんだけど…

「渡辺に泣かされたら私にいいな?ぶっ飛ばしてやるから」

「落ち着いてよっ、お姉ちゃん!」

学生時代もぶったんでしょ?
前科があるから本当にやりかねない…
お姉ちゃんって、実は結構暴力的だよね
小さい頃に私が虐められてたときもお姉ちゃんがやり返してたし…

「それより!お姉ちゃんと宮舘先生の馴れ初めとか聞きたいんだけど!」

「え〜?それは恥ずかしいからヤダ」

「じゃあ渡辺先生の武勇伝とか」

「武勇伝っていうかクズ伝だよアイツは」

お姉ちゃんの渡辺先生に対する嫌悪感が消えたわけではないみたい
確かに、親友が遊ばれてた相手ってなると、許せないよね
お姉ちゃんの気持ちもわかるなぁ
でも、今は反省して、ちゃんと教師の道を進んでるんだよ?
その精神が、私はすごいなって思うけど…

「まずね、サボり魔。どこ行ってたかと思ってたら制服乱れたまんまで帰ってくんの」

「えっ…?」

それって…
えぇ?

「引いた?存分に引きな。んで渡辺なんてやめちまえ。あとね、先輩達からも絶大な人気で、碌に家に帰らなかったりして…」

「ちょっと、聞きたくないかも…」

いくら過去のこととはいえ、その話はちょっと…
直接的な言い回しはしてないけど、ソウイウコトだよね?
えっ、渡辺先生ごめんなさい
流石にちょっと引きました…

「こーんなのばっかだよ!私から涼太を奪う方がマシ!」

「それ彼女が言うセリフなの?」

花凛なら許す!」

「そんなの妹でも許さないでよ!?」

お姉ちゃんの渡辺先生嫌いは変わらず、か
思った以上だな、高校時代の渡辺先生…

「やめな?他にも阿部ちゃんとか佐久間くんいるんでしょ?」

「別に教育実習生にこだわってるわけじゃないって…!」

阿部先生はともかく、佐久間先生は絶対ダメだって!
何かあったんだろうなって感じがするし…
阿部先生は、あんまり恋愛とかに興味なさそう

「あ、ダメだ。阿部ちゃんも佐久間君も諸事情があったような?」

「だから、教育実習生にこだわってないって!」

渡辺先生、一度お姉ちゃんにちゃんと謝りにきましょう?
そうでもしないと、私の恋心が否定されます…
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