3-4の教育実習
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「え、着替えんの?」
「はい。時間あるんで」
「せっかく送ってやろうと思ったのにぃ〜」
日曜日、部活終わり
「よし!涼川行くぞ!」
なんて言うからびっくりしたよ
直行するつもりですか?
まだ全然時間ありますよ?
「え、そんなちゃんとした方がいい感じ?俺も着替えた方がいい?」
「いえ、先生はそのままでいいんじゃないですか?」
スーツだし、逆にこれ以上ちゃんとした服あるんですか?って感じだけど…
「翔太、俺も着替えたいから一瞬戻っていい?」
「涼太!お前いつの間に…いいけどさぁ〜」
どこからか現れた宮舘先生
宮舘先生ってどんな服着るんだろう…
全然想像つかないなぁ
「じゃあ、また会場で合流か」
「そうですね。では、また」
「気をつけてね」
とっくに人の少なくなった部室を出て、家への歩みを進める
なんか、ドキドキしてきた…
渡辺先生と、学外で会うなんて初めてだし、さっき送ってくれようとしたのもめちゃくちゃ嬉しかったし…!
今日、最後まで心臓持つかなぁ…
「お〜、いたいた」
「待たせちゃってごめんね、涼川さん」
「全然大丈夫です…!?」
黒とベージュのギンガムチェックのシャツに、ジーパン
そしてヒールのある靴に、漆黒のサングラス
宮舘先生の斬新なコーデにびっくりする
どこかのハリウッド俳優ですか…?
「涼川、これが涼太の通常運転」
「マジですか…」
堂々としている佇まいがさらにオーラを醸し出しているようだ
どんな服で着るのかと思ったがけど、想像以上だったな…
「どう?涼川さん?」
「何か…凄いです。いい意味で、期待を裏切られました」
「それは良かったよ」
上機嫌な宮舘先生は一旦置いといて
チラリと渡辺先生を見る
「何だよ?」
「いえ…着替えてきたんだなって」
「だって、涼太も着替えてくし、俺だけスーツっても逆に浮くじゃん?」
それは確かにそうだけど…!
こっちにも心の準備ってものがあるんですよ?
白いTシャツに、黒のズボン
そしてGジャン
たったそれだけのシンプルなコーデなのに、何でこんなにかっこいいんですか…?
元のスタイルに良さが際立ってるし、Gジャンオソロじゃん!
「てか、Gジャンオソロじゃん」
「それ私も思いました」
まぁ、お姉ちゃんの何だけどね…
ていうか渡辺先生、そんなにマジマジと見ないでください
下から上までじっくりと見るように視線を動かす姿にドキドキしてしまう
「涼川、私服そんな感じなんだな〜」
まぁ、カジュアル系ではあるけど…
宮舘先生に推奨されたり、友達にも手伝ってもらってのこのコーデだ
正直、大分気合いが入ってる
「渡辺先生はともかく、私は宮舘先生にびっくりです」
「誰でもコレを着こなせるわけじゃねぇしな」
「まさしくこれが、舘コーデ」
「追いついていけないです…」
普段からちょっと変わってるな…とは思ってたけど
学校の外ということもあり、伸び伸びしてる気がするな…
独特な世界観の宮舘先生についていけてる渡辺先生って流石幼馴染なんだなぁ
「ところでなんだけどさ、莉音は、今日俺たちがきてること知ってるの?」
「知らないはずです。何も言ってません」
何となくだけど、言ったら反対そうだし…
言わない方が、上手くいくような気がするのは私だけかなぁ?
「アイツらのグループってどれ?」
「4番目の『Stargazing』です」
渡辺先生の手元にあるチラシを3人で見る
どうやら全5組中4組目にやるそうだ
昨日も何か揉めてたみたいだけど大丈夫かな…
「スター…なんて?星?」
「天体観測、です。深い意味は知らないですが…」
確か、メンバーの名前が入ってるって言ってた気が…
「涼川さんは、メンバーの方達とも顔見知りなの?」
「はい。何回も話したことあります」
みんなフレンドリーだし、コミュ力お化けだし…
ちょくちょく衝突もしてるみたいだけど、なんだかんだ仲良いみたいだし
「宮舘先生、終わった後、お姉ちゃんと会いますよね…?」
「そうだね。会いたいんだけど…」
ならば、ここで妹として人肌脱いであげますよ
私は宮舘先生を応援してますから
「終わったら楽屋まで来てって言われてるんです。私と一緒に来ませんか?」
この上ないチャンスだよね
お姉ちゃんは嫌がるかもしれないけど、私は2人にとって落ち着くところに落ち着いて欲しいな…
「お言葉に甘えてもいいかな…?本当、涼川さんには感謝だよ」
「いえいえ。私も宮舘先生にはたくさんお世話になっているので」
なんだかしみじみとした空気が流れる
宮舘先生は、どこか決意を固めたような表情をしていて、私も2人が上手くいくように願っている
「俺も行きたい」
この空気感を破るように、渡辺先生が声を発する
なんだか、ムスッとしてる気がするすけど…
気のせいだよね?
「全然いいですよ」
「ありがとな、涼川」
私に向かってフワッと笑いかけてくる渡辺先生
やばい、心拍数上がった…
顔、赤くなってないかな?
笑いかけてもらっただけでドキドキしてしまう私は重症なのかもしれない
「そろそろ中に入ろうか。翔太、涼川さんのことよろしく」
「あぁ」
「え?」
宮舘先生を筆頭に、ホール内に入っていく
私のことよろしくって…
何がよろしくなんですか!?
「ほら、行くぞ」
「あ…、ちょっ!」
半ば強引に右手首を掴まれる
有無を言わさずズンズンと歩いて行く渡辺先生に引っ張られていく
ちょっと待ってくださいよ!
「ここら辺にしようか」
「いーじゃん。な、涼川」
「は、はい…」
渡辺先生の奥にいる、宮舘先生にニコッと微笑まれる
その、笑顔は何ですか…?
チラシに目を移しながら、離された右手首を左手でそっと触れてみる
やんわり感じる温かさ
暗闇の中、心拍数は上がり続けたまま、ライブが始まるー
「はい。時間あるんで」
「せっかく送ってやろうと思ったのにぃ〜」
日曜日、部活終わり
「よし!涼川行くぞ!」
なんて言うからびっくりしたよ
直行するつもりですか?
まだ全然時間ありますよ?
「え、そんなちゃんとした方がいい感じ?俺も着替えた方がいい?」
「いえ、先生はそのままでいいんじゃないですか?」
スーツだし、逆にこれ以上ちゃんとした服あるんですか?って感じだけど…
「翔太、俺も着替えたいから一瞬戻っていい?」
「涼太!お前いつの間に…いいけどさぁ〜」
どこからか現れた宮舘先生
宮舘先生ってどんな服着るんだろう…
全然想像つかないなぁ
「じゃあ、また会場で合流か」
「そうですね。では、また」
「気をつけてね」
とっくに人の少なくなった部室を出て、家への歩みを進める
なんか、ドキドキしてきた…
渡辺先生と、学外で会うなんて初めてだし、さっき送ってくれようとしたのもめちゃくちゃ嬉しかったし…!
今日、最後まで心臓持つかなぁ…
「お〜、いたいた」
「待たせちゃってごめんね、涼川さん」
「全然大丈夫です…!?」
黒とベージュのギンガムチェックのシャツに、ジーパン
そしてヒールのある靴に、漆黒のサングラス
宮舘先生の斬新なコーデにびっくりする
どこかのハリウッド俳優ですか…?
「涼川、これが涼太の通常運転」
「マジですか…」
堂々としている佇まいがさらにオーラを醸し出しているようだ
どんな服で着るのかと思ったがけど、想像以上だったな…
「どう?涼川さん?」
「何か…凄いです。いい意味で、期待を裏切られました」
「それは良かったよ」
上機嫌な宮舘先生は一旦置いといて
チラリと渡辺先生を見る
「何だよ?」
「いえ…着替えてきたんだなって」
「だって、涼太も着替えてくし、俺だけスーツっても逆に浮くじゃん?」
それは確かにそうだけど…!
こっちにも心の準備ってものがあるんですよ?
白いTシャツに、黒のズボン
そしてGジャン
たったそれだけのシンプルなコーデなのに、何でこんなにかっこいいんですか…?
元のスタイルに良さが際立ってるし、Gジャンオソロじゃん!
「てか、Gジャンオソロじゃん」
「それ私も思いました」
まぁ、お姉ちゃんの何だけどね…
ていうか渡辺先生、そんなにマジマジと見ないでください
下から上までじっくりと見るように視線を動かす姿にドキドキしてしまう
「涼川、私服そんな感じなんだな〜」
まぁ、カジュアル系ではあるけど…
宮舘先生に推奨されたり、友達にも手伝ってもらってのこのコーデだ
正直、大分気合いが入ってる
「渡辺先生はともかく、私は宮舘先生にびっくりです」
「誰でもコレを着こなせるわけじゃねぇしな」
「まさしくこれが、舘コーデ」
「追いついていけないです…」
普段からちょっと変わってるな…とは思ってたけど
学校の外ということもあり、伸び伸びしてる気がするな…
独特な世界観の宮舘先生についていけてる渡辺先生って流石幼馴染なんだなぁ
「ところでなんだけどさ、莉音は、今日俺たちがきてること知ってるの?」
「知らないはずです。何も言ってません」
何となくだけど、言ったら反対そうだし…
言わない方が、上手くいくような気がするのは私だけかなぁ?
「アイツらのグループってどれ?」
「4番目の『Stargazing』です」
渡辺先生の手元にあるチラシを3人で見る
どうやら全5組中4組目にやるそうだ
昨日も何か揉めてたみたいだけど大丈夫かな…
「スター…なんて?星?」
「天体観測、です。深い意味は知らないですが…」
確か、メンバーの名前が入ってるって言ってた気が…
「涼川さんは、メンバーの方達とも顔見知りなの?」
「はい。何回も話したことあります」
みんなフレンドリーだし、コミュ力お化けだし…
ちょくちょく衝突もしてるみたいだけど、なんだかんだ仲良いみたいだし
「宮舘先生、終わった後、お姉ちゃんと会いますよね…?」
「そうだね。会いたいんだけど…」
ならば、ここで妹として人肌脱いであげますよ
私は宮舘先生を応援してますから
「終わったら楽屋まで来てって言われてるんです。私と一緒に来ませんか?」
この上ないチャンスだよね
お姉ちゃんは嫌がるかもしれないけど、私は2人にとって落ち着くところに落ち着いて欲しいな…
「お言葉に甘えてもいいかな…?本当、涼川さんには感謝だよ」
「いえいえ。私も宮舘先生にはたくさんお世話になっているので」
なんだかしみじみとした空気が流れる
宮舘先生は、どこか決意を固めたような表情をしていて、私も2人が上手くいくように願っている
「俺も行きたい」
この空気感を破るように、渡辺先生が声を発する
なんだか、ムスッとしてる気がするすけど…
気のせいだよね?
「全然いいですよ」
「ありがとな、涼川」
私に向かってフワッと笑いかけてくる渡辺先生
やばい、心拍数上がった…
顔、赤くなってないかな?
笑いかけてもらっただけでドキドキしてしまう私は重症なのかもしれない
「そろそろ中に入ろうか。翔太、涼川さんのことよろしく」
「あぁ」
「え?」
宮舘先生を筆頭に、ホール内に入っていく
私のことよろしくって…
何がよろしくなんですか!?
「ほら、行くぞ」
「あ…、ちょっ!」
半ば強引に右手首を掴まれる
有無を言わさずズンズンと歩いて行く渡辺先生に引っ張られていく
ちょっと待ってくださいよ!
「ここら辺にしようか」
「いーじゃん。な、涼川」
「は、はい…」
渡辺先生の奥にいる、宮舘先生にニコッと微笑まれる
その、笑顔は何ですか…?
チラシに目を移しながら、離された右手首を左手でそっと触れてみる
やんわり感じる温かさ
暗闇の中、心拍数は上がり続けたまま、ライブが始まるー